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Last-modified: 2024-04-17 (水)


[一語一絵/IT系]

WiDiアダプタWDA-X1 / 2015-01-27 (火)

[External]アイ・オー・データ製の[External]インテル® ワイヤレス・ディスプレイアダプタ[External]WDA-X1

インテル® ワイヤレス・ディスプレイ用テレビアダプターWDA-X1
[External]ワイヤレスディスプレイアダプターWDA-X1

2011年2月発表、定価12,500円の製品だが、先週金曜に[External]NTT-X Store2,980円という価格で投げ売りしているのを発見。[External]WDA-X1の商品ページをよく見たら「2015/1/21 生産終了」と書いてあったので、2012年のWH01調達を思い出し、最後のチャンスとばかり調達した。

テレビなどへのリモート接続方式としては、単純にHDMI信号を無線で飛ばす「ワイヤレスHDMI」と、情報端末の画面をApple TVChromecastなどに飛ばして映像化する「ミラーリング」の2タイプあり、[External]インテル® ワイヤレス・ディスプレイは後者の方だ。

端的に言うと、前者はHDMI端子を持つ大抵の機器で使えるが、後者はHDMI端子ではなくWiFi機能を持っている情報端末で、しかも搭載ソフトウェアを含めて対応していなければ使えないと言う事になる。[External]インテル® ワイヤレス・ディスプレイというくらいなので恐らくインテル®フル装備である必要があるだろう。

とはいえ、[External]インテル® WiDi のシステム要件をチェックしたところ2010年10月調達のThinkPad X201sだと「Intel® HD Graphics」と「Intel® Centrino Advanced-N6300」はOKだが、CPUの「Core i7-640LM」がArrandale世代(≒初代のCoreプロセッサ)なので残念ながらアウトとなる。

Android 4.4(KitKat)以降で対応を謳っている[External]Miracast[External]DIGNO T 302KCでは対応していなかったり、なかなか難しい。

そんな感じでソフトウェアが絡む「ミラーリング」タイプはなかなか要件が厳しいのだが、[External]ワイヤレスHDMIにも実際問題として相性があるので、どっちを向いても落とし穴は多い

とはいうものの、[External]ジグソーのレビューでは「X201sでも使えた」という事なので試してしてみたところ、結果としてESETのパーソナルファイアーウォールに対話モードで穴を空ける必要があったものの、[External]Windows 7 (32 ビット版および 64 ビット版) 用インテル® ワイヤレス・ディスプレイ・ソフトウェア 3.0.13.0をインストールするだけで、[External]インテル® My WiFiは全く意識しないで大丈夫だった。

解像度は1280×720だが、クローンモードもマルチモードも問題無し。初回接続時にバージョン3.0.9.0にファームアップしたが、これでWindows 8.1でも大丈夫になったのかしらね…

【追記】[External]Miracastと言えば昨年入手した[External]au PHOTO-U TVもMiracastに対応していて、あっさりNexus 5の画面を表示する事に成功。

【参照】
●アイ・オー・データ機器 http://www.iodata.jp/
新商品情報 2011年 | これからは、「インテル WiDi」でワイヤレス!パソコン画面を大画面テレビに表示して楽しめる 2011年2月9日
製品情報:WDA-X1 2015/1/21 生産終了
新商品情報 2011年 | リビングのHDMI端子付きレコーダー・STBの映像を、別の部屋でも楽しめる! しかもかんたんワイヤレス 2011年2月9日
製品情報:WTR-HDAV/A 2012/11/14 生産終了
●レビューメディア「ジグソー」 http://zigsow.jp/
インテル® ワイヤレス・ディスプレイ用テレビアダプター WDA-X1
●NTT-X Store http://nttxstore.jp/
アイ・オー・データ機器 インテル(R) ワイヤレス・ディスプレイ用テレビアダプター WDA-X1 2,980円
●価格.com http://kakaku.com/
ワイヤレスディスプレイアダプタ
IODATA WDA-X1 価格比較
●インテル http://www.intel.co.jp/
インテル® ワイヤレス・ディスプレイ
●Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/
HDMI
AirPlay
Miracast
WiDi


