YANO's digital garage

Copyright ©YANO All rights reserved. https://www.bravotouring.com/~yano/

Last-modified: 2024-04-17 (水)


[一語一絵/ツーリング/2003]

Feel fine! / 2003-06-08 (日)

昨日にも負けず劣らずの晴天の下、実家に行く野暮用もあったので久々の東行きで、7時半にスタート。

海士ヶ瀬戸と角島大橋
山口県豊北町角島大橋にて

昨秋の北海道行き以来か?というくらい久々のR3東行き。正面から朝日を受けて気分も高揚。スパークプラグを交換した効果で4000回転以下のトルクが復活。高回転域のレスポンスもがぜん良くなって、追越し加速の安定感も大幅アップ。

9時前に実家を通過、関門トンネル100円を抜けてR191へ。陽光を受けてエメラルドグリーンに輝く山陰の海を眺めながら快走。特産の「夏みかん」にちなんだと言われる目立つオレンジのガードレールも山口県ならではの風景だ。10時半には特牛を通過して角島大橋に到着。

2000年に開通したこの橋は無料の一般道として国内最長の1780mの長さを誇る。しかし、何と言っても特筆すべきは両側に広がる海の美しさ。沖縄の海中道路にもひけを取らない国内でもベスト5に入るツーリングポイントであると断言できる場所だ。

八重山並みの美しさを魅せるキレイな海士ヶ瀬戸の写真を撮った後、『Feel fine!』by 倉木麻衣を口ずさみながら橋を渡って「しおかぜの里」へ。今日は朝メシも喰ってなかったのでレストラン横の軽食コーナーでチラッと目に入ってきた鯨カツカレー500円を食す。カレー自体は露店のカレーという雰囲気そのままな不味からずウマからずだったが、5切れ載った鯨カツは揚げ立てという事も手伝って「鯨肉ってこんなにウマかったっけ?」という程ウマウマ。腹ぺこライダーとしてはいささかボリューム不足だが、軽食としてはなかなかの掘り出し物であった。

広々とした千畳敷の景色
山口県日置町千畳敷にて

11時半にリスタート。せっかくの好天で海もキレイなので足を延ばし、12時20分日置(へき)町千畳敷へ。

ここは標高333mの高台に広がる草原から日本海を見下ろせる穴場の絶景ポイントだが、今日はフリマ開催中でちょっと賑やか。ちょっと靄っているのが残念だが、風も穏やかで実にまったりしたイイ感じ。夏の気配を感じる陽射しを浴びて思わずソフトを所望してしまうのは悲しい性か。

優しい潮風に顔を撫でられつつ30分程軽くお昼寝して、13時半にリスタート。この際なんで秋吉台まで足を延ばそうか?とも思ったのだが「過ぎたるは何とやら」と自重し、おとなしく帰投を決める。

とは言うもののかなり暑くなってきたし、何より来た道を帰るのもあれなので、今度はR491で山越え。プラグ交換の効果テキメンでタイトな山道もスムーズかつリズミカルなライディングで軽やかにパス。我ながらイイ感じだ。

何て言ってる間に県道34号線にスイッチして下関市街地へ。さすがに市街地の信号停車はかなり暑い。もう今回で3シーズンジャケットはお役御免、次は夏用のメッシュジャケットの出番だな。

帰りはフェリーかな?と思っていたのに程なく関門トンネルの入り口に出てしまったので、おとなしく100円を払ってトンネルを抜けて15時前戸畑の実家に到着。

あら千畳敷って北九州からたかだか80km、1時間半の距離だったんだ。と我ながらビックリ。それにしても今日は暑かった、というわけで一足先に夏を感じた333kmのFineクルーズだった。

【参照】
しおかぜの里 角島
日置町