黒崎駅西地区市街地再開発事業の核として2001年11月に開業した商業施設コムシティがわずか1年半で経営破綻。
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| 黒崎駅前、コムシティ |
運営会社の黒崎ターミナルビル株式会社は5月19日に民事再生法を申請したものの2日に破産宣告を受け、営業を続けていた店舗も今月15日をもって閉鎖されることになった。
約130億円の負債総額はともかく、あっさり断られたテナント賃貸料の値上げという子供騙し以外にまともな再建策を立案する事もなく、たった2週間で再建を断念したいうやる気の無さには開いた口が塞らない。
期待を寄せていた地元はもちろん、約35億円を出資している北九州市の後ろ楯を信用して出店したテナントからするとまさに裏切られたと言う気持ちだろうし、PSAとの事業実施協定締結が失敗に終わりがぜん雲行きが怪しくなっている「ひびきコンテナターミナル」の関係者も気が気ではないだろう。
約18億円もの赤字で終わった「北九州博覧祭」から続く失策に末吉市長の責任が厳しく問われるのは間違い無い…と思ったのだけど、そういえば今年1月の市長選で再選を果たしたばかり。こういう市長を許していていいのかしらん？
【参照】
●黒崎ターミナルビル株式会社 http://www.com-city.tv/
●北九州市
-副都心黒崎のホームページ
-市長記者会見資料 黒崎ターミナルビル株式会社について (PDF)
2003年5月19日
