YANO's digital garage

Copyright ©YANO All rights reserved. https://www.bravotouring.com/~yano/

Last-modified: 2024-04-24 (水)


[一語一絵]

猛暑も峠越え / 2013-08-28 (水)

7~8月の最高・最低気温推移
[External]福岡県 福岡の気温、降水量、観測所情報より

連日の猛暑日を記録していた福岡市も激しい雨に見舞われた先週末でひと段落。

今日も最高気温は34.2℃まで上がったが、朝晩は明らかに涼しくなり、この夏の歴史的猛暑もようやくピークを超したようだ。

[External]2013年夏 猛暑日、真夏日等の日数のランキングによると1月1日から8月27日までの「最高気温35度以上の日数」は30日で6位、「平均気温30度以上の日数」に至っては41日で国内最多となっている模様。

気象庁の発表によると[External]2013年8月中旬の日本近海の高い海面水温は、1985年以降、8月中旬としては最も高くなった模様。特に対馬暖流が入る九州北部では2~3℃高い30℃越えとなっていたようなので、福岡市の平均気温が30℃を越えていたのも何となくわかる気がする。

先週末を境に平均気温も30℃を下回るようになったが、8月の月間平均気温はどれくらいになるのかな…

【参照】
●気温と雨量の統計のページ http://weather.time-j.net/
2013年夏 猛暑日、真夏日等の日数のランキング
福岡県 福岡の気温、降水量、観測所情報
●気象庁 Japan Meteorological Agency http://www.jma.go.jp/
海洋の健康診断表 >> 臨時診断表(2013年8月中旬の日本近海の高い海面水温について)
日本近海 旬平均海面水温


[一語一絵/IT系]

Nexus 4 / 2013-08-27 (火)

型式 HSDPA周波数(2条11号の7)
D25HW 5M00 G1A,G1B,G1C,G1D,G1E,G1F,G1X,G7W
1752.4~1782.4MHz(200kHz間隔151波),
1922.6~1977.4MHz(200kHz間隔275波) 24dBm
GP01 5M00 G1A,G1B,G1C,G1D,G1F,G1X,G7W
1752.4~1782.4MHz(200kHz間隔151波),
1922.6~1977.4MHz(200kHz間隔275波) 21.5dBm
SO-03D G1A, G1B, G1C,G1D, G1E, G1F,G1X, G7W
FDD I: 1922.6~1977.4MHz
FDD VI: 832.4~837.6MHz (832.5MHz, 837.5 MHz)
FDD IX: 1752.4~1782.4MHz
FDD XIX: 832.4~842.6MHz 0.25W
HW-01C 5M00 G1A,G1B,G1C,G1D,G1F,G1X,G7W
832.4~837.6MHz(200kHz間隔27波),832.5,837.5MHz,
1922.6~1977.4MHz(200kHz間隔275波) 24dBm
E960
(Nexus 4)
G1A,G1B,G1C,G1D,G1E,G1F,G1X,G7W
832.4~842.6MHz(200kHz間隔52波),832.5,837.5,842.5MHz,
902.6~912.4MHz(200kHz間隔50波),
1922.6~1977.4MHz(200kHz間隔275波) 0.25W
Nexus 4
[External]Google Nexus 4より

昨日の「Nexus 7 2013」に続いて、今度は「Nexus 4」販売開始のアナウンス。

LTE非対応で「国内ではNTTドコモとソフトバンクモバイルの3G回線(2100MHz帯と900MHz帯)で通信が行える」との事なので、ソフトバンクの[External]プラチナバンドには対応できるようだが、[External]FOMAプラスエリアは非対応らしい。

[External]昨年10月に発表されて以来首を長くして待っていたのだが、LTE&[External]FOMAプラスエリアは非対応で4万9800円前後という価格は正直高くね…?

