中尊寺にて |
有給休暇とJASのバースデー割得を利用して秋のスペシャルステージ『みちのくひとり旅』と洒落る。
9日はJAS931便で仙台入りし、中尊寺へ。紅葉はまぁまぁであったが天気が下り坂でだんだん薄暗くなってしまったのが残念。その後、田沢湖まで足を延ばして田沢湖YHに宿泊。時期的に一人ぼっちかな?と思ったが、名古屋のライダーと同宿となり遅くまで楽しく語り合った。
10日は乳頭温泉へ足を延ばした後、盛岡に戻って高速バスで秋田県小坂町へ。友人オズマ氏と4年振りの再会を果たし、秋元温泉に連れて行ってもらう。
そのままオズマ氏宅へ御厄介になり、秋田名物の「きりたんぽ鍋」をつつきながら、昨年惜しくも亡くなったDOJIO氏を偲びつつまた夜遅くまで語り合った。温かくもてなして頂いたオズマ氏ご夫妻に心より感謝。m(__)m
弘前城公園にて |
11日は、これもDOJIO氏ゆかりの弘前城公園を散策し、午後のJAS918便で晩秋の青森に別れを告げる。雪を頂いた八甲田山、鳥海山、月山、そして佐渡島上空からは遠くに霞む富士山まで見えたのは嬉しかった。
短期間の旅であったが、やはり事ある毎に東北大陸独特の素朴な温かさをそこはかとなく感じた。そういう意味でもDOJIO氏の愛した、にっぽんの故郷「みちのく」には旅の原点があるような気がして、なかなか奥深い。
また今回は飛行機と新幹線・バスを駆使し久々に点と点を結ぶ旅としたが、待ち時間を逆手に取ってちょっとした駅前の路地に入って時間を潰してみたり、駅弁を味わったり車内の雰囲気や東北訛りに耳を傾けたりして公共交通機関を使った旅ならではの良さも再確認した。
また不自由さを味わった事で、バイクでの旅の楽しさを改めて見直す事もできたような気がする。今回時間の都合で行けなかった場所も多いので、今度はまたバイクで行かなければ!!