YANO's digital garage

[一語一絵]

遮熱ガラスフィルム / 2011-07-28 (木)

リビングの東南側にある出窓から差し込む陽射しによる熱を遮断し、また高架を走る福北ゆたか線車内からの視線を遮る為、ガラスフィルムを施工。

思ったほど暗くもなく…

熱射は遮りたいが、室内から外が見えなくなったり暗くなったりするのは嫌なので、スペック的には [External] サンゲツの高透明断熱フィルムGF-101あたりを狙っていたのだが、震災の影響で春先から省エネ・節電が叫ばれていたが故に、気づいた時にはどこを探してもとっくに完売。

ホームセンターなどを覗いても大したのは置いて無かったので、取り敢えずお手頃価格で辛うじて残っていた [External] ハリーオリジナルISガラスフィルムを調達。

ちなみにウチの出窓の方は高さ120cmで40cm幅の6枚構成。価格は278円/10cmだったので、6枚＋αの計算で270cm分で7,506円。600円/10cm前後が相場のGF-101からすると半額程度。下手をしたら１年で張り替える事になるかもしれないので、そのへんは練習用と割り切ってのチョイスでもある。

結果としての出来栄えは、素人仕事なので…まぁそれなりに気泡や皺はご愛嬌。ただ、窓際に立った時の陽射しの遮熱性は確実に体感できるので、効果はありそうだ。

説明書などは特に無く、施工手順は商品ページの動画が頼り。赤ん坊が寝てから妻と二人で貼ったところ、最初の1枚を貼るのに1時間ほどかかった。特に裏面の接着剤保護シートが薄くて剥がすのにかなり往生した。結局、裏面の隅っこにカッターで軽く切れ目を入れて山折りすると剥がれるきっかけが出来て楽に剥せるようになり、3枚目になったら15分ほどで貼り終える事が出来た。あと [External] エア抜きベラはあったほうがいいね。

【参照】
●【楽天市場】インテリアショップハリー http://www.rakuten.ne.jp/gold/harry/
┣ハリーオリジナルガラスフィルム【ミラータイプir35】
┗☆ガラスフィルム用のエア抜きベラ☆

[一語一絵/IT系]

RAID再構築 / 2011-07-27 (水)

昨年低速病が発症したWD15EADS。Linuxでは特に問題無かったことからGT110bのデータドライブとして復活しているのだが、昨年12月に入手したWD15EARSはパーティションの開始セクタが8の倍数になっていないと本来のパフォーマンスが発揮されないAFT(Advanced Format Technology)ドライブになっていたので、WD15EADSとWD15EARSのRAIDミラーリングペアを解消し、改めてWD20EARS×2で組み直す事に。

まず最初に暫定マウントの/mnt/sharedからunmountして、/dev/md2を止め、/dev/sddなWD20EARSを開放。

root@GT110b:~# umount /mnt/shared
root@GT110b:~# mdadm --stop /dev/md2
root@GT110b:~# mdadm --misc --zero-superblock /dev/sdd

一度mdadmで使用したHDDを使いまわす場合は--zero-superblockでsuperblockをクリアする事が肝要。さもないと、RAIDの亡霊に悩まされる事になる。

そしてpartedで/dev/sddのパーティション設定。

root@GT110b:~# parted /dev/sdd
GNU Parted 2.2
/dev/sdd を使用
GNU Parted へようこそ！コマンド一覧を見るには 'help' と入力してください。
(parted) mklabel gpt
警告: いま存在している /dev/sdd のディスクラベルは破壊され、このディスクの全データが失われます。続行しますか？
はい(Y)/Yes/いいえ(N)/No? yes
(parted) unit MiB
(parted) mkpart md0 ext4 1 -1
(parted) set 1 raid on
(parted) unit s
(parted) print
モデル: ATA WDC WD20EARS-00S (scsi)
ディスク /dev/sdd: 3907029168s
セクタサイズ (論理/物理): 512B/512B
パーティションテーブル: gpt

