4月末に2つのセキュリティホールが明らかになっていたOperaに待望の日本語改修版7.11がリリースされた。
6/8 山口県豊北町にて |
しかし英語版から1ヶ月遅れというのはかなり印象を悪くしたように思う。相次ぐセキュリティホール発覚に苦言を呈されることの多いMicrosoftだが、なんだかんだ言っても対応まで考えるとよくやっている方だと言えよう。
変って、メールサーバーのウィルススキャンによる検出通知メールで顧客約2600人分のメールアドレスが漏洩したという話し。そもそもBugbearに感染したという時点で「なんだかなぁ」なのだが、サーバーソフトウェアのデフォルト設定がプライバシーにナーバスな現代に即していないというのはちとビックリ。InterScan VirusWallのユーザーは「サーバー管理者だけに検出の通知メールを送信する」ように設定を見直しましょう。
ついでにISDNの加入者が減少という記事。そういえばついこないだまで『インターネットにはISDN』と威勢が良かったのがウソのような昨今、これもまた良い技術が必ずしも商業的に成功するとは限らないと言う事か。
【参照】
●日経IT Pro
-ウイルス検出自動通知によるメール・アドレス漏えいに注意,近畿日本ツーリストで発生 2003年6月11日
-セキュリティ・ホールを修正した「Opera 7.11 for Windows 日本語版」が公開 2003年6月12日
-ADSLで明暗,総務省発表の通信サービス回線数。加入電話が増加に転じ,ISDNがついに減少へ 2003年6月12日
●Opera 日本語サイト
-Opera日本語版のダウンロード
●NTT東日本
-INSネット64のメリット