失敗学のすすめ

9月に失敗知識データベースの件で取上げた「失敗学のすすめ」(畑村洋太郎著)。

買ったはいいがなかなか落ち着いて読む機会を作れなくて置き去りにしていたのだが、ようやく五島から帰りのフェリーで読み切った。

相変わらず収まる気配の無い「いじめ」や「自殺」の背景にも小さなシグナルに気付かない鈍感さや、取り敢えず事件を隠そうとする組織の隠蔽体質が垣間見えるが、これも観点を変えれば小さな失敗に気付かなかったりごまかそうとする失敗の連鎖構造によく似ている。

寄ってたかって必要以上にヒステリックに糾弾するマスメディアはあまりに極端で例外だと思うが、多かれ少なかれ日本には失敗を短絡的に忌み嫌う風潮と言うか文化が根底にある為ではないだろうか。

失敗は歓迎すべきものではないが、そこに固執して個人の責任を追及するばかりでは生産的で無い。多くの場合失敗を招くに至ったバックグラウンドがあるはずであり、それを冷静かつ科学的に分析して改善する事で防げるものが多いはずだ。

局所的な飲酒運転追放キャンペーンも良いが、高齢・認知症ドライバーの問題はどうよ? 運転能力の欠如と言う観点で見るとどちらも同じ問題因子だ。これから間違いなく増加の一途をたどる高齢・認知症ドライバーには悪気が無いだけに質が悪い。そういう意味からも飲酒運転以上の深刻さをもたらす可能性がある。

京都市バスの事故西鉄バスの事故などは運転手が急に意識を失ったのではないかと言われている。そうならば失敗やミスではなく睡眠時無呼吸症候群や心筋梗塞などの病気が考えられるが、だからと言って「病気ならしょうがないねぇ」で済まされる問題でも無い。運転が乱れた時に自動的にブレーキを掛けるような仕組みがあれば事故を防げた可能性がないだろうか?特に多くの人命を預かるバスには何らかの施策があってしかるべき。

音も無く近づいてくるハイブリッド車の脅威に晒されるのも視覚障害者だけでは無い。健常者の背後は視覚障害者以上に注意散漫だし、その上高齢者は耳が遠くなる一方で若者は携帯やiPodで耳を塞いで歩いているも同然。電気自動車は言うまでもなくガソリン車自体も間違いなく年々静かになっているので、今から対策を立てていかないとドライバーに注意を促すだけでは破綻は目に見えている。

ドライバーや担当者など個人の責任追求にばかりに囚われている事は、あとあとで更に大きな問題を産み出す要因となる。100年前のダイムラー・ベンツからは想像も出来ないほど高い性能と頭脳を身に付けた現在、いま一度クルマとヒトの関係を見直す時期に来ているのではないかと思う。

大所高所から広い視野で物事を見るべき、組織の管理職たるポジションの人には読んでおいて欲しい1冊だ。

Galaxy DVD+R DL

一目八景の紅葉

11/16 耶馬溪町深耶馬一目八景にて

今日、ドスパラで買ってきた磁気研究所のDVD+R 2層(DL)メディア**「Galaxy GX D+DL85 PW10PS」FORTISのではエラー**で焼けなかったISOイメージが何の問題も無く焼けた。

2年前に買ったDVM-RD16FB(DVR-108のOEM)なドライブを買替えようかと思ったが、踏みとどまって良かった。

ちなみにお値段は10枚スピンドルで1,980円也。FORTISのDVD+R DLは390円/枚だったのでほぼ半額。それでもDVD-Rなら同じ金額で50枚買えちゃう値段なのだが、2年前の今頃は1,000円/枚以上のものしか無かった事を考えると安くなったものだ。200円なら相性失敗覚悟でも試してみようか、と言う気になってくる。

ただ書き込み速度が2.4倍と圧倒的に遅い為、1枚焼くのに30分以上かかるのが使い辛いとこだ。16倍になりほぼ10分以内で終わるようになったDVD-Rに比べると見劣りがする。バイト単価で2.8倍、焼き時間で5倍以上というのを考えると、分割できるならDVD-R2枚に分けて焼くのが効率的、というのが現状の結論。

