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Last-modified: 2024-04-24 (水)


[一語一絵/ツーリング/2000]

13th、阿蘇 / 2000-10-21 (土)

ススキと根子岳
11:11 大観峰にて秋を撮る

今日は朝から気分爽快。まずはインターネットで天気をチェック…と接続したらついつい掲示板を巡回してしまい、あっという間に8時近く。朝食も摂らずに慌てて出動し、ハイテンションなアドレナリン全開走行で何も考えずにR3を南下。ふと気が付いたらもう久留米で、ここまで来たら阿蘇に行くしかない。およそ2ヶ月ぶりである。道の駅「鹿北」で休憩した後は例の如くグリーンロードからミルクロードへと繋ぐお気に入りのルートを快走。

ミルクロードを駆け登ると一気に気温が下がり、風が冷たくなってきた。2ヶ月前は青々として躍動的だった草原は、主役をススキに代えて秋の静けさと落ち着いた装いで迎えてくれた。11時には大観峰に到着。

牧ノ戸峠の紅葉
13:23 牧ノ戸峠の長者原側

コーヒーブレイクの後は、やまなみハイウェイからR442と繋いで久住町あざみ台スカイパークでお昼。だんご汁定食(800円)に満足したところで、もう少し足を延ばして、さらに黒胡麻ソフトに舌鼓を打つ。デザートは別腹である。(笑)

それからやまなみハイウェイに戻って牧ノ戸峠へ。峠付近はちょうど紅葉のピークで、今年はここ数年で一番色付きが良いように思う。ちょっと曇っていたので写真映えしなかったのが残念だ。

その後は飯田高原まで下ってやまなみ牧場・まきばの温泉館で温泉休憩。お湯は筌の口温泉と似た感じで少し固めで鉄臭さがある。内湯(+牛乳風呂)と露天風呂があって500円というのは可も無く不可も無く。新しい施設という事もあり、空いているので穴場として押えておく価値はある。

帰路は四季彩ロード…と思ったが、何となく県道で宝泉寺の方へ周る。R210へ出た後はいつもの快速ルートを飛ばして17時に帰着。340kmのFun Ridingであった。

そして待望の日本シリーズ第1戦、立ち上がりの悪い若田部が捕まるも城島、松中のホームランで追い付き、勝利の方程式に持ち込んだ後は代打ニエベスの決勝ホームランで先勝!! ジャイアンツ、恐るるに足らず。はっはっは。(^^)v


[一語一絵]

博多ムービー ちんちろまい / 2000-10-18 (水)

[External]キャナルシティAMC13『ちんちろまい』を観た。邦画でしかも博多を前面に出している事もあってそれほど期待をしていなかったのだが、結論からいうと予想を遥かに下回る超B級映画だった。オープニングのセスナ墜落シーンはどうみてもプラモだし、脱出したパラシュートの合成も中学生レベル。まぁ出来がいいとか悪いとかいう以前に脚本もチャチ。詳しくはネタバレになるので書かないが、かつて類を見ないほどのくだらなさ。最後に天本英世が出る下りなんざ、くだらないにも程があるちゅうもんだ。

だからつまらなかったかというと、なぜか観終わった後はスカッと爽やかで足取りも軽かった。映画というのは単純なモノではなく、裏切られた快感と「ここまでくだらないか?」というくだらなさが逆に面白かったような気がする。いくら仕事がつまらなくても、この映画に比べればまだマシかな?と思う。『踊る大捜査線』もかなり面白かったが、この映画も別の意味でまた同じくらい面白いと言えよう。

水曜のレイトショーとはいえ144名収容のシアターに観客はわずか10人ほど。製作委員会の事務所から数十mと離れぬお膝元というのを考えると、公開打ち切りもそれほど遠くなさそう。DVD化されるかどうかも怪しいと思うので、どれほどくだらないか自分の目で確かめたい人は最寄りの映画館に急ぐべし。

取り敢えず、福岡県に所縁のあるタレントってたくさんいるなぁというのがわかったのと、すぐそこにある風景が映画としてスクリーンに映し出されている不思議さを感じた。それにつけても牧瀬里穂は可愛かった....。(^^)


[一語一絵]

訃報 / 2000-10-13 (金)