と思ったが、5月に認証された[External]技術基準適合証明:工事設計認証番号001-A00925をチェックしたところ、832.4~842.6MHz(200kHz間隔52波)が含まれているのに気が付いた。どうやら[External]FOMAプラスエリアを追加して技適を再通過という事で間違いないようだ。

しかし、SIMフリーとは言え昨年秋モデル。[External]米国のGoogle PlayではNexus4が249ドルに値下げという状況なので、もう今更…という印象は拭えないな。

【追記@9/10】[External]Nexus 4 日本版がFOMAプラスエリアを掴むことが判明。との事。[External]米国版+公式Android4.3(JWR66V)でもダメだったようなので、どうも日本版はハード的に何かが違っているようだ。

【参照】
●ITmedia Mobile http://www.itmedia.co.jp/mobile/
Google、「Nexus 4」「Nexus 10」、32Gバイトの「Nexus 7」を発表 2012年10月30日
SIMロックフリー:LGエレクトロニクス、「Nexus 4」を8月30日に国内発売 2013年8月27日
●ケータイ Watch http://k-tai.impress.co.jp/
グーグルが「Nexus 4」「Nexus 10」発表、「Nexus 7」の32GB版も 2012年10月30日
Androidスマートフォン「Nexus 4」、日本でも30日に発売 2013年8月27日
●Engadget 日本版 http://japanese.engadget.com/
Google Nexus 4 発表。4.7型1280 x 768に4コアKrait 、Android 4.2搭載のLG製スマートフォン 2012年10月29日
Google Nexus 4、8月30日からヨドバシやビックカメラ、Amazonなどで国内販売。SIMロックなし 2013年8月27日
●Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~ http://ameblo.jp/povtc/
Google Nexus 4 LG-E960がFOMAプラスエリアを追加して技適を再通過 2013年7月5日
Google Nexus 4 (LG-E960)を日本で8月30日に発売 2013年8月27日
●AndroidLover.net http://androidlover.net/
Nexus 4 日本版がFOMAプラスエリアを掴むことが判明。 2013年9月5日
●総務省 電波利用ホームページ http://www.tele.soumu.go.jp/
証明規則第2条と種別名の対応表
技術基準適合証明等を受けた機器の検索:LG E960
●Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/
第3世代移動通信システム  >> 日本の周波数割り当て


[一語一絵/IT系]

Nexus 7 2013 / 2013-08-26 (月)

一昨日、技適通過情報を書いた「Nexus 7 2013」の国内販売が正式発表された。

型式 HSDPA周波数(2条11号の7) LTE周波数(2条11号の9)
L-09C 832.4~837.6MHz(200kHz間隔27波),
832.5,837.5MHz,
1922.6~1977.4MHz(200kHz間隔275波) 0.25W
1922.5~1977.5MHz(100kHz間隔551波),
1925.0~1975.0MHz(100kHz間隔501波),
1927.5~1972.5MHz(100kHz間隔451波),
1930.0~1970.0MHz(100kHz間隔401波) 23dBm
ME370TG
Nexus 7 (2012)
4M17 G7W 1922.6-1977.4 MHz 24 dBm
K009
Nexus 7 (2013)
4M17 G7W 1922.6-1977.4 MHz 24 dBm 13M4 G7W 1927.5-1972.5 MHz 23 dBm
17M8 G7W 1930.0-1970.0 MHz 23 dBm
4M47 G7W 1922.5-1977.5 MHz 23 dBm
8M94 G7W 1925.0-1975.0 MHz 23 dBm

価格はWiFi版が16GB 2万7800円、32GB 3万3800円。LTE版が32GB 3万9800円。先代のWiFi版16GBが1万9800円だった事を考えるとちょいとお高くなった印象。

気になるLTE版日本向けモデルの周波数仕様は北米向けモデルと同じで、対応バンドは

    LTE
    Band 1、2、4、5、13、17
    3G
    Band 1、2、4、5、8
と発表されており、3Gの[External]FOMAプラスエリアや、auの3Gである[External]CDMA 1X WINにも非対応となる一方で、Band 8が含まれるのでソフトバンクの[External]プラチナバンドは対応となる可能性がある。

LTEでは[External]ITmediaの記事では「NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・アクセス、国内通信事業者各社が採用するLTEサービスの周波数帯を(すべてではないが)ひとまずサポートする」と言う話だが、今年6月の技術基準適合証明ではBand 1しか認証されてないように見受けられる。

