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Last-modified: 2024-04-17 (水)


[一語一絵/ツーリング/2005]

阿蘇Express 15th - non title - / 2005-06-19 (日)

7時半に目覚めたものの、結局葛藤を制して起き出したのは8時半。昨夜のうちに洗濯を済ませておいて良かった、と胸をなで下ろし、9時過ぎにスタート。

いつものように吉塚8丁目交差点を右折した時、視野に大きく空が広がった。ニュータイヤなので慎重に、と言ってるそばから白線に乗ってリアを大きく滑らせてしまうのは情けない失態だが、あれだけ滑っても足を着く事もなくアクセルワークだけで復帰したのは我ながら天晴。

派手なドリフトに気を良くしたつもりは無いが、R3をサクッと南下して最速ルートにスイッチ。田植えが進む筑紫平野を抜けて土手ロードを流すが、陽射しは翳ってはいるものの微妙に蒸暑く不快な風がまとわりつく感じ。日田からファームロードに入ると気温も下がって爽やかな風を満喫。R442やまなみハイウェイへと結ぶ定番ルートを思いのままに快走。

目に入るもの全てが緑濃く、またシールドから吹き込む風も草の匂いで満々ていた。

紫陽花の季節
耕きちの湯にて

日曜のこの時間帯にしては遅いクルマに邪魔される事も少なく結果的にノンストップ、2時間半を切るコースレコードで11時半前山水亭に到着。今日はツートップの一翼を担う「地鶏丼」840円を所望。挑戦的なまでに強烈な歯応えの地鶏と、もやしのシャキシャキ感が絶妙のハーモニーを奏でる逸品。こいつもウマー。

満腹ライダーはお気に入りのミルクロードをグイグイFun Ride。Tシャツに夏ジャケでは若干肌寒さを感じるほどの爽やかさを満喫して、12時半[External]どこでもかふぇTONCHANへ。今日はとんちゃんのささやき300円を所望。残念ながら阿蘇どころか久住山までも雲の中だったが、15分ほどまったり。

〆はこれまた定番の[External]耕きちの湯へ。400円。硫黄臭たっぷりで少し白濁しているのはいつもと同じだが、今日はかなり温め。ゆっくり入るには持ってこいだ。火照った体を涌蓋降ろしの風で冷ましながら、1時間以上のんびりして14時半に早めの帰投。

往復とも思ったより交通量の少なかったファームロードをサクッと下って日田へ。下界の蒸暑さにたまらずローソンでコーヒーブレイク。いちお出張疲れという事になっているので早めに帰ろうと思っていたのだが、どうにも伸びた髪がウザイので急遽北九州へ戻って切る事に。

嘉麻峠を越えた後は、香春岳を目標に適当に彷徨ってR322にスイッチ。案の定無駄に遠回りしてしまったようだが、それもまた良し。北九州市内に入ると長行から篠崎に抜けて18時前には戸畑へ。

てなわけで、髪切ってメシ喰ったあと、21時福岡着。空模様はイマイチだったが、気分はスカッと爽やかになった414kmの快適ツーリングだった。