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Last-modified: 2024-04-17 (水)


[一語一絵/旅日記/北海道総決算2003冬]

ぶらぶら@札幌市中央区 / 2003-01-30 (木)

夜景(p1300019.jpg)
17:01 札幌駅前通りにて

お腹を満たした後は地下鉄かバスか迷ったあげく風景を眺められる路線バスで札幌中心部へ。しかしバスにありがちな「待っている時に限っていつまで経っても来ない」というマーフィーの法則に依り15分ほど待ちぼうけを喰らう。道路もやはりそれなりに混雑していたので時計台前に着いたのは15時40分

時計台の写真をちょっと撮った後、歩いて札幌駅へ。早速ヨドバシカメラに飛び込んで小型のカメラバックとフィルムを購入したドトールに腰を下ろし、時刻表を拡げて明日と明後日のスケジュールを検討する。

「まず昼は帯広で豚丼、夜は根室でエスカロップが喰いたい。となると夜行で折り返せば明後日のお昼は函館のラッキーピエロに行けるなぁ…」

というわけで15分で取り敢えず2日間のスケジュールを決定。早速札幌駅の旅行センター「ツインクルプラザ」で明日から7日間有効の『北海道フリーきっぷ』34,860円を購入。同時に2日分の指定券も発行して貰い、デイバックをコインロッカーへ預けてカメラだけ持って街へ出る。

ちなみに道外で事前にこの『北海道フリーきっぷ』を購入するにはJR各駅(JR東海・JR西日本を除く)の「みどりの窓口」や東京・大阪・仙台にある[External]JR北海道の「ツインクルプラザ」に行けば良い。詳しくは[External]JR北海道のWebサイトを参照。

ホントは大倉山とか北大とか行こうと思ったんだけど、とっぷりと日が暮れてもはや夕闇の気配なので「雪まつり」を控えて雪像作りが着々と進む大通り公園とか散策するに留まる。でも大通り公園よりも駅前通りのイルミネーションの方がキレイだった。

ちなみに17時半現在で気温-4.5℃。耐寒装備を着込んでいるもののじっとしているとやっぱり足元から寒さが凍みてくる。が、歩くと汗ばむほど暑いので、こりゃ歩くペースを考えないといけないかもかも....。逆に福岡空港で手荷物に入れたフリースは結局この後も一度も着ること無く終わってしまったし。

18時札幌駅で江別市在住の友人と合流。またまたお世話になります。f(^^;;

参照
(株)交通新聞社 北海道支社
道内時刻表
JR北海道
ツインクルプラザ一覧
札幌市
札幌観光協会
さっぽろホワイトイルミネーション
さっぽろ雪まつり


[一語一絵/旅日記/北海道総決算2003冬]

極楽@スーパーおおぞら 3号 / 2003-01-31 (金)

雪やこんこん(p1310028.jpg)
8:05 豊幌駅にて

さっそく朝から激しい雪。完全防備…からフリースの上着を一枚割り引いて、友人の出勤に合せて電車で札幌へ。

豊幌駅まで歩く10分ほどの間でかなり雪まみれになるが、これくらいの雪はそう珍しいモノでは無いだろう…と思いきや、13kmほど先の岩見沢始発の電車がいきなり15分以上遅れている様子で焦る。取り敢えず札幌駅での乗り継ぎは余裕があったので大丈夫だったが、9時始業の友人は遅刻避けられず…。合掌。

スーパーおおぞら 釧路行き(p1310031.jpg)
9:05 札幌駅にて

札幌からはJR北海道自慢の国内最強キハ283系振子式気動車、特急「スーパーおおぞら 3号」に乗車。

取り敢えずホームから写真を数枚撮った後、早速グリーン車のハイバックシートに身を沈める。初めてのグリーン車に緊張するが、女性客室乗務員からおしぼりとドリンクのサービスまで受けて、いたくご満悦(^.^)。

