今週は月曜日以降ずっと好天に恵まれ、桜も一気に満開になるほど暖かかったのだが、明日は雨という予報に急かされるように久々の出動を余儀なくされる。洗濯をちゃっちゃと片付けて8時15分にスタート。
ニュースでは霧が出ているという話だったが、福岡の空は曇に覆われている気配。確かに蒸す感じがあり、17℃もある気温と相まってジャケットを羽織って動くと汗ばむほどだ。
毎度おなじみR3を南下し、針摺から県道112号線にスイッチし、いつものシェル天山SSで給油。しかし127/L円とは1ヶ月で10円も値上げ!?かと言って入れないわけにも行かないしなぁ。ぎゃふん。その後もいつものように県道53号線へ…と無意識に向かってしまったところを慌てて戻ってR200から県道77号線へ。
R386バイパスから土手ロードで通過。R210と繋いで日田一品街に9時50分着。給油と道を間違え遠回りした事を割引けば1時間半を切る勘定で、最速ルート当確と言えよう。
ちなみにここまでのルート沿いでも市町村合併があったので補足しておくと、3月22日から(旧)夜須町と(旧)三輪町が筑前町に、3月20日に(旧)浮羽町と(旧)吉井町がうきは市に、3月22日に(旧)日田市、(旧)上津江村、(旧)中津江村、(旧)前津江村、(旧)大山町、(旧)天瀬町が日田市になっている。
また来年3月20日には甘木市、朝倉町、杷木町が(新)朝倉市となるが、もう勘弁してください。
トイレとコーヒーブレイクの後、忙しなくR210を東へ。どこもかしこも酔うほどに桜が咲き乱れているが、こう一気に満開になるというのも勿体ない気がする。まぁそれはそれとして、はらはらと花びらが舞い踊る情緒ある風情の中を快走。
山水亭にて、豚キムチ丼 |
水分峠からやまなみハイウェイに入ろうかと思ったが、山水亭昼前必着を重視で野矢から県道710号線〜やまなみハイウェイへ。
雄大な景色が拡がる飯田高原を爽快に、ツイスティなワインディングが楽しい牧ノ戸峠を豪快に、遠くに霞む阿蘇涅槃像を望む瀬の本高原はゆったりと快走して山水亭へ。
実のところ今日は「トンカツ定食(卵とじ風)」を喰うべしと思い続けてきたのだが、店頭の看板に燦然と輝く待望の新メニューの文字に迷うことなく「豚キムチ丼」840円をオーダー。主役の豚肉は厚みがあり味もしっかり。自慢の地鶏卵を少し絡めて炒めているところが山水亭流だ。キムチはほとんど辛くないので辛いのがダメな人でも大丈夫。旨味的には充分だが、個人的にはもっと辛くあって欲しいとこだなぁ。
不動のエース「あんかけチャーハン」と並び評するのはちと時期尚早だが、山水亭のメニューに並ぶだけの資格はあると思う。いかんせん地鶏を活かした山水亭らしさという点ではちょっとインパクトが弱いのが不安点で、有名過ぎる「オムライス」の陰でレギュラー争いに敗れて早々に消えていった新メニューも珍しく無いだけに今後の動向は要注目。
産山村にて |
山水亭関連でもうひとつ朗報。10月までは休み無しで定休日の月曜も営業するそうだ。平日でもマイクロバスで大挙してやってくる元お姉様方がおられるし、それ相応の集客を見込めるという積極的な判断だろう。我々のような気まぐれ個人客にとっても定休日の心配をしなくて良いというのはありがたい事で、陰ながら応援したい。
正午にリスタート。新定番のミルクロード東コースからR57、県道131号線と繋ぐ快速快走ルートを堪能。野焼きが済んで黒々草原はパッと見こそ荒涼とした雰囲気だが、早くも所々に若葉が芽生え始めており自然の力強さをひしひしと感じる事が出来る景色だ。
そういう事もあって個人的には一番好きな春の風景かもしれないなぁ。華やかな桜の景色なんかよりも逆に。
13時前には久住高原はいつものどこでもかふぇTONCHANへ。「ケニア2」350円を所望。陽射しは翳っているものの風も穏やかでジャケットを着ていると汗ばむほどの陽気だ。まったりした空気に席巻さて30分ほどゆるりと歓談。
帰り道、いつものように耕きちの湯へ。400円。今日も硫黄臭たっぷりで白濁のお湯は風情満点。湯上がりの肌に涌蓋降ろしの風がなんとも心地好い。小一時間のんびり温まってから帰投。
勝手知ったるファームロードを快走した後は日田市街地を避けてR211にスイッチ。3月28日から東峰(とうほう)村となった宝珠山〜小石原も特に変わりなく。淡々と嘉麻峠を下ると県道90号線にスイッチ。来年3月27日に嘉麻市となる嘉穂町と碓井町、桂川町〜筑穂町〜篠栗町を抜けてR201博多東バイパスへ。最後にファミリーユサ福岡東店でオイル交換。
17時半に帰着。ここ数週間の憂さを晴らした355kmのリフレッシュツーリングだった。