参照

株式会社 磁気研究所 http://www.mag-labo.jp/

FORTIS Technology http://www.fortistech.com.tw/

市政の新風と温泉湯豆腐

昨日の福岡市長選は元西日本新聞編集委員の吉田宏氏(50)が快勝。

1998年に市民派・改革派を掲げて現職を破った山崎広太郎氏だが、5党相乗りで迎えた2期目において市民との間に大きな溝が生じていたというわけだ。お祭り好きな博多っ子が「オリンピック誘致」に盛上がらなかった事からこの結果も想定の範囲内。そういう観点からも吉田新市長には山崎市長の二の舞にならないようお願いしたい。

とろけた湯豆腐

嬉野名物、温泉湯豆腐

なお投票率は42.57%。前回を10%以上上まわったとは言うものの、半分以上は足を運んでいないという風に受け止めるべきではないかと思う。

だいぶ寒くなってきたので、今夜は一人淋しく鍋でもしようかと。でも野菜とか使い切るのが大変だからなぁ~等と思ってウロウロしていたら、何気に温泉湯豆腐に目が止まった。

レシチンが多く含まれる豆腐はコレステロール抑制にも効果があり、いわゆる生活習慣病の予防には持ってこい。健康診断の度に「肉はほどほどにして豆腐を喰え」と言われるヘルシーな逸品だ。

さらにこの温泉湯豆腐は弱酸性のニガリが弱アルカリ性の重曹泉質によって中和され豆腐が溶け出す為、トロ~ンとしたクリーミーな食感が特徴。昆布などでダシを取る必要が無いのもお手軽なので、ものぐさなYANOさん向き。

製造は武雄市北方町平川食品工業。ちなみに豆腐が145円/400g、温泉水が39円/500mlで合わせてもたったの184円。1日の摂取目安が100gと言われる豆腐だが、低脂肪なので一人で400g喰いきっても安心だろう。おかげでご飯をお替りしなくても腹いっぱいだし。

それにしても、さりげなく温泉湯豆腐を陳列する西鉄ストアてば侮り難し。

参照

西日本新聞 http://www.nishinippon.co.jp/ » 福岡市長選

日本豆腐協会 http://tofu-as.jp/

平川食品工業 http://www.saga-hirakawaya.co.jp/

五島ツーレポとスライドスクリプト

先の五島ツーリングレポートは上五島編福江島編に分けてようやく脱稿。今回はGoogleMaps航跡図の位置調整などを行ったので結構手間取ってしまったが、更に写真のスライドショー的な機能を追加した。

やっぱり料理の写真で全景とクローズアップのどちらを使うか悩ましかったので、いつものようにアニメーションgifで順繰りに表示しようとしたのだが、画像が汚くてちっともうまそうで無くなってしまったのがそもそもの発端。

かといって食い物画像ばかり掲載するのはページ全体のバランスを欠くし、何より興味の無い人にとって不要な画像はウザイだけだ。そういうわけで、マウスのクリック操作でスライドショーよろしく画像を次々と差し替えるJavaScriptを実装してみたわけ。

そのJavaScriptを公開すると

<script language=JavaScript>
<!--
function SlideShow(img,rtx){
  var baselen, imgix;
  baselen=img.src.lastIndexOf(".");
  imgix=Number(img.src.substr(baselen-1,1));
  imgix++;
  if ( rtx < imgix ) imgix=1;
  img.src=img.src.slice(0, baselen-1)+String(imgix)+img.src.slice(baselen);
}
//-->
</script>

という感じ。これをヘッダーとかに入れておいて、

<img src="images/20061104a1.jpg" **onClick="SlideShow(this,4);"** />

という感じで呼び出せば良い。".jpg"の前の数字1桁をカウントアップしていき、引数の4を越えたら1に戻る単純な仕組みだ。可変部分が数字1桁なので最大9画像という制限はあるものの、取り敢えず充分だろう。

JavaScriptが使えなかったり、禁止している場合も最初の1枚が表示される。

できてしまえば何という事の無いコードだが、汎用化させるのに結構頭を使ってしまった。その甲斐あって初版コードに比べて随分コンパクトになったわけで、やはり「優れたコード程シンプルである」という金言を再確認した次第。

