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三宅島の全島避難が解除されて2年という事だが、解除された年に福岡県西方沖地震があった事と、そもそも噴火で全島避難したのが2000年9月と時間が経っていたので心象的にはだいぶ薄い気がする。
そこで東京都と三宅島が打ち出している復興イベントが三宅島オートバイレース大会(仮称)。石原都知事が以前からトップカテゴリーによる最高峰ロードレースに執着していたようだが、どうやら125cc以下クラス(改造有)のロードレースという現実的かつ庶民的なところに落ち着きそうな気配なので実現性は高いと思われる。コース設定は約30kmの一周道路を走る公道タイムトライアルで、開催期間は11月9日(金)~11日(日)。出ようとは思わないが、観に行きたいなぁ。
島の公道レースというと思い出すのはマン島TTレースだが、案の定5月末には都知事、八丈町長、三宅村長が連れだって視察に行った模様。しかし観戦したのはTTレースではなく前座レースだったそうだが、取り敢えずお役所的にはそれなりの経費を投じて首長がわざわざ現地を観に行ったという事実はそれなりに重要なのだろう。
しかし、速度規制のない西洋の島で100年かかって育まれた伝統を、東洋の島国のさらに小さな離島にコピーしたところで根付くわけがないので、宮古島のアイアンマンレースのように独自のレース文化が育ってくれるといいかな。できればロードだけでなくモトクロスやトライアルも共催したり、季節的にも夏の方が盛り上がると思うのだが、まずは第一回目が無事成功するよう祈りたい。ちなみに当局はレースの名称を募集している。締め切りは平成19年2月28日(水)。最優秀賞には賞状と副賞が贈呈されるらしいので、我こそはと思われる方はぜひ。
なお玄海島もこの春には県営住宅が完成し復興に弾みが付く。五輪候補地選定で苦汁を飲まされた某市長だったら「玄海島か志賀島で一周レースを」なんて言い出してたかもなぁ。(笑)
島興しと言えば、トカラ列島の鹿児島県十島村が大騒ぎになっている。というのも、2009年7月22日に皆既日蝕が観られるのだが、皆既日蝕対策の現状によると
- 今世紀最長6分39秒の皆既継続時間を誇る
- 次は日本国内の陸地から観測できるのは2035年9月2日
- 国内でも鹿児島県の種子島南部から屋久島、トカラ列島、奄美大島北部 そして小笠原が皆既帯に入る。中でも悪石島は皆既中心に近く、観測時間も午前11頃で太陽高度も高い
当日は福岡でも96%食となるので、にわか天文ファンとしてはこの程度で十分かな。でも、取り敢えず日蝕の前にトカラ列島へ行っておきたいなぁ。
【参照】
●YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/
┗三宅島で二輪レース、復興の起爆剤に 2006年12月14日
●Sankei WEB http://www.sankei.co.jp/
┗三宅島でオートバイレース開催へ 2006年12月14日
●JanJan http://www.janjan.jp/
┗三宅島全島避難解除から本日丸2年~非帰島島民の訴え 2007年2月1日
●三宅村 http://www.miyakemura.com/
┣第1回三宅島オートバイレース大会
┗三宅島オートバイレース大会(仮称)の名称を募集します!!
●三宅島オートバイレース実行委員会 http://www.miyakejima.or.jp/
●小林ゆきBIKE.blog http://yukky.txt-nifty.com/
┗石原都知事ら視察団のニュース~マン島TT
●Official Site of the Isle of Man TT http://www.iomtt.com/
●鹿児島県十島村 http://www.tokara.jp/
●ブログで離島応援計画 十島村(トカラ列島) http://tokaratoshima.spaces.live.com/
┗(22)皆既日蝕対策の現状 2006年11月26日