深雪の世界(p1310038.jpg)
10:43 トマム駅にて

定刻の9時6分札幌駅を発車。千歳付近は昨日と同じく雪のほとんど無い風景だったが、石勝線に入って追分を過ぎると車窓は再び北海道らしい雪景色、夕張を過ぎると次第に激しい雪へと変った。

占冠からトマムにいたる言わずと知れた豪雪地帯では吹雪気味に降っている。間違いなく氷点下で寒く厳しい深雪の世界を、暑いほど暖かい車内から呑気に堪能する。

2+1列にレイアウトされる幅広い座席は電動リクライニングのパワードシート。フットレストは言うまでもなくふくらはぎを支えるレッグレストまで装備する居住性は寝台車以上の寝心地かも…。極上の快適さに無職の分際でグリーン車でふんぞり返るという反社会的行為に対する良心の呵責もあっという間に失せてしまった。f(^^;;

参照
The Train Photographs
国鉄型車両ファイル


[一語一絵/旅日記/北海道総決算2003冬]

豚丼とお菓子の街@帯広 / 2003-01-31 (金)

豚丼(p1310040.jpg)
11:54 ぱんちょう@帯広にて

楽しい時間はいつも短いモノで、11時35分定刻通り帯広に到着。

1. スーパーおおぞら 3号 札幌09:06 → 帯広11:35

空気はやはり冷たいものの日高山脈を隔てた空は穏やかな青空、道も除雪されてほとんどドライコンディションだが、雪の溶けてないところはカチカチのアイスバーンだ。さて帯広と言えばまずは定番の豚丼。今回は元祖と言われる最も有名なぱんちょうへ向かう。

有名店にありがちな「行列してまでありがたがるほどウマくない」という風評もあって今まで一度も行った事がなかったのだが、駅から一番近いし取り敢えず平日の昼前で行列も無かったのでそのまま暖簾をくぐると意外に空席の方が多かった。

元祖に敬意を表してボリュームのある「梅」と「なめこ汁」をオーダー。10分ほど待っている間に席は埋り、食べ始める頃には行列が発生した。なるほど噂通りの人気店らしい。お肉も程よい厚さで香ばしく、あっさり系のタレも悪くはない。ただみそ汁とあわせて1,250円というのはいい値段だし、行列をしてまで…と考えると躊躇するところだ。

帯広の街角(p1310042.jpg)
12:26 帯広駅前商店街にて

元祖豚丼 ぱんちょう 梅:1,050円+なめこ汁200円 11時~19時 月,第1,3火曜定休
帯広市西1条南11丁目19 TEL:0155-22-1974

帯広はよく晴れていて暖かい。そうは言っても0℃にも満たないのだが、暖かいと感じてしまう順応性の高さは我ながらビックリ。全般的には歩道もドライなのだが思わぬところに潜むアイスバーンに足をすくわれぬ様、足元に注意しながら柳月大通本店へ。六花亭同様に無料でコーヒーサービスしているようだが、テーブルも無いのでは…というわけで、車内でのおやつにお菓子を2つほどテイクアウトする。

続いて本命の六花亭本店へ。いちごが旬ですねぇ~というわけで、いちごのケーキとサクサクパイでコーヒーブレイク。う~ん、しあわせ。「六花亭、あぁ六花亭、六花亭」YANO、こころの俳句。f(^^;;

帯広駅前で見掛けた、バミューダのジャージを履いても頑なにミニスカートとルーズソックスのスタイルを貫いていた女子高生にはビックリした。厳寒の地と言えどもオシャレ?に徹する誇り高き女子高生に拍手。凍結した歩道をものともせず自転車で走り回るヤクルトおばさんにも感嘆しつつ帯広駅へ。

参照
JR北海道
六花亭
北の自然菓 柳月
十勝のグルメ・観光 Chaiにおまかせ
十勝名物!豚丼巡り!
ぺこちゃんのTravel&Gourmet
豚丼のぱんちょう