実質5ステップのJavaScriptにオリジナリティを立証するのも馬鹿らしいので、気に入ったらパクるなり参考にするなり自由に使って頂きたい。

耐震強度偽装問題、1周年

昨年の今頃発覚し、近代建築の信頼を根底から揺るがした(かに見えた)いわゆる耐震強度偽装問題

深耶馬溪の紅葉

11/16 県道28号森耶馬溪線にて

イーホームズ藤田社長、木村建設の篠塚支店長等の判決を契機にまたニュースで取上げられているものの、罪状はどちらも耐震強度偽装とは直接関係無い、取るに足らない別件に過ぎない。問題の中心人物である姉歯氏が罪に問われているのも建築基準法や議院証言法の違反(偽証)等で求刑は懲役5年、罰金180万円。全体結果としての損害額を考えると微々たるモノだ。

当初大規模な詐欺商法かと揶揄され、一時は政界への波及まで噂されたものの、開けてみればまさに大山鳴動してネズミ一匹。

問題の根幹である穴だらけの枠組みを放置した国交省には一切お咎め無しで、全くもってトカゲの尻尾切りで終わりそうな気配。

そんな折り、「トカゲの尻尾」にされてしまったイーホームズ藤田社長がJanJanで語っている“偽装問題の本質”が興味深い。未だに揉めているアパ物件を含めて、建築構造設計日本外国特派員協会での記者会見と合わせて目を通しておきたい。

最初に姉歯氏の偽造を告発した事でマスコミにも持ち上げられた渡辺朋幸氏が実は無資格で構造設計をしていた件とか、建築業界で半ば常識化している信じ難い通念など本当だとすると驚くべき事が語られている。確かに、マンション販売が好調なデベロッパーをスポンサーとして抱えるマスメディアではとても取り上げられないというのもわからないでもない。

今国会に建築士法改正案等は出されているものの、教育基本法改正案のゴタゴタで国会はマヒ状態。

氏の話の信憑性はさておき、「本質的にはまだ何も変っていない」という現実だけは間違い無いだろう。

参照

google news http://news.google.com/

JanJan http://www.janjan.jp/ » 耐震強度偽装問題

国土交通省 http://www.mlit.go.jp/

衆議院 http://www.shugiin.go.jp/

口惜しいほどお天気

B747のアプローチ

福岡市博多区大井にて

昨日以上に良いお天気だが、生憎11時まで所用とは…。

世の中そんなもんだなぁ、とは言いつつ、頭上を轟音を響かせて下りてくる飛行機に釣られて青空を見上げながら帰宅。

冷静に考えるとお天気が良い日のこの時間にウチにいるのも珍しいし、飛行機を撮りに行くには絶好のチャンス。というわけで、空港まで10分自転車を飛ばして写真撮影。

残念ながらエバー航空ハローキティジェットには間に合わなかったものの羽田からの到着便ラッシュには間に合った。それにしても撮影ポイントに入った途端に薄曇りになるのは何故よ?

でもようやくB747ジャンボを収める事ができたので良しとするか。フロントビューからB737かB767かと思って少し寄り気味に構えていたところ、長~いB777がフレームからはみ出しそうになって慌てたのは内緒だ。

ようやく雲が取れて強い陽射しが戻ってきたと思ったら、正午前に風向きが変って逆進入になってしまった。マニアなら速攻で反対側に移動するとこだが、そこまで熱くは無いので頃合いと悟り撤収。腹減ったし。

再び箱崎に戻り、久々に**「ひでや」のパスタランチ。バゲットとサラダが付いて630円**。今日のメニューはベーコンとウニのクリームパスタ。コシの手打ちパスタは真面目にウマい。

スパゲティ・洋食 ひでや ランチ630円 11時半~14時、18時~ 日曜定休
TEL:092-631-2612 福岡市東区箱崎1-27-15 第1澄川ハイツ1F

臨時便、紅葉狩り

今日の午後から空模様が下り坂、週末は生憎の雨模様という予報にそそのかされて紅葉狩りミッション緊急発動。

8時10分にXLRで出動。今週は毎日"八木山Express"しているだけあってアイドリングの安定感も良くなって来た。

まずはESSOエクスプレスセルフ二又瀬SSで給油したのだが、レギュラーが**\122/Lに。月曜日には\116/Lに下落していて喜んだのも束の間、また上昇傾向**かな?

