noreply@dmarc.yahoo.comから
Report Domain: bravotouring.com Submitter: yahoo.com Report-ID: <1562374749.248416>というメール着弾。
JPNICの解説~DMARCとは~によると、
SPFおよびDKIMを用いて送信元ドメインを認証する際、 認証に失敗したメールをどのように取り扱うかは、受信者の判断に任せられています。 また、認証に失敗したことやそのメールがどのように処理されたかは、 送信者には把握することができません。という事らしい。
そういったSPFおよびDKIMの挙動を補強するために、DMARCが提案されました。 DMARCでは、認証失敗時にどのようにメールを処理すればよいかを、 送信者が受信者に対してポリシーと呼ばれるレコードをDNS上で公開することで表明する仕組みになっています。 受信者は認証に失敗した場合に送信者のポリシーを参照し、 それに基づいてメールをどのように取り扱うかを決定します。
さらにDMARCでは、受信者から送信者に対して認証に失敗した旨を通知するレポートを送ることができます。 送信者は受信者から送られてきたレポートの内容を調べることで、 自身のメールシステムが正しく運用されているかどうかの判断や、 迷惑メール対策などに役立てることができます。
ちなみにSPFには対応しているものの、電子署名が必要なDKIMには非対応。
DMARCのポリシーも"none"のままだが、yahoo.com宛にメールを送信した事はないと思うので、どこかの誰かが「なりすまし」して送信しているという事だろう。
【参照】
●SendGridブログ https://sendgrid.kke.co.jp/
┣『なりすまし』を防ぐDMARCとは? 2014年9月30日
┣Yahoo.comのDMARCポリシーが変更されました 2014年10月3日
┣よくある質問 – DKIM編 2015年5月15日
┣DMARCがもっとよくわかる!概要とレコードの読み方 2015年6月9日
┣GmailのDMARC設定が変更されます 2016年5月17日
┣Gmail/MicrosoftのDMARC設定が年内に変更されます 2016年8月5日
┣メール認証概論 2016年11月18日
┗SPF, DKIMの特徴と違い 2018年8月7日
●JPNIC https://www.nic.ad.jp/
┣インターネット用語1分解説~SPFとは~ 2011年10月17日
┣インターネット用語1分解説~DKIMとは~ 2017年10月16日
┗インターネット用語1分解説~DMARCとは~ 2018年2月15日
●Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/
┣電子メール
┣送信ドメイン認証
┣SPF
┣ドメインキー
┣DKIM
┗DMARC