先日のマザーボード交換以来、DisplayPortで接続しているディスプレイが不意に省電力モードに入ってしまう事があり、マウスやキーボード操作で復旧せず難儀する事が度々ある。
ガラ空きなのに満車な珍百景 察するところ釣銭切れか? |
DisplayPortはまだ枯れてないのかな…?と思い、DVIインタフェースを持ったATI Radeonのエントリクラスを物色。譲れない条件はファンレスのみ。2スロット分占有するのはファン冷却でも同じだし。動画再生支援(UVD)があれば3Dパフォーマンスは不要。ロープロファイル対応であればベター、という条件にマッチし4,000円以下とお手頃価格なところで玄人志向のビデオカードにロックオン。
GPU | Radeon HD 4350 |
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Code Name | RV710 |
Process | 55 nm |
Core Speed | 600 MHz |
Memory | DDR2 800MHz 64-bit |
Shaders | 80 |
Shader Model | 4.1 |
DirectX | 10.1 |
Power (TDP) | 22W |
というわけで、早速ヨドバシ博多へ。最初は700円ほどしか違わないRadeon HD 4350の512MB版を買おうと思ったのだが、1920x1200の32ビットカラーでも必要なメモリ容量を計算すると9MB弱。Zバッファを多用する3Dアプリケーションを駆使しない限り256MBでも充分お釣りがくる。
逆に512MBあっても無駄な消費電力と発熱が増えるだけなので、256MBメモリのRH4350-LE256HD/HSを購入。3,280円也。
さてFoxconn G45MのオンボードGMA X4500HDと比較してどれくらい上がるかと思ったら、Windowsエクスペリエンスインデックスではゲーム用グラフィックスは4.6→5.8に上がったものの、400MHzと遅いメモリクロックが災いしたかグラフィックスは4.7→3.6と下がってしまった。
まぁ、タスクマネージャーでも体感的には良くも悪くも大差無いので気にしなきゃいいのだが、GMA X4500HDも侮れないんだねぇ。Catalyst Control Centerでメモリクロックを540MHzまで上げたらグラフィックスが3.6→4.3まで上がったので良しとしよう。
気になるヒートシンクの冷却具合だが、クロックアップ後に1時間ほどTVを観ながら普通に使ってる状況で35℃と全く問題無し。
【参照】
●玄人志向 http://www.kuroutoshikou.com/
┗RH4350-LE256HD/HS
●AMD http://www.amd.com/jp-ja/
┗ATI Radeon™ HD 4000 シリーズ・グラフィックス
●AMD | ATI http://ati.amd.com/
┗ATI Radeon™ HD 4350 Graphics Technology