五島満喫
昨日の続き。
まだ真っ暗な6時に起床。眠い目を擦りながら身仕度を整え、食堂で用意してもらったお弁当を受取って6時半に宿を出る。暖機運転の間に雨に濡れたかのようなXLRの夜露を拭い、6時43分スタート。
朝のアンニュイな田舎道をゆっくり流して6時50分に若松港到着。カーテンが降りたままの受付窓口で途方に暮れてたら、待合所のイスの上で露天商よろしくお菓子の缶を拡げていたおじさんから**「太古の受付はこっちだよ」**と声が掛かった。なんだ、立派な窓口はフェイクかよ。
野母商船「太古」は定刻の7時10分に入港。博多港の時とは違って、今度は自力で載せないとならないようだ。つか、若松港は桟橋も無いので歩行者も車載スロープから乗船だ。数人の下船客と入れ替わるように乗船し、7時20分に慌ただしく出港。
野母商船 太古 若松 7:20 → 福江 9:00
2等 \1,630+原付 \830
船内では2Fの展望ロビーに陣取り早速お弁当をペロリと片付ける。昨夜は相当喰い過ぎたと思ったのだが、朝になったらやっぱり普通に腹が減っているのは我ながら不思議だ。太古は程なく若松大橋の下を潜り、新上五島町に別れを告げた。
途中奈留島に寄港し、島間を抜ける1時間半の短い航海は、デッキでひなたぼっこしながらのんびり。じっとしていると汗ばむくらいだが絶妙に心地好い潮風を全身に浴びる。

若松港にて
定刻の9時に福江に到着。eTrexは電源を入れた後、ショックを避ける為にデイバッグへ。立派なフェリーターミナルの観光案内所でGetしたパンフレットを、クリップボードにセットしてスタンバイOKだ。
やはりセオリーに海岸線を従って時計廻り。県道165号大浜福江線に進路をとる。極めて交通量の少ない2車線快走路を、左手に穏やかな海を眺めながらXLR快走。ポカポカ陽気の陽射しが気持ち良い。
浜町集落を抜け久々の信号を左折すると県道49号福江富江線にスイッチ。左手に見える大浜海水浴場もまたキレイな砂浜が拡がる遠浅のビーチ。県道右手の教習所では自動二輪の教習中で、こういうとこで合宿免許というのは最高かも。
ひと坂登ったところを左折すると香珠子(こうじゅし)海水浴場。高台から見下ろす海はターコイズブルーでこれまた優しい癒しの色合い。残念ながら潮位・光線的に写真映りはイマイチだったが、福江から県道49号を真っ直ぐ来れば15分ほどでこれほどのビーチがあろうとは。恐るべし五島。
県道49号福江富江線は改良進む2車線快走路。緩やかにアップダウンする豪快なストレートはリッターバイクでも最高速出せるかな?と思うようなデンジャラスな雰囲気なので、XLRは分相応に旧道をチョイス。てか、そういう趣旨だし。

五島市富江町山下郷にて
10時前に富江の只狩展望所へ。珊瑚工芸品で知られる富江だが、沿岸にリーフがあるわけではなさそうだ。
調べてみると、五島の珊瑚はそもそもが男女群島で仕掛けた網に引っかかった珊瑚から始まったもの。ソテツやブーゲンビリアなどが咲き、昨日の中通島よりも確実に南国情緒が溢れる福江島だが、さすがに珊瑚までは無理なようだ。しかし、男女群島まで80km程の距離なので温暖化がすすめば福江島でも珊瑚礁が見られるようになるかも!?
10時10分リスタート。再び海岸線に復帰し、田舎道をのんびりまったり探訪。このあたりの集落「山下郷」では家々を取り巻くように注連縄が張られており、何かあるのかな?と思っていたら、やっぱり秋祭りなのだそうだ。
お神輿も周っているそうだが「時間的にどうだろうなぁ…」と思いながら探訪していたら進行方向からお囃子が聞こえてきたので、それ幸いとそちらの方へ。小さな集落だと思っていたのだが、さにあらず。中学生と思しき若い人を含めて思いの外大勢。
お祭りに合わせて帰省してきた人も多いのだろうが、素朴ながら活気のあるお祭りだった。
11時過ぎにリスタート。えっ、もう11時。15時くらいまでにざっくり一周できるかな~とか思ってたんだが、探訪ペースでは全然無理そうだ。

