ソニーのエンジニアかないまること金井隆氏の協力の下で生まれ、オーディオマニアに絶賛されたSACDの名盤、2007年のcamomile Best Audioから8年半。
camomile Best Audio 2 |
待望の第2弾、camomile Best Audio 2(SACD)が3月2日に発売。
確定申告が終わりようやく落ち着いて聴けるようになった。
今回も全曲マルチチャンネル対応だが、2chステレオでも「高さ」が感じられるような造りというのだから興味津々。ASCII.jpの記事によると
さて、camomile Best Audio 2の制作にあたり、阿部さんと金井さんが新たに取り組んだテーマは2つ。ひとつは「2chのステレオ再生でも、音源の高さを自由自在に操り、さまざまな楽器を配置すること」。阿部さん自身がその後のサラウンド作品で培った、高さを表現するためのノウハウを盛り込みつつ、ステレオ再生でもサラウンド再生でもより大きな表現を目指している。との事だ。
もうひとつが「5.1ch再生時の0.1chに相当するLFEチャンネル(サブウーファー)をどう扱うか」だ。低域のハイレゾ化と金井さんは表現している。
スーパーツィーターを入れて、耳に聞こえない高域を入れると音の実在感が不思議と上がっていくように、一般的なスピーカーではほぼ再生できない超低域の成分をサブウーファー用のチャンネルに入れることで、より安定感のある空間の再現を狙っていこうとする試みだ。
我が家はBOSE AM-5 IIIなので5ch。残る0.1ch分をどうするか悩ましいところなのだが、取り敢えず新しいアンプが欲しくなるな~。
e-onkyo musicでのハイレゾ配信も同時にスタートしているものの、5.1ch flac 96kHz/24bitの17曲で2,469円のcamomile Best Audioとは違い、camomile Best Audio 2は13曲で4,536円とちょっとお高くて手が出ないのが残念。
【参照】
●AV Watch http://av.watch.impress.co.jp/
┣【藤本健のDigital Audio Laboratory】第298回:「かないまるルーム」で生まれる究極のSACDとは? 2007年10月9日
┣藤田恵美の洋楽カバー「camomile Best Audio 2」がe-onkyoやmoraでハイレゾ配信 2016年3月2日
┗【藤本健のDigital Audio Laboratory】第670回:究極のSACDが更に進化。藤田恵美「camomie Best Audio 2」制作の裏側を聞く 2016年3月7日
●ASCII.jp http://ascii.jp/
┗低域のハイレゾ化、ステレオで高さを──こだわり抜いた“高音質音源”制作の裏側 2016年3月2日
●Phile-web http://www.phileweb.com/
┗元ル・クプル藤田恵美のSACD「camomile Best Audio」の第2弾が3月2日発売 2016年1月22日
●PONYCANYON NEWS http://news.ponycanyon.co.jp/
┗藤田恵美、オーディオファン必聴の名企画「camomile Best Audio」第二弾発売 2016年1月21日
●かないまるのホームページ http://kanaimaru.com/
●ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】 http://www.e-onkyo.com/
┣藤田恵美、オーディオファン必聴の名企画「camomile Best Audio」第2弾をハイレゾ配信!特典イベントも4月に開催決定! 2016年3月2日
┣camomile Best Audio
┗camomile Best Audio 2
●Amazon.co.jp https://www.amazon.co.jp/
┣camomile Best Audio Hybrid SACD 2,939円
┗camomile Best Audio 2(SACD) 3,240円
●Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/
┣Le Couple
┗藤田恵美