ちなみにこのセルフ二又瀬SSはクレジットカード払いだと店頭表示金額から6円引きとなる。現金払いした事がないのでよくわからないので、店頭表示金額そのものが同業他社を油断させる為の偽装なのかもしれないが。いずれにしろ近所では最安値のスタンド。

R201東バイパスを流してサクッと篠栗へ。八木山有料道路から接続する飯塚庄内田川バイパスも烏尾トンネルの工事が始まったばかり(全線共用は平成22年の見込み)なので、八木山峠を越えて飯塚の市街地へと入るが、意外にすんなりパス。

柏の森も拍子抜けするような流れ順調に通過し、下伊田の交差点を右折。県道455号今任原伊田線から県道52号八女香春線にスイッチし彦山川に沿って遡る。

英彦山の紅葉

豊前坊駐車場にて

9時56分、去年「道の駅」に登録された「歓遊舎ひこさん」でトイレ休憩を挿み、気持ち良いペースで県道52号八女香春線を流しR500にスイッチ。ここからハードなヒルクライムとなるが、色付き始めた木々を眺めつつクルマに付いて行く。

16日AM現在、英彦山温泉しゃくなげ荘のあたりまでピークが下りてきている印象だが、今年は色合いがイマイチで赤が黒っぽい上に、色付かずに落ちている葉が多いような気がする。

英彦山スロープカー・英彦山花園なんてのができていた。40分かけて1000段近い石坂を登っていた英彦山神宮を15分で結ぶエレベーターだそうだ。修験の山にバリアフリーが求められるのも時代の流れか。観光業界にもシルバーマーケットの大きな波がやってきている。

別所あたりでも結構色付いてはいたものの、陽射しが無かったので無視して通過。10時28分、陽射しが漏れてきた豊前坊着。気温は8℃ほどだが、まだそれほど寒さは感じない。薄曇りの空から差し込んできた陽射しを受け、燃えるような赤に染まったカエデの下でひと休み。

全般的には殆ど終わりかけなので、このあたりは先週末がピークだったかな。

一目八景の紅葉

深耶馬溪一目八景にて

標高825mのピークを越えて野峠からはR496との重複区間だが、それはともかく山国町へ下ってR212にスイッチ。

道の駅やまくにへ。ここにも宿題を残したままだったのを思い出したのだが、今日はまだランチには時間が早い。何より完全に曇る前に深耶馬溪まで行っておかないとならないので、ひとまず通過。それにしても狭い駐車場だが相変わらず多いし。

11時半に一目八景着。タイミング的にはちょうどピークかな。薄曇りで色が映えないなのが何とも残念だが、どんよりどんよりになる前に観られて良かったと思うしかないか。

それにしても平日なのに相変わらずスゴい人出で、歩道も無い狭い道端に人が溢れてる。公共駐車場には観光バスも5台待機中。ドライバーも風景やら駐車場やらに気を取られるし危ない危ない。

錦雲峡方面まで行ったところ、肩すかしを喰らったので折り返し。もう一度一目八景をパスしてメイプルファームロード耶馬へ。山の景色は良いものの、色付きは大した事無い。ただ街路樹のカエデが真っ赤に色付いていたのはさすが。

かぶりつき定食

道の駅やまくににて

XLRにはなかなか厳しいアップダウンを抜けたら裏耶馬溪。こちらも色付きはまだまだ。というか、奇岩・奇峰がウリの場所なので紅葉はあまり期待できないような気がする。

閑静な県道702号平原耶馬溪線を流してR212に復帰し、宿題を片付けに道の駅やまくにへ。

時間は12時半を過ぎたところで、入れ替わりのタイミングに当れば…との淡い期待は「只今30分程待ち時間を頂いております」の貼り紙に一蹴される。店内を観る限り満席なのに料理が並んでいないテーブルが結構多く、ショーケースの前にも数人見入っている人々がいる。「こりゃ30分じゃ利かないかも」と解釈。30分あれば日田まで行けるので、腹ぺこライダーとしては**「金比羅うどん」**に行った方が賢明だ。