大瀬崎展望所にて
R384は比較的整備されているが、大宝まで15kmは150m以上の峠を二つも越えるチャリダー泣かせの厳しいアップダウン。XLRでも優に20分以上はかかってしまった。
県道50号玉之浦大宝線にスイッチし、11時45分に大瀬崎展望所着。いや~、絶景。さすがにここだけは観光客がひっきりなし。日本最西端は言うまでもなく与那国島の西崎だが、西の果てと言う雰囲気では大瀬崎の勝ちかも。
断崖の上に白亜の灯台を200m以上の高さから見下ろす鳥瞰図も良いが、敢えて言うなら有名過ぎて見飽きた感があるので灯台の写真はここらへんを観ていただきたい。バイク乗りとしては道なりの風景がこれまた旅情満点で秀逸。
写真を撮ってたら程なく正午。案内板に依ると「灯台まで往復40分」という。向こうでゆっくりして戻ってきたら13時。それからどこまで戻れば昼メシにありつけるのだろうか?と考えると、早くも空きっ腹が騒ぎ始めた。
ていうか、陽が高いうちに高浜ビーチに行っとかないと、というわけで「祈りの女神」まで登った後、12時15分に撤退。
県道50号玉之浦大宝線に復帰。玉之浦の集落を抜け、立派な橋を渡ると島山島だが、港の端まで行ったところで行き止まり。う~ん、収穫なしか。というわけでUターン。再び玉之浦の集落で食事処を探すが何も無さそうなので通過。

大瀬崎展望所にて
再び県道50号玉之浦大宝線を戻って、ルルドの近くにある**「Newパンドラ」**というお店へ。すんなり席につけたものの、食事が出来そうな場所が他に無い事もあって客は多い。よく見ると料理待ちの客の方が多く結構時間が掛りそうな気配。かと言ってこの先のルートを考えるとファミレスやコンビニなんて期待できないし…と考えたあげく、美しい海の色合いは何より太陽高度が命、というわけで昼メシ抜きの覚悟で先を急ぐ事に。
県道50号玉之浦大宝線を戻り12時48分にR384復帰。中須郷、荒川郷の集落を過ぎて、丹奈トンネルを抜けると頓泊。
頓泊ビーチはちょうど干潮の時間で干潟が拡がっていて、驚く勿れ波打ち際までなんと1km以上あった。これほどあったら遠浅という表現は適当でないかもしれないな。干き過ぎで色合い的には望ましい状況では無いが、それでも美しいターコイズブルーの色を残しておりピークの鮮やかさをイメージさせるに充分魅力的だ。
続いて天然の海水浴場として日本一の美しさと言われる高浜ビーチ。頓泊ビーチとは岩場を挟んでお隣にある関係なので、こちらも同じ様に干き過ぎ。魚藍観音展望所まで上がるとターコイズブルーの美しさが垣間見えるのだが。ていうか、海のキレイさは今さらここで説くまでもない、というわけでビーチの写真はここらへんを観ていただきたい。
ちなみにGoogleMapsの航空写真モードでもビーチの青さの一端を目の当たりにする事ができる。宇宙からでもわかるビーチの美しさは希有な存在だろう。
三井楽に入るとR384から外れて県道233号貝津岳浜ノ畔線へ。さらに脇道へ外れて海岸線をテレテレ走っていると突然現れたのが渕ノ元カトリック墓碑群。一般的な四角い墓石の上に十字架を刻んだり、象った墓石を載せるのは敬虔なカトリック教徒の証しであり、五島地方ではそれほど珍しくは無い。が、ここ渕ノ元では更にマリア像まで並んでいるのだ。穏やかな五島灘を背にして佇む墓石群はちょっと日本の海岸とは思えない雰囲気を醸し出している。