しかし、[External]ハードウェア的にはLTE 1800(B3) MHzにも対応しているという話や、[External]新型Nexus7(2013)の日本版製品カタログではLTE対応バンドに1800MHz(Band3)が含まれるという事を踏まえると、7月以降にBand3の技適認証が下りるのを待って販売開始になった…と考えるのが自然だろう。

ついでにNexus4のように[External]FOMAプラスエリアやLTEの800MHz(Band 18/19)も追加で認証されると面白いのだが、期待薄だろうな。

【参照】
●ITmedia Mobile http://www.itmedia.co.jp/mobile/
Google、「Nexus 7 2013」発表──7型1920×1200ドット+Android 4.3、日本発売は「数週間以内」 2013年7月25日
石川温のスマホ業界新聞:新型「Nexus7」は満足度の高いタブレット――iPad miniはRetina化を急ぐべき 2013年8月16日
KDDI、「Nexus 7(2013)」のWi-Fiモデルを8月28日に発売 2013年8月26日
「Nexus 7(2013)LTEモデル」はSIMロックフリー、国内キャリアのLTE SIMカードも使用可能 2013年8月26日
ハイホー、LTE版「Nexus 7(2013)」とSIMカードを月額2480円で提供――申込受付は8月28日 2013年8月26日
LTEモデルは9月中旬ほぼ4万円:Nexus 7(2013)、“アジア最速”で日本上陸 2013年8月26日
「より薄く、より軽く、手にピッタリ収まるはず」とGoogleのヤーガ氏:「Nexus 7(2013)」のサイズ感を旧モデル&iPad miniと比べてみた 2013年8月26日
●Engadget 日本版 http://japanese.engadget.com/
Google 新 Nexus 7 (2013) vs 旧 Nexus 7 詳細比較。ASUS MeMO Pad HD7 も参戦 2013年7月24日
Google 新Nexus 7は8月28日から国内販売、16GB 2万7800円。LTE版は9月 2013年8月26日
●Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~ http://ameblo.jp/povtc/
LTE版の新しいGoogle Nexus 7 (K009)が技適通過 2013年8月24日
●AndroidLover.net http://androidlover.net/
新型Nexus7(2013)の日本版製品カタログにLTE対応バンドが記載。2100MHz(Band1)/1800MHz(Band3)に対応。 2013年8月27日
●総務省 電波利用ホームページ http://www.tele.soumu.go.jp/
証明規則第2条と種別名の対応表
技術基準適合証明等を受けた機器の検索:ASUSTeK K009
●Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/
Google Nexus
第3世代移動通信システム  >> 日本の周波数割り当て
LTE  >> 周波数帯


[一語一絵/IT系]

biosdevname / 2013-08-26 (月)

毎度お馴染み[External]NTT-X Storeから調達した[External]DELL Power Edge T320(P14032500350W)にubuntu 13.04をインストールしたところ、オンボードNICがeth0/1ではなくem1/2となっているのに気付いた。

ちょっと戸惑ったものの、ethN(N:0~)の代わりにemN(N:1~)というインタフェース名が付与されているという風に読み替えていけば大きな問題は無いので、Broadcom用tg3ドライバの特性と判断。

ところが再起動時にブリッジインタフェースが起動しない事に困ったので「インタフェース名の問題かも?」と思って調べてみたところ、

RHEL6 SP1 に対応する Dell PowerEdge サーバにインストールすると、新しいネットワークインターフェイス名は、内蔵インターフェイスにこれまで付けられていた ethN という名前ではなく、

            emN( (em1、em2、..)

となります。

PCI アドインネットワークインターフェイスの場合、名前は次のようになります:

          pXpY( (p<slotスロット番号>p<ポート番号> - p1p1、, p1p2、, ..)