番号開始終了サイズファイルシステム名前フラグ
1 2048s 3907028991s 3907026944s md0 raid

(parted) quit
通知: 必要であれば /etc/fstab を更新するのを忘れないようにしてください。

root@GT110b:~#

"unit MiB"で開始位置を1MBに設定したが、"unit s"で見た開始セクタが2048と、8の256倍になっている事に注目。

続いて2TBのRAID1、/dev/md0を作成。

root@GT110b:~# mdadm --create --assume-clean /dev/md0 --level=1 --raid-devices=2 missing /dev/sdd1
root@GT110b:~# mkfs.ext4 /dev/md0
root@GT110b:~# mkdir /mnt/home.new
root@GT110b:~# mount /dev/md0 /mnt/home.new

UUIDを取得して起動時のRAID構成を設定し、

root@GT110b:~# echo "MAILADDR raidadmin@bravotouring.com" > /etc/mdadm/mdadm.conf
root@GT110b:~# echo DEVICE /dev/sd[a-z]* >> /etc/mdadm/mdadm.conf
root@GT110b:~# mdadm --detail --scan >> /etc/mdadm/mdadm.conf
root@GT110b:~# cat /etc/mdadm/mdadm.conf
MAILADDR raidadmin@bravotouring.com
DEVICE /dev/sda /dev/sda1 /dev/sda2 /dev/sda5 /dev/sdb /dev/sdc /dev/sdd
ARRAY /dev/md0 level=raid1 num-devices=2 UUID=073dfe34:bb84ba69:266f9421:62606ea4
ARRAY /dev/md1 level=raid1 num-devices=2 UUID=1c57aac9:48170711:ae8dc6f6:0f0b59ea

起動時にマウントされるよう/etc/fstabもblkidベースのUUIDで書き換える。

root@GT110b:~# blkid -o value -s UUID /dev/md0 /dev/md1
6796a910-a5f5-48d3-8b2d-e11bf74d4775
d9f9be15-d707-4705-8b8d-4bd5b316368a
root@GT110b:~# blkid -o value -s UUID /dev/md0 /dev/md1 >> /etc/fstab
root@GT110b:~# cat /etc/fstab
～～
# /home was on /dev/md1
UUID=d9f9be15-d707-4705-8b8d-4bd5b316368a /home ext3 defaults 0 2
# /mnt/shared was on /dev/md0
UUID=6796a910-a5f5-48d3-8b2d-e11bf74d4775 /mnt/shared ext4 defaults 0 2

最後に確認。

root@GT110b:~# /sbin/parted --list
モデル: ATA WDC WD1602ABYS-1 (scsi)
ディスク /dev/sda: 160GB
セクタサイズ (論理/物理): 512B/512B
パーティションテーブル: msdos

番号  開始    終了   サイズ  タイプ    ファイルシステム  フラグ
1    1049kB  154GB  154GB   primary   ext3              boot
2    154GB   160GB  6146MB  extended
5    154GB   160GB  6146MB  logical   linux-swap(v1)

モデル: ATA WDC WD15EARS-00M (scsi)
ディスク /dev/sdb: 1500GB
セクタサイズ (論理/物理): 512B/512B
パーティションテーブル: gpt

番号  開始    終了    サイズ  ファイルシステム  名前     フラグ
1    1049kB  1500GB  1500GB                    primary  raid

モデル: ATA WDC WD15EADS-00P (scsi)
ディスク /dev/sdc: 1500GB
セクタサイズ (論理/物理): 512B/512B
パーティションテーブル: loop

番号  開始   終了    サイズ  ファイルシステム  フラグ
1    0.00B  1500GB  1500GB  ext3

モデル: ATA WDC WD20EARS-00S (scsi)
ディスク /dev/sdd: 2000GB
セクタサイズ (論理/物理): 512B/512B
パーティションテーブル: gpt

番号  開始    終了    サイズ  ファイルシステム  名前     フラグ
1    1049kB  2000GB  2000GB                    md0  raid

モデル: 不明 (unknown)
ディスク /dev/md0: 2000GB
セクタサイズ (論理/物理): 512B/512B
パーティションテーブル: loop

番号  開始   終了    サイズ  ファイルシステム  フラグ
1    0.00B  2000GB  2000GB  ext4

モデル: 不明 (unknown)
ディスク /dev/md1: 1500GB
セクタサイズ (論理/物理): 512B/512B
パーティションテーブル: loop

番号  開始   終了    サイズ  ファイルシステム  フラグ
1    0.00B  1500GB  1500GB  ext3

root@GT110b:~#