[一語一絵/IT系]

Androidの憂鬱 / 2015-01-26 (月)

[External]ITmedia ニュース[External]Google、古いAndroidのサポート終了か 9億台で脆弱性放置の恐れと報じた問題。

Android 4.3 JellyBean
[External]マイナビニュース記事より

[External]Google発表でもAndroidの約60%のシェアを占めている4.3以前のバージョンが対象になるという事でちょっとした騒ぎになったが、[External]マイナビニュースの記事[External]「Googleが古いAndroidのサポート終了」なんて大きな間違い!にあるように、そもそもアップデートを含むサポートは端末メーカーのお仕事。

結局、2011年調達のAcer ICONIA TAB A100も、海外版では提供されている"3.2 Honeycomb"から"4.0 Ice Cream Sandwich"へのアップデートが日本では提供されなかったが、それは日本Acerの判断なので、不満であれば日本Acer扱いのモデルを買わなければ良いだけの話であり、Googleにそれを求めるのはお門違いというの話もそれはそれで理解できる。

しかし、GoogleのAndroidセキュリティ担当者が[External]Android 4.3以前の標準ブラウザーは修正パッチの提供打ち切りという事になると、それはちょっと話が違うかと。

"WebKit"は面倒見切れないので止めたい…という事情はわからんでもないが、

2年以上前のWebKitに安全にパッチを当てることは、もはや現実的ではない
というのは余りに諦めが早過ぎる。OSベンダーがパッチを出さなければ殆どのメーカーがパッチを出したくても出せない状況になってしまうし、ICONIA TAB A100のようにOSをアップグレードしたくてもできない機種もあるのだから、このご時世OSベンダーとしては無責任な印象を受ける。

[External]Windows 8.1の脆弱性情報開示[External]OS Xの脆弱性情報公開している場合じゃないと思うよ。

【参照】
●ITmedia ニュース http://www.itmedia.co.jp/news/
Google、古いAndroidのサポート終了か 9億台で脆弱性放置の恐れ 2015年1月13日
●マイナビニュース http://news.mynavi.jp/
「Googleが古いAndroidのサポート終了」なんて大きな間違い! その理由を解説 (1) 問題が大きくなった原因を探る 2015年1月21日
●INTERNET Watch http://internet.watch.impress.co.jp/
Android 4.3以前の標準ブラウザーは修正パッチの提供打ち切り、セキュリティ担当者が見解を示す 2015年1月26日
●ITpro http://itpro.nikkeibp.co.jp/
Android 4.3以前のブラウザー脆弱性に関するGoogleの方針に非難の声 2015年1月26日
●CNET Japan http://japan.cnet.com/
「Android 4.3」以前の標準ブラウザに存在する脆弱性、パッチ提供なし 2015年1月26日
●ITmedia エンタープライズ http://www.itmedia.co.jp/enterprise/
Google、脆弱性調査に専従する「Project Zero」発足 2014年7月16日
Windows 8.1に未修正の脆弱性、Googleの情報開示に疑問も 2015年1月5日
MSがGoogle非難、Windowsの脆弱性情報公開を巡り 2015年1月13日
Google、古いAndroidのサポート終了か 9億台で脆弱性放置の恐れ 2015年1月13日
Google、今度はOS Xの未解決の脆弱性情報を公開 2015年1月26日
Google、古いAndroid向けWebViewパッチ打ち切りについて説明 2015年1月26日
●Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/
Android
Androidのバージョン履歴


[一語一絵/IT系]

MessageAnalyzer / 2015-01-25 (日)

マイクロソフト謹製Network Monitorの後継、[External]「Microsoft Message Analyzer」が正式公開されて1年余り。

Microsoft、ネットワーク解析ツール「Microsoft Message Analyzer」v1.2を公開
[External]窓の杜、記事より

Wiresharkとは違って、Windowsが提供する汎用的なトレース機能“Event Tracing for Windows(ETW)”を活用している事から、USB/Bluetoothデバイスや“SMB”などのファイル共有のトレースにも対応しているという事で貴重な存在なのだが、早速[External]「Microsoft Message Analyzer」v1.2が公開された。