新しい命名スキームでは、サーバシャーシのラベルの通りに、em1 は 「Gb1」 ( (em2は「Gb2」)) としてマップされるので、ネットワークインターフェイスをより楽に、かつ効率的に管理できます。 p1p2 という形式の名前から、アドオンカードのネットワークポートを容易に特定できます。
という内容で、Dell発案の「biosdevname」という新しい命名スキームによるものである事が解った。

新しい命名スキームを無効にするには、カーネルのコマンドラインパラメーターとして 「biosdevname=0」 を渡せば良いという事だ。

インストール時にkernel bootオプション指定しても良いし、インストール後は /etc/default/grubGRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT

# GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash"
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="nosplash biosdevname=0"
GRUB_CMDLINE_LINUX=""
と追記して、
$ sudo update-grub2
として(再起動して)おけば良い。

再起動時にブリッジインタフェースが起動しなかった問題は、/etc/network/interfacesの bridge_ports の's'が消えて bridge_port になっていた…という情けない話だったよ。

【参照】
●Dell コミュニティ http://ja.community.dell.com/
RHEL 6 SP1が、デル製システム上でネットワークデバイスの進化した命名規則を実現 2011年8月29日


[一語一絵]

エアアジア・ジャパン / 2013-08-25 (日)

昨年8月に就航した第3のLCC「エアアジア・ジャパン」。

GATE 2
中部国際空港にて

今年3月末からセントレア・福岡線に就航という事だったが、ようやく初搭乗。

JW8627はセントレア19時55分発、福岡21時15分着のフライトスケジュールに対し、出発1時間前に使用機材の到着遅れから出発時刻が20分遅れという事だったが、結局到着は40分遅延で22時頃の到着となった。

ターミナルが不便とか色々とサービス面で指摘される事の多いLCCだが、どちらの空港でもまだ従来からのターミナルからボーディングブリッジでの機内アクセスだったし、「エアアジア・ジャパン」のA320は肌触りの良いレザーシートで、シートピッチも特に窮屈な感じはせず快適だった。

1機で福岡往復、仁川往復、札幌往復、そしてまた福岡往復という運航なので、ある程度の遅延は致し方無しというところか。総合的に考えて、8月の日曜夜便の正規運賃で片道8,880円だと充分に許容範囲かな。

しかし、不十分な日本語対応等のWebサイトの使いにくさや、採算性に改善の兆しが見えなかった事から、6月25日に[External]エアアジアと合弁解消を発表。エアアジア・ジャパンとしてのセントレア発着便は9月1日以降欠航となる事がアナウンスされているので、事実上最初で最後と言う事になりそうだ。

実際、就航後1年になるのにWebサイトでの予約やチェックインで英語のままになっている部分もかなり多く、使い辛い印象だったのは否めないところだったのだが、どうやらANAサイドの意向がエアアジア側に充分取り入れてもらえなかったという事情があったらしく、11月1日からはANAHDの100%子会社[External]バニラ・エアとして再スタートを切る事になった模様。

【参照】
●Aviation Wire http://www.aviationwire.jp/
エアアジア・ジャパン、国交省より事業許可 2012年2月2日
エアアジア・ジャパン、セントレア就航「来年にも」 2012年8月2日
エアアジア・ジャパン、中部に3月末就航へ 福岡線から 2012年12月27日
エアアジア・ジャパン、チェックイン締切を出発30分前までに緩和へ 2013年1月25日
「マレーシア流から日本流LCCに」エアアジア・ジャパン新CEO小田切氏、中部就航や成田のコスト問題語る A320neoは16年から 2013年1月28日
エアアジア・ジャパン、4月の利用率56.4% 代理店販売強化とウェブ改善急ぐ 2013年5月11日
エアアジア「コスト管理が不十分」 ANAに不満 2013年6月12日
全日空、新LCC設立へ「現状上回る規模」 エアアジアと合弁解消 2013年6月25日
エアアジア・ジャパン、8月で中部撤退 機材返却で 2013年7月26日
エアアジア・ジャパンの国内線利用率55.5%、国際線は52.1% 13年4-6月期 2013年7月30日
ANAの新LCC、成田と中部拠点にグアムなど観光路線 12月下旬就航へ 2013年7月30日
ANA新LCCはバニラ・エア「絶対成功させる」 2013年8月20日
エアアジアX、1年以内に日本の就航地拡大 名古屋、福岡、札幌が候補 2013年8月23日
●エアアジア http://www.airasia.com/
●Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/
エアアジア
エアアジア・ジャパン