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Last-modified: 2024-03-09 (土)


[一語一絵]

博多湾で遭難 / 2018-08-30 (木)

昨日、[External]博多湾で2晩ぶりに遭難者が救助されたというニュースにビックリ。

海に転落…泳いで無人島に 船に気付かれず2日間(2018/08/30 18:10)
[External]ANNニュースより

まずは[External]博多湾の無人島ってどこ?というのが気になったのだが、[External]ANNニュースによると

福岡ドームを望む博多湾。岸から5キロほどの地点に無人島がある。[External]端島と呼ばれる長さ150メートルほどの小島。29日、奇妙な光景が広がった。灯台の下、座ってうつむくのは53歳の会社員の男性。1日半にわたって助けを待っていたという。一体、どんな場所なのか。我々は、この島を目指した。男性は福岡在住。27日夜、仕事帰りに市営の渡船に乗った。向かった先は金印で有名な志賀島。後部のデッキで写真を撮っていたという。そこで思わぬアクシデントが…。男性は当時、船の後ろの部分に出てきてスマートフォンで夜景を撮影していた。その時に塀を乗り越えて海に転落したということだ。問題は、この後の処置。船には乗客ら30人がいたが、誰も気付かなかったという。夜の暗い海に取り残された男性。目指したのは文字通りひと筋の光だった。かくしてたどり着いた端島。島の大半は険しい山だ。船から見ると米粒程度の大きさ。鏡などで助けを求めたいところだが、島のアイテムは限られていた。男性は29日早朝、近くを通り掛かった漁船に発見された。

  救助にあたった福岡県水難救済会・竹田聖也所長:「あそこの白い灯台の左の根元の所に座りこんでいました。憔悴(しょうすい)しているなという印象」

 幸い、男性は擦り傷程度だった。自力で歩いて船に乗り込んだ。船内で電話を借りて泣きながら妻と話していたという。
との事。

南北10km、東西20kmほどしかない[External]博多湾岸から5キロてどこよ?と気になったのだが、[External]西日本新聞によると

救助された男性は「納涼船に乗ろうとしたが乗り遅れた。転落時は酒を飲んでいた」と説明。端島には灯台があり、「明るい方向に向かって泳いだ。付近を通った船に助けを求めたが、気付いてもらえなかった。携帯は海に落として連絡できなかった。何も飲まず食わずだった」と話しているという。

 当時、船の乗客は28人だった。誰も転落に気付かなかった。渡船を運営する市港湾空港局は「乗客数の乗り下りは毎回確認しているが、気付かなかった。原因については調査中」としている。

 志賀島は博多湾の北部に位置し、博多ふ頭から直線距離で約10キロ。渡船では約30分で到着する。端島は近くの海岸から約800メートルの海上に位置する小島。
との事。

[External]Googleマップで端島を調べたところ大岳のゴルフ場まで700mほどなので[External]西日本新聞の方が正しい。それくらいなら頑張って泳げなくは無さそうな気がするが、普段泳いでないとやはり躊躇する。しかも目の前を沢山の船が通っているのだから「そのうち気付いてくれるだろう」と思うのは自然だろう。無事に救助されてホントに良かったが、[External]志賀島行きの[External]福岡市営渡船で遭難とか、[External]博多湾に"端島"という無人島があったとか、いろいろ驚いた。

【参照】
●ANNニュース http://news.tv-asahi.co.jp/
海に転落…泳いで無人島に 船に気付かれず2日間 2018年8月30日
●YouTube https://www.youtube.com/c
TNC みんなのニュース福岡
博多湾で船から転落 53歳男性を35時間ぶりに救助 泳いで無人島へ 当時夜景を撮影中 福岡市 2018年8月29日
●西日本新聞 https://www.nishinippon.co.jp/
志賀島行き渡船から転落、無人島に2夜 泳ぎ着いた男性遊漁船が発見 福岡市、把握せず 2018年8月29日
●Googleマップ https://www.google.co.jp/maps/
博多港端島灯台
●Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/
福岡市
博多湾
志賀島
福岡市営渡船