宿題だったのは「かぶりつき定食」。忘れないようにサンプルの写真だけ撮ってきました。f(^^;;

流れの速いR212を快走。13時近くに大分道を潜ってようやく日田市内に入ったところで大誤算。想夫恋天神店がふりまくソースの香りをカウンターで喰らってノックアウト。寒さのピークから脱したこともあって気分は焼きそばモードに。焼きそばマップ抜きでも三隈飯店なら行けるのだが、既に2回行っているので今回は青雲の志で新規開拓にトライ。

焼きそば

三隈飯店にて

さすがに焼きそばマップを無しではなかなか見つからず、何の成果も無いまま駅近くに来てしまった。そういえば三隈飯店はまだ写真撮ってなかったし、しかも逆アプローチにもトライしとかなきゃでしょ。という後付けの理由で三隈飯店へ。

行き方は簡単、駅前の大通りをひたすら真っ直ぐ進み、川にぶつかる一つ前の交差点を左に入れば良い。駐車場はすぐ近くにある市営隈駐車場のご利用を。1時間110円ととっても良心的。

今日も大盛りの焼きそばを。スープ付き、\780。バリウマ。個人的にはキャベツ入れて欲しいけど、これは日田焼きそばのアイデンテティとして理解。

三隈飯店 焼きそば:\630 大盛:\780 11:00~23:30 不定休
TEL:0973-22-7261 大分県日田市隈1-5-21 (MapFanWeb)

13時34分リスタート。ここからだと下手に土手ロードに周るよりもR386を真っ直ぐ行くのがセオリー。そのままR386甘木朝倉バイパスを流す。空にはいつしか青空が拡がっていた。ウソっ、明日の方がいい天気ってか?

帰りの駄賃に秋月方面へ寄道してみたら再び曇り空に。紅葉的にはまだまだだったのでいいけど。もちっと知らない道を探訪したかったがガソリンがリザーブになってしまったので大人しく帰投。県道77号筑紫野三輪線から県道112号福岡日田線を流して帰る。陽射しはあるものの、薄曇り。さらに日が傾くと体感気温が一気に下がるので、ペースもそれなり。

R3は流れに乗って快適なペース。半道橋の九州三愛石油オブリステーション福岡南バイパスSSで給油**(R:\128/L)**した後、ファミリーユサ福岡東店へ。いつしか切れてたテールランプを交換した後、16時15分に帰着。

寒いこた寒かったけど、それはそれで充実の275kmだった。

g-Contentsに注目

ミルクロード

11/12 ミルクロードにて

「g-Contents」と聞いてゴジラ系?かと思いきや、さにあらず。INTERNET Watchに掲載されたg-Contents worldの記事が興味深かった。それにしても地理空間情報活用推進基本法案なんて初めて聞いたよ。

これでなかなか進まなかったSVG電子地図の普及に加速がつくかと思いきや、Google Mapsの上を行くリッチなコンテンツを提供する基盤とすべく地理座標系の実装まで準備は進んでいるようなので、期待大。

カーナビは言うまでもなく、2007年春以降3G携帯は原則GPS搭載となる事からも、思わぬ使い道も出てきそうな気がする。

その地理空間情報活用推進基本法案を審議しているハズの国会だが、教育基本法改正案を巡り、民主、共産、社民、国民新の野党4党が15日の衆議院教育基本法特別委員会を欠席。衆院での全面的な審議拒否を決めた模様。

ヤラセ発覚タウンミーティングの意義も根底から揺らいでしまい、国を愛する前に先生やクラスメートを愛する事を教えなければならんと切に感じる今日この頃。何がなんでも成立を急いだ与党の行動は「取り敢えず公約実現」の実績を狙ったあさましいものであり、強行採決は横暴だと言わざるを得ない。

だからと言って相も変わらず審議拒否と言う古臭い戦術しか採りえないという野党側の拙攻にもすこぶるガッカリだよ。若返ったと言いつつ相も変わらず繰り返される国会茶番劇にはウンザリする。

