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金曜日は纏まった雪が降った北部九州。立春の今日は暖かくなるという予報だが、思いの外寒かった昨日の予報を踏まえてブレスサーモのミディアムタイツとウィンドストッパーを起用。今季最強の装備を身に纏い、9時15分にXLR125Rスタート。
榎田のオーバーパスを一気に超えて、そこそこ交通量の多いR3福岡南バイパスを軽やかに南下。立春の陽射しは文字通りぽかぽかと暖かく、目映いばかりの陽光と相まって季節が二ヶ月ほどタイムスリップした印象。
針摺をガツンと曲がって県道112号福岡日田線へスイッチし、いつものように山家付近から県道77号筑紫野三輪線に繋ぐ。頭上は気持ちよく晴れ渡っているが、遠く見えるはずの三納連山は霞の彼方で、まさに春の雰囲気。
R386甘木朝倉バイパスもノンストップ。ProTrekを忘れてきたので温度はわからないが、体感的にも確実に暖かい。土手ロードからR210へ繋ぐいつものルートをいつものように、以下同文。
11時に日田一品街着。出掛けにチェックした朝8時の気温は2.6℃だったが、寺内トンネル手前の温度表示はなんと10℃だった。気温が下がる石井近辺はやはり寒かったが、法面には雪のかけらもなく一昨日の積雪は微塵も感じさせない。
山水亭にて |
そのまま勢いでファームロードへ行こうかとも思ったが、亀石峠を超えられなかった場合はたいぶ戻らなければならないので、往路は手堅くR212経由で杖立・宮原周りのアプローチ。この霞みようではどうせ亀石峠からの展望は絶望的だ。
R212も停滞することなく快調に流れ、足の短いXLR125Rにあわせて小国町宮原の交差点にある柴尾石油でピットイン。予想通り石井の九石より安い\126/Lに、してやったり感まんまんだ。ここまで下城を過ぎたあたりで道ばたに雪が残っていたくらいなので、瀬の本まで楽勝な気配。
そのままR442へ進路を取る。田の原を過ぎると沿道に残雪が顔を見せ始めたものの、黒川温泉入り口の電光表示に規制情報は無し。ていうか、気温表示は10℃になっており、やはり3月頃の雰囲気だ。
この先の林間セクションにも殆ど雪はなく、高原の北側法面に辛うじて残っている程度。ところどころ濡れている路面の泥跳ねを気にしながら、12時過ぎに山水亭着。
本日のチョイスはアンチ鳥インフルエンザの意味合いも含めて「地鶏丼」\840をガッツリ。あな、うまし。
熊本県産山村にて |
食後はお待ちかね雪遊びルートへ。しかし、ヒゴタイ公園上のデンジャラスゾーンですら僅かに雪が残るのみ。残ってるとこは10cm近くはあるだが、昨日・今日の暖かさでほとんど融けてしまった模様。せっかく軽量・非力のXLR125Rで来たのに軽く残念。
しかし、R442手前の林間セクションではしっかり圧雪路が残っていたので、取り敢えず大儀は立ったか。
13時15分にどこでもかふぇTONCHAN到着。今日もスキーシーズン限定ブレンドの『彩雲の願い』\350を所望。前回以上に風が無くぽかぽかな久住高原であった。
14時15分にリスタート。帰りはファームロードの実走調査。田の原セクションではストレートのヒルクライムを終えて橋を渡った後の上りにザラメ状の雪が残っていたが、ロードバイクでも低速であれば問題無い状況。日田側セクションも、トンネル脇の林間セクションが厳しいかなぁ、というくらい。年末に全面凍結していた箇所は問題なし。
久住町白丹にて |
しかし、ここまで溶解しかけたジェル状になっているポイントが多く、走行に支障はないものの泥跳ねで汚れる事甚だしい。ちなみにこの雪が溶けた液体には凍結防止剤という呼ばれる塩化物が多量に含まれている事から、そのまま付着させていると鉄製品を錆びさせる事が知られている。定番の温泉を見送ったのも、「早めに帰ってバイクを洗っとかないと」と思ったからだ。
この先、亀石峠も通れる可能性は非常に高いが、長いジェル状の区間が続くことが予想される。という事でこれ以上ファームロードに固執しても得るものは少ないので、曽田の池から天瀬町出口の集落へ下り、県道12号天瀬阿蘇線へエスケープすることに。
でもって県道674号岩戸五馬日田線を挟んでスカイファームロードひたに復帰。というわけで、図らずも往復共に12月30日と同じルートを辿る羽目に。
日田一品街で一息入れた後は、いつものルートを流して福岡市内へ。ESSOエクスプレスのセルフ二又瀬SSR:\112/Lでピットインして、16時52分帰着。
しっかり洗車して凍結防止剤の除去も万全。275kmのFun Rideだった。