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Last-modified: 2024-04-17 (水)


[一語一絵]

あるところにはある / 2007-01-18 (木)

昨日、[External]ラドン濃度で阪神大震災予知できた?と共に目に止ったのが、[External]火山監視に黄信号、金も人も不足…文科省分科会報告書という記事。正直驚いた。

漠然とした地震予知よりも火山噴火予知の方が国民にとって身近で切実なはず。地震関連に認められれば予算を得やすいという事情から放射線分野にも配分されるのも理解できるが、「地震予知より火山監視に金を使えよ」と思った。

ところがどっこい、さらに驚いたのが[External]月探査機「ルナーA」計画中止、別方法で月探査へという記事。1995年度に打ち上げる予定が一部の不具合から計画が大幅に遅れ、片や製作済みの母船10年放置された結果機材が劣化して使えなくなったと言う。

まさに「走り出したら止まれない」「決められた予算枠は変えられない」お役所仕事以外の何物でもない体たらくだ。他にもあるところにはあるんだよなぁ…

福祉を切り詰めて法人税を下げる政府には何を言っても無駄なのかな。

【参照】
●読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/
硫黄島が6週間で20cm隆起、水蒸気爆発の可能性 2007年1月12日
月探査機「ルナーA」計画中止、別方法で月探査へ 2007年1月15日
火山監視に黄信号、金も人も不足…文科省分科会報告書 2007年1月15日
ラドン濃度で阪神大震災予知できた?放医研など研究 2007年1月17日
●宇宙研 固体惑星研究グループ http://planeta.sci.isas.ac.jp/
┗LUNAR-Aミッションホームページ http://planeta.sci.isas.ac.jp/LUNAR-A/