今年からクライマックスシリーズと名付けられた、日本シリーズへの出場権を争うポストシーズンゲーム。
KBC九州朝日放送より |
一足早く始まったパリーグは北海道日本ハムファイターズが3勝2敗で勝ち抜け、今シーズンでファイターズのユニホームを脱ぐヒルマン監督が再び宙を舞った。
第1ステージ、第2ステージともに最終戦までもつれ、また今日もロッテが最終回まで諦めずに攻め続けるといった、緊張感が溢れるシリーズだったが、最後はやっぱり北海道日本ハムファイターズが一枚上手だったなぁという印象。
王監督に「初優勝より10倍難しかった」と言わしめた連覇を果たしたファイターズとファイターズファンのみなさんには心よりおめでとうを言いたい。
昨年までの2本柱だった新庄と小笠原が抜けて、目立った戦力補強が為されなかったように見えた今シーズン。「これでファイターズは終ったな…」と思っていたのだが、終ってみれば全く想定外の結果には驚くばかり。これだから野球はわからないねぇ。
昨年まではプレーオフで勝ったチームがリーグ優勝だったが、今年からポストシーズンゲームはリーグ選手権とは切り離されたので、リーグ優勝のペナントを持たないチームが日本シリーズへ出場する可能性もあったのだが、今シーズンのパリーグに限って言えばそれは無くなった事に。
運も実力のウチ。ルールがどうあれ、一番になったチームが本当に強かったという事だ。ここ数年何かにつけて「たられば」に甘えて本質を見失ったホークスファンも頭を冷やさなければ。
【参照】
●北海道日本ハムファイターズ http://www.fighters.co.jp/