参照

INTERNET Watch http://internet.watch.impress.co.jp/

gコンテンツ流通推進協議会 http://www.g-contents.jp/

衆議院 http://www.shugiin.go.jp/

明日は11月のWindows Update

紅葉

県道40号飯田高原中村線にて

明日は**「第2火曜日の翌日」**恒例のMicrosoft Updateの日。

なぜ第2水曜日ではないのか?というと、米国時間の第2火曜日にリリースされる事から今回のように時差の関係で日本時間では第3水曜日になってしまう場合があると言う事だ。

15日になれば2006年11月のマイクロソフトセキュリティ情報がリリースされていると思うが、セキュリティ情報の事前通知では「XMLコアサービス」の緊急パッチを含む6件が予告されている。

今回、特に注意して欲しいのが有効期限切れであるWindows XP SP1用のパッチはリリースされないという事だ。

速やかにSP2にアップグレードしてからMicrosoft Updateして頂きたい。

参照

Microsoft TechNet: セキュリティ センター http://www.microsoft.com/japan/technet/security/

日経ITPro http://itpro.nikkeibp.co.jp/

Macの将来に一抹の不安

アップルが新しいプロモーションMacをはじめようを始めた。特に11. ウイルスの悩みを解消。が挑戦的。

Mac OS Xは優れたUNIX基盤と他のパソコンを凌ぐセキュリティ機能により、ウイルスに感染する心配はありません。Mac の場合はドアを閉めて鍵を掛け、キーを隠し、あなたしかわからない暗証番号で貴重品を金庫に保管できます。

と、かなり乱暴。

CM画像

Macをはじめよう - TV CMより

テレビCMも大々的に流されているが、Windows環境にウィルスが多い事を結構強烈に皮肉った大胆な内容だ。方やOS XはUNIXをベースとしていて堅牢だとアピールしているが、UNIXと言えどもウィルスの類が無い訳ではないし、Windows程ではないとしてもカーネルアップデートやセキュリティ修正プログラムが時々リリースされているのはUNIX/Linux系関係者ならば誰しもが知るところだ。

そもそも、WindowsだろうがUNIXだろうが基本的にウィルスを作る為に必要なコスト(技術力や手間)はほとんど差が無く、稼動台数が圧倒的に多いWindowsの方が費用対効果が高いから狙われ易いだけ、という実情を理解しておかなくてはならない。

これまではモトローラ系のPower PCを搭載し、命令コードが異なるという大きな壁があったMac。今年からWindows系でお馴染みIntelのCore CPUを搭載し、一番大きな壁を自ら取り除いた事を忘れてしまったのだろうか?

現在はWindowsよりも安全と言うだけであり、これからもそうだとは限らない。Macならウイルス対策は不要だという間違った認識を広めてしまうのはあまりにも危険過ぎる。

このCMで思い出したのが、10月に明らかになったばかりの「一部の Video iPod にWindowsウイルスが混入した事件」。この声名が「原因をWindowsのせいにするのは問題のすり替えだと非難された」のだが、今日改めて見たら

また現在出荷されている Video iPod はウイルスの影響はありません。Windows がこのようなウイルスに対して脆弱であること、それ以上にアップルが出荷前に問題を把握できなかったことを大変遺憾に思います。

となっており、当時は無かった「それ以上にアップルが出荷前に問題を把握できなかったこと」という文言が明らかに後追いで追加されていた。

文言的には「それ以上に」という一言こそあるが、先に**「Windowsが脆弱である事」**を非難して「自社の品質管理が不十分だった事」への批判を逸らそうという態度は変っておらず、謙虚にユーザーの方を向いてきた(と思っていた)これまでのアップルからは考えられなかった事だ。

また喧嘩を売っていたずらにウィルス作者を刺激しようとしているとしか思えない愚行が特に気になる。彼らは横柄な会社や経営者を嫌ってターゲットにする性質があるので、下手をするとヤブヘビとなって新しいIntel系Macユーザーを窮地に追い込み兼ねない危険があると思うのだが。

このようなアップルの最近の行動は失望どころかある種の反感すら感じさせるものであり、誠に残念。好調な業績に浮かれて企業姿勢が緩んできたのだとしたら、敬虔なMac信者の忠誠もついに揺らぐのでは無いかと心配する。

参照

アップル http://www.apple.com/jp/

日経ITPro http://itpro.nikkeibp.co.jp/