五島市三井楽町渕ノ元にて
手元の観光マップには載ってないし案内板も目にしなかった場所。帰ってからネットで調べるとそこそこ情報が出てくるし、探せば触れてある案内板が全く無いワケでは無いのだが、何にも下調べもせずに行ってこんなトコに出喰わした景色は衝撃的だった。
ちなみに五島観光の目玉はやっぱり「教会巡り」だろう。しかし信者にとって神聖な場所を信仰心のカケラも無い自分が物見遊山な気分で足を踏み入れるのは如何なものか?と思っているので、基本的には鎮守以外の特定宗教施設は敷居が高い。
特にイエスを唯一絶対の神と崇めるカトリック教会は、十字軍、異端審問、魔女狩り等に代表されるよう**「教会の価値観」**にそぐわない存在を認めなかったり排除する傾向があると思っているので、その布教活動の象徴でもある教会を喜んで観て周る気にはなれない。確かに建築物としての様式美や歴史的価値は認めるものの、特にステンドグラスには古来より宗教的メッセージの意味合いが込められており見た目の鮮やかさを単純にキレイと受け入れられない気持ちがある。
これは多様な価値観を認めない経典や思想を強制する布教活動が受け入れ難いという個人的な信条に反するのだと自己分析している。言い換えると、個々の信者が悪いとか嫌いとかいう事ではない事から、故人や不遇の時代を堪え忍んだ祖先を偲ぶ墓碑に関しては素直に受け止められ思わず魅入ってしまったような気がする。
また時計周りに走って三井楽の中心部を抜け、R384に復帰。**岐宿(きしく)**で給油した後、県道162号河務福江線にスイッチ。
橋を渡ってすぐ右折。少しダートを走って14時35分にドンドン渕へ。バイクを駐めても水の音がしないので「どれくらい歩くんだろうなぁ…?」と不安を抱えたまま山道を歩き始めたが、ものの5分も歩けば行き着いてしまった。しかも、水はチョロチョロ。これじゃ音もしないわけだ。確かに渕そのものは深そうなので、夏に泳ぐのにはいいかも。でも泳ぐんなら海行くだろうなぁ….(笑)。

五島市三井楽町濱ノ畔にて
14時50分リスタート。再び県道162号河務福江線に復帰して時計周りに福江を目指したのだが、狭い道をやってきた久々の対向車に15時を過ぎて傾いてきた陽射しと苔むした路面のリスクを感じ、勇気ある撤退を決める。
R384に戻って三井楽方面へ向かい、15時11分に岐宿の城岳展望所へ寄道。標高216mの山頂にはDoCoMoのアンテナを利用した展望台があり、なかなかの眺めだ。
15時45分に五島唯一の「道の駅」、遣唐使ふるさと館着。空腹を炭酸飲料でごまかし、大休止。
そういえば今夜の宿、民宿スギモトは既にこの近くだが、集落の中だけに正確な場所がよくわからない。置いてある案内図を見ても民宿スギモトは載ってない。案内所のおねえさんに訊ねようと思ったのだが元おねえさんしかいなかったので、何気においてあった情報端末っぽいノートPCで検索。道順はわからなかったが、位置的に中学校の裏にあるらしい事だけはわかったので、取り敢えず陽の明るいうちに行ってみる事に。
結局、中学校脇に案内板がありその道を登っていくと難無く着いた。16時15分。
まだくつろぐにはちょっと早い時間なので身軽モードで三井楽の山側を探訪。ピークの京ヶ岳には西部航空警戒管制団第15警戒隊が設置されている。2基鎮座しているレーダードームの脇を抜けて西側へ下って、中腹の一周道路をぐるり。無事、夕焼けハンティングを済ませて17時半帰着。