1999年のパリーグホールド王で、[External]福岡ダイエーホークスの初優勝に多大な貢献をした藤井将雄投手が、間質性肺炎との闘病生活の末に若くして天に召される事となった。享年31才、あまりにも早すぎる、そして悔しすぎる死である。

7日の試合に「15 FUJII」を背負ったハリーホーク人形がベンチ入りし、そして王監督と一緒に胴上げされた事を思うと、その頃からもう随分悪かったのかな。また千葉で優勝を決められなかった事も、できるだけ藤井投手の病院の近くで胴上げをしようという無意識の力が働いていたのかもしれないな。と思う。

来シーズン以降の復活を信じ、これから[External]福岡ダイエーホークスの黄金時代を支える右腕を失ったナインやスタッフのショックは計り知れないが、病に倒れて実力を発揮する事ができなかった藤井投手本人の悔しさはそれ以上だったのではなかろうか....。来る日本シリーズでは思う存分の力を発揮して、志半ばで息絶えた藤井投手の霊前に胸を張って報告ができるよう期待したい。

関連サイト:[External]藤井将雄公式ホームページ


[一語一絵]

ぐうたらな一日 / 2000-10-08 (日)

朝7時400RR氏に電話で起こされる。「晴れてきたけど…」という事でカーテンを開けるとホントに薄日が射していた。が、もうすでにホームページでアナウンスして、気分的にも今日は行かないモードに入ってしまっているので、やっぱり行かない事にする。

どこか近場で行けるかな?と思いつつ9時を過ぎて路面も完全に乾いたのを見計らって、取り敢えず優勝記念グッズを買いに[External]福岡ドームへ。なんというタイミングの悪さか、少しばかり雨に降られる。が、取り敢えず遠出は避けておいて正解だった。去年同様にタペストリー等をGetした後は、遠出を断念しおとなしく帰還。

その後もホームページを祝勝モードにした以外はなんとなくやる気にならず、TVを見たり昼寝したりして珍しく家でゴロゴロ。ちょこちょこ雨が降ったり止んだりしてたので、取り敢えずツーリングは中止して正解だったが、何ともぐうたらな一日を過ごしてしまった。

F1日本グランプリもポイントリーダーのシューマッハが勝ってチャンピオンが決定し、事実上のシーズン終了。今年もスパ以外はほとんど戦略で勝ち負けが決しつまらないシーズンだった。やはりトラック上でのバトルが見られるWGPの方が面白いんだけど、どこか地上波でやってくんないかなぁ....。


[一語一絵]

歓喜!福岡ダイエーホークス パリーグ2連覇!! / 2000-10-07 (土)

ペナントレースもいよいよ大詰め。マジックを1としながら2日間の足踏みという、胴上げを地元最終戦に持ち込む為の憎いばかりの演出もあって、朝からローカル番組はホークス一色。食料と飲み物を買い込んで、18時半から去年と同様にTVにかじりついて応援。

立ち上がりから田之上とオリックス金田の好投で緊迫した投手戦が展開。3回表1アウトランナー3塁のピンチも柳田のファインプレーで脱し、そして6回裏に4番小久保の打球がレフトスタンドに美しい弧を描いてついに1点先制。田之上の後は渡辺、長冨、ペドラザと繋ぐ2000年型勝利の方程式

20時42分、最後のバッターをショートゴロに打ち取って見事にオリックス打線を完封。王監督が「連覇は10倍難しい」と言っていたV2を達成。再び48000人スタンド総立ちの福岡ドームに舞った。

工藤が抜け、城島がケガで長期間戦線を離脱してのV2達成は、坊西、渡辺、鳥越を始めとする新しい力の台頭なくしてはありえない。この選手層の厚さを目の当たりにして、「本当に強くなったんだなぁ」と嬉しく思うと同時に、チームの地盤を作った故根本陸夫球団社長に心から感謝したい。

話は変わって国設海の中道海浜公園志賀島のアクセス路として欠かせぬ県道59号線(志賀島和白線)

4車線のバイパス化された後も引き続き供用されて、博多湾を隔てて福岡ドームや福岡タワーの夜景が楽しめるドライブコースとして利用されてきた旧道が、ついに11月6日以降は通行できなくなる事となった。

海の中道海浜公園が拡張される事により、昼間の行楽ポイントとしての価値はかなりあがるのだが、数少ない福岡の夜景ビューポイントの中でも最も好きな場所だっただけに、事実上立入ができなくなってしまう事は残念である。