【参照】
●窓の杜 http://www.forest.impress.co.jp/
Microsoft、ネットワーク解析ツール「Microsoft Message Analyzer」を正式公開 2013年9月26日
Microsoft、ネットワーク解析ツール「Microsoft Message Analyzer」v1.2を公開 2015年1月20日
●ITエキスパートのための問題解決メディア - @IT http://www.atmarkit.co.jp/
「ITプロ必携の超便利システム管理ツール集」
ITプロ必携の超便利システム管理ツール集(8):使い方をマスターすれば、怖いものなし~最強のネットワークツール「Wireshark」 2014年9月12日
ITプロ必携の超便利システム管理ツール集(9):マイクロソフト純正「ネットワークモニター」はこんなに進化しました 2014年9月19日
●Home - TechNet Blogs http://blogs.technet.com/
MessageAnalyzer


[一語一絵/IT系]

クロネコメール便廃止 / 2015-01-24 (土)

クロネコメール便の廃止について
[External]クロネコメール便の廃止についてより

メール便では郵便法に定める「信書」を送ることができないいわゆる『信書規制』が存在するのだが、実際問題として何が信書であるのかは曖昧で分かりにくく、[External]ヤマトホールディングスの発表によると

2009年7月以降、当社のクロネコメール便を利用してお客さまが信書にあたる文書を送り、郵便法違反容疑で書類送検、もしくは警察から事情聴取されたケースは計8件にのぼりました。
という事から、法的リスクを避ける為に取り扱いを中止するらしい。

ちなみに、[External]Wikipediaによると

日本において、郵便法における信書は、第4条2項で「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書」と定められている。
そうだが、確かによくわからない。[External]日本国憲法の21条2項で保障されている[External]通信の秘密を保護する為という背景は理解できるのだが、「納品書、領収書も信書」([External]日本郵便のFAQ)と言われるとちょっと違和感がある。

やはり、[External]通信の秘密を保護する必要があるかどうかは送り主が選択するのが筋のような気がするぞ。

そもそも郵政民営化の一環で[External]民間事業者による信書の送達に関する法律によって[External]信書便が可能になったはずだが…と思ったら、いわゆるユニバーサルサービスの敷居の高さから「一般信書便事業」の事業者は誕生していないらしい。

改革の風はいつ吹くのかねぇ。

【参照】
●ITmedia ニュース http://www.itmedia.co.jp/news/
「クロネコメール便」廃止 「信書」めぐり「顧客が容疑者になるリスク、放置できない」 2015年1月22日
●GIGAZINE http://gigazine.net/
なんとクロネコメール便が2015年3月31日で廃止へ、原因は一体何なのか? 2015年1月22日
●東洋経済オンライン http://toyokeizai.net/
ヤマト運輸が「信書」問題で方針大転換 2013年12月13日
●ヤマトホールディングス http://www.yamato-hd.co.jp/
クロネコメール便の廃止について 2015年1月22日
宅急便のサービス拡充について 2015年1月22日
●日本郵便株式会社 http://www.post.japanpost.jp/
信書に該当するものを教えてください
●総務省 http://www.soumu.go.jp/
信書のガイドライン 平成26年4月1日
[PDF]『信書に該当する文書に関する指針』 平成26年4月1日
信書に該当する文書に関する指針」Q&A集
信書便事業 >> 信書便事業者一覧 平成26年10月31日現在
「郵政事業のユニバーサルサービス確保と郵便・信書便市場の活性化方策の在り方」(平成25年諮問第1218号)に関する情報通信審議会からの第2次中間答申 平成26年12月4日
●Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/
宅配便
手紙
メール便
信書便
民間事業者による信書の送達に関する法律


[一語一絵/IT系]

会社アグリゲーション / 2015-01-23 (金)

[External]ソフトバンクがグループの[External]通信4社の合併を発表。

J-PHONE,vodafone,WILLCOM,EMOBILE,Y!mobile,ソフトバンクのロゴ
各社のロゴ

本日、報道発表しました「合併に関するお知らせ」の通り、ソフトバンクモバイル、ソフトバンクBB、ソフトバンクテレコム、ワイモバイルは、2015年4月1日(予定)を効力発生日として合併することを4社の取締役会で決定いたしました。存続会社はソフトバンクモバイル株式会社となります。

現在ご利用中の各社サービスについては、継続して提供してまいります。なお、既存サービスのブランド名は維持し、移動通信サービスは「ソフトバンク」「Y!mobile」の2ブランドで引き続き提供していきます。店舗はそれぞれソフトバンクショップ、ワイモバイルショップとして運営していきます。

今後とも、お客さまにより一層ご満足いただけるサービスを提供してまいりますので、ぜひご期待ください。

[External]2012年10月1日にソフトバンクがイー・アクセスを買収して以来、いずれは…と思っていたのだが、[External]「ワイモバイル株式会社」がスタートして半年で消滅してしまうとは思わなかったよ。

合併を急いだ背景としては[External]週刊アスキーPLUSの記事にある通り、異なる周波数帯を束ねてLTE通信を増速する[External]キャリアアグリゲーションの認可条件として「同じ会社でなければならない」という事情があったのは間違いなく、「AXGPサービスの2.5GHz帯」を持っているものの方式が異なる「Wireless City Planning」が含まれないのも合点がいく。

なんせ、[External]iPhone 6と6 Plusのキャリアアグリゲーション対応ではauが販売開始と同時提供で、DoCoMoも今年度中としているのに、最も早くからiPhoneを扱っていたソフトバンクが「2015年以降」と出遅れた形になっているので「1日でも早く…」という事なのだろう。

既に崩壊してしまった感のあるグループ3社間通話無料も、きちんと再構成して復活させて欲しいぞ。

【参照】
●INTERNET Watch http://internet.watch.impress.co.jp/
ソフトバンクがイー・アクセスを買収、LTEを強化、契約数はauを抜き業界2位に 2012年10月1日
ソフトバンクモバイル/BB/テレコムとワイモバイルの4社が4月1日に合併 2015年1月23日
●ケータイ Watch http://k-tai.impress.co.jp/
ウィルコムが会社更生手続き開始、XGP事業は別会社に 2010年3月12日
ウィルコム、ソフトバンクとスポンサー契約締結 2010年8月2日
ウィルコムのXGP事業、Wireless City Planningが受け継ぐ 2010年12月7日
ソフトバンク、イー・アクセスを買収 2012年10月1日
ウィルコムが会社再建、ソフトバンク連結子会社に 2013年7月1日
イー・アクセスとウィルコム、合併で基本合意 2013年12月3日
イー・アクセスとウィルコムの合併が完了 2014年6月2日
イー・アクセス、「ワイモバイル株式会社」に社名変更 2014年7月1日
ソフトバンクモバイルとワイモバイルなど4社が合併へ 2015年1月23日
第659回:キャリアアグリゲーションとは 2014年4月22日
●ITmedia Mobile http://www.itmedia.co.jp/mobile/
ソフトバンクモバイルとワイモバイルが4月に合併、固定事業も統合――ブランドは維持 2015年1月23日
●週刊アスキーPLUS http://weekly.ascii.jp/
【追記】iPhone6、6 Plusの新機能 キャリアアグリゲーションとVoLTEってなに? 2014年9月10日
“ついに来た”ソフトバンク合併でワイモバイルの運命は?(石川温氏寄稿) 2015年1月23日
●Engadget 日本版 http://japanese.engadget.com/
速報:ソフトバンクモバイル・BB・テレコムとワイモバイルが合併、各ブランド名は維持 2015年1月23日
●ソフトバンク http://www.softbank.jp/
ウィルコムの再生支援に関する基本合意書の締結について 2010年3月12日
合併に関する報道発表について 2015年1月23日
●Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/
イー・モバイル
ウィルコム
Wireless City Planning
ワイモバイル
ソフトバンクモバイル
ソフトバンクBB
ソフトバンクテレコム
ソフトバンク