民宿スギモトにて JavaScript有効時,画像クリックで単品表示
民宿の部屋は畳の6畳間。TVとエアコン付き。風呂も4~5人が入れる程度の大きさで、良くも悪くも想像通りで普通の民宿だ。
夕食は昨夜程ではないが結構豪勢。カンパチの刺し身はぷりぷりの肉厚がガッツリ10切。大きなサザエは何と活造り。天ぷらもウマい。ステーキも150g程度の結構なボリューム。五島牛という事だったが…、脂はウマかったけどね。料金を考えれば充分ウマかったと言えるでしょう。
こんなに連夜喰ってたら医者に怒られちゃうよなぁ。昼メシ、抜いといて良かったかも。(笑)
民宿スギモト 1泊2食**\6,300**
TEL:0959-84-3582 五島市三井楽町濱ノ畔1535番地1 (MapFanWeb)
翌5日は6時半起き。ちょうど朝焼けがイイ感じだったのだが、顔を洗っている間にピークを逃してしまった。7時半に朝食を済ませ、8時にスタート。
三井楽から福江まで普通にR384を真っ直ぐ行くと1時間もかからないので、やっぱり遠回り。
逆回りで高浜ビーチと頓泊ビーチを周ってみたが、潮は満ちているものの太陽高度が低く入射角が足りず、やっぱり眠い色しか出ない状態。まぁ今回は運が無かったという事だが、ケラマの海を観てきた後だけに果たして条件が良かったとしてもどうかなという気がしないでもないな。
金曜日に打合せを入れようとして「金曜日は文化の日ですよね?」と言われたのが水曜日のお昼。「げっ、3連休じゃん」
というわけで慌ててスケジューリングして…と言っても結果的には往復のフェリーを確認し島を巡る順番を決めただけ。木曜日の朝になって宿を確保し、仕事をチャチャッと片付けた後ダッシュで帰宅。
着替えと洗面道具をデイバックに放り込んで、20時半過ぎにXLR起動。10分程で博多ふ頭へ。
博多港での乗船受付は21時から。出航まで3時間あるが、明日から3連休を控えて予約ナシで行こうというのだからこのくらいの覚悟は必要だ。真っ先に受付を済ませ無事乗船券を確保してひと安心。
XLRに「青方行き」タグをぶら下げてフェリー後部へ移動して、係員が指示したところにバイクを駐車。出港までまだ随分時間があるし寄港地が多いので下ろす順番等も考えて係員の方で乗せてくれるらしい。2Fの待合室へ戻って一息入れたあと、21時半に徒歩客と一緒に乗船。
旅の幕開けは野母商船の「太古」。1,260トン、定員350名と決して大きくは無いが、ラウンジを有する船内設備は(意外と言っては失礼か?)沿海航路にしては破格の立派さ。以前乗った九州郵船の対馬行き「フェリーあがた」とは雲泥の差だ。
野母商船 太古 博多 0:01 → 青方 6:00
2等 \5,210+原付 \2,080
2等客室は前方のワンフロア。女性専用コーナーもあるが膝くらいの仕切りがあるだけなのであまり意味ないかも。さすがに今日は250人以上という混み具合だったので枕で場所が決められていただけでなく、ラウンジにも畳を敷いて臨時の2等フロアにされてる状況はまさに難民船。
普段ならば船内探検に出掛けるところだが、迂闊に陣地を空けると問答無用で奪われてしまうので横になって本を読んで暇を潰す事に。23時近くに乗船したグループ客はバラバラに散らざるを得なかった有り様だったが、早めの動きが功を奏して船室の角を押さえていたYANOは比較的ゆっくり寝られた。

新上五島町有川江之浜にて
5時半に起床。その前に宇久、小値賀の寄港でもやっぱり目を覚ましたので、寝たような寝なかったような感じで微妙にぼんやり。顔を洗って気合を入れていると程なく目的地の青方港に到着したので、すこぶる目覚めの悪いXLRを押して**中通島(なかどおりじま)**に上陸。空はまだ薄暗いし、やっぱりジャケット無しでは寒い。博多で買っておいたコンビニおにぎりをフェリーターミナルで平らげ、気持ちもスタンバイOK。
新上五島町のパンフをクリップボードにセットして6時20分に上五島ツーリングスタート。まずは朝日を迎えに時計周りで東へGo!、というわけで薄明るくなってきた空に向かってR384を上五島空港を目指す。
6時50分に日の出を確認したので、上五島空港を諦めて旧有川町江之浜の坂本竜馬ゆかりの広場で朝日を拝む。
それにしても竜馬、僅か33年の人生でこんなとこまで来てたとは。まっこと、恐れ入ったぜよ。
そのまま海岸線を時計周りで行けるとこまで行ってみようと思ったら、林道太田線に繋がったのでそのままイケイケで登っていく。程なくイノシシの出迎えを受ける。向こう側の薮に逃げて行ったので事無きを得たが、そこそこの大きさだったので向かって来られたら危なかった。1.5車線の舗装路ながらもそういうワイルドな雰囲気を醸し出す離島の林道ってば不思議な魅力。目映いばかりに美しく青い五島灘を海抜50~100mの高さから見下ろすのもまた絶景。

