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Last-modified: 2024-04-17 (水)


[一語一絵/ツーリング/2001]

すべての道は阿蘇へと通ず。11th阿蘇 / 2001-06-09 (土)

「晴れ」の予報にかけられた大きな期待とは裏腹な薄曇りに寝過ごし、8時に目覚める。すっかりテンションはニュートラルに落ちてしまい、かといって新聞を読んだ後はやる事も無くなったので、取り敢えず山の方に行って温泉に入って昼寝でもするか〜、と目的地を小国町奴留湯温泉に設定し、地図もデジカメも持たずに9時に出動。

例の如くR3を南下し県道77号線からR386バイパス甘木へ。県道33号線を南下して両筑橋を渡ったところで、いつもなら筑後川土手ロードに出るところだが、今日は川を渡る風も妙に蒸暑かったのでそのまま直進。うねうねした山道を登り耳納スカイラインに抜けた。

標高500m〜800mの耳納スカイラインはさすがに涼しく快適。湿度が高いせいで展望は霞んでイマイチなのがちと残念だが....。1.5車線の林道なので対向車や路面に細心の注意を払いながら快走し、合瀬耳納峠から星野村へと下る。しばらく県道57号線を淡々と矢部村方向へ流すが、で別れて県境を越える。いつしか頭上には青空が広がっていた。

大分県前津江村へ入るとすぐに奥日田スーパー林道へと進路をとり、またしても1.5車線のタイトでツイスティな林道を淡々と走る。雑草が生い茂ってコーナーの見通しが悪いうえに、落石や路面の荒れも多くて気が抜けない....。しかも車はほとんど走っていないが故に時折現れる対向車、停止車輌に必要以上にドッキリする。12時過ぎ椿ヶ鼻ハイランドパークに到着。さっさと昼メシを済ませて、釈迦岳山頂のレーダー基地まで10分弱で豪快に駆け登る。霞んでいなければさぞかし絶景だっただろうなぁ....。

爽快、ミルクロード
爽快、ミルクロード

引き続き落石やら路面の穴ぼこに注意しながら淡々と南下を続け、竹原峠に抜けた後はR442を下る。このまま真っ直ぐ行けば小国町に抜けたのだがR442は最近何度も走っているので、どうせなら走った事の無い兵戸スーパー林道を走っていこうと遠回り。

鯛生金山から広狭混在する県道9号線を経て兵戸スーパー林道へ。同じ1.5車線の林道とは言えこちらはオートポリスへのアクセス路でもあり時折クルマも走っているせいか、奥日田スーパー林道よりも良く整備されていて走り易い。展望はほとんど開けないが、逆に木々に囲まれて非常に涼やか。

オートポリスから県道12号線へと抜けると、シーンは今までのタイトでツイスティな山岳コースから高原の豪快なワインディングへと一変。アクセル全開(気分)で一気に尾ノ岳を越え、またしても阿蘇。タイトな林道で鬱積したストレスをミルクロードのハイスピードクルーズで解放する。そして大観峰14時半到着。

ソフト休憩のあとは、やまなみハイウェイ瀬の本からR442ファームロードわいたと繋いで、小国町奴留湯温泉にやっと到着。15時過ぎであった。

いやぁ〜走った走った、というわけで湯に浸かったまま30分程熟睡。ここは湯温38℃とぬるいので逆上せる心配が無いのがありがたい。何ともいい心地であった。(^^) 帰りはR212を大人しく走り、松原ダム手前から県道12号線県道674号線日田に抜けた後はいつものルートをノンストップで18時半に帰着。

336kmのバラエティツーリングだった。