上五島町新魚目にて
気持ち良く走り抜け、太田郷から県道187号太田有川港線で少し有川方面に戻り、またしても海岸線時計周り方向の林道阿瀬津線へ。こちらは轍もある少々荒れたダートだが、オフ車歴満1年を経て久々のダートとなるYANOさんにはおあつらえ向きの練習コースという雰囲気。やっぱりところどころで見下ろせる五島灘が美しい。
写真を撮るのも惜しんで約1時間半の林道ツーリングを堪能し、8時半に阿瀬津郷へ。県道22号有川奈良尾線~R384と繋いで浦桑のコンビニRIC(24時間)でひと休み。
エネルギー補給した後は、中通島最北端へ。県道32号有川新魚目線を淡々と流す。あちこちの集落に佇む教会では厳かに礼拝してたりすると、異国情緒は更に深まる。適度なアップダウン、コーナーを楽しみながら津和崎灯台に着いたのは10時15分。のんびり走ったとは言え浦桑から1時間程かかったわけで、やっぱり距離以上に思ったより時間が掛る。
中通島最北端は空と海に包まれる青の世界で、誰にも邪魔されず15分ほどまったり浸る。おそらく90%くらいの高確率で貸切の空間になるはずだ。
10時半リスタート。県道32号有川新魚目線から脇道をチェックしながら有川に戻って、11時50分に蛤浜海水浴場へ。陽射しは高く差し込んで申し分なかったのだが、生憎の干潮で波打ち際はず~っと遠くまで下がってしまい画的にはイマイチ。

五島うどんの里**「遊麺三味」**にて JavaScript有効時,画像クリックで全体表示
しかし、遠くにみえるエメラルドブルーの美しい色合いは満ちた時の美しさの一端を垣間見せるに充分だ。どこまででも続くような遠浅の砂浜もまたキレイ。ボケッとしていると、散歩していた地元のおじさんが「そこでタツノオトシゴを捕まえた」と見せてくれた。すっげ~、こんな浅瀬に!!。
波打ち際には9月の台風の残骸か流れ着いたゴミが散乱しているので、今度はきちんと整備されたハイシーズンの風景も観に来よう、と腰を上げた。ここでeTrexの電源が切れている事に気付いたのだが、時既に遅し。林道太田線走行中の振動による接触不良でスイッチが切れてしまい、津和崎灯台往復の部分は全く採れてなかったという事だ。残念。
12時過ぎに有川港近くの五島うどんの里へ。館内の**お食事処「遊麺三味」**で名物五島うどんを味わう為である事は今さら言うまでもないだろう。
数あるメニューの中からチョイスしたのは「地獄だき定食」\1000。釜揚げの五島うどんをアゴダシと生卵のつけ汁で味わうわけだが、やっぱアゴダシは独特の風味があんまり好きじゃないかな。たまに食べる分ならば良いけれど、やっぱり「いりこダシ」が一番口に合う。
五島うどんの里 お食事処「遊麺三味」 地獄だき定食**\1000** 10~15、17~20時 月曜定休
TEL:0959-42-2655 新上五島町有川郷428-31 (MapFanWeb)

米山展望台にて
気を取り直してR384を西へ。新上五島町で唯一ウィルコムのアンテナがある青方でメール投稿した後町道で山越えして東海岸へ抜ける。
半分以上は2車線確保済みの県道22号有川奈良尾線を海を見ながら快走。
ここもまた魅力的な青さを見せつける高井旅浜でR384で復帰し、すぐ給油ピットイン。祝日で開いているスタンドが少なかっただけに、ピンチを脱した。
安心して足を延ばせるようになったので、何はともあれ米山展望台へ。標高234mの山頂展望台を吹き抜ける風は思いの外暖かくそして優しい。逆光を受けて美しく輝く穏やかな五島灘を背景に、ススキものんびり揺れていた。
ボチボチ日も傾き始めたので、そろそろ先を急がねば。時計周りのセオリーに従い、若松瀬戸を左手に観ながら海沿いの狭い田舎道を探訪モード。県道46号若松白魚線にぶつかったら左折。立派な若松大橋を渡り、中通島に別れを告げる。
林道上五島縦貫線とか、宿題いっぱい残っちゃったなぁ…(笑)
若松港を通って15時25分に龍観山園地へ。大平天主堂を始め北部の集落へと続く道なので道なりに行けるかと思いきや、さにあらず。

龍観山園地にて
港沿いの立派な道は程なく行き止まりとなる囮だ。寿司屋の脇こっそり潜む登山道のような細い道へと入るのが正解。案内板も小さく実に解りづらいので気をつけろ。
1.5車線の舗装路は路面状況は悪くないしクルマも通るが、木々に囲まれて展望は全く無い。3分ほど行くと龍観山園地への案内板があり、園地の広い駐車場に出ると一気に展望が開ける。眺めはまさに箱庭。やっぱり橋のある風景は落ち着くなぁ。
反時計周りに北から周ろうかと思っていたのだが、木々に囲まれて展望の無い道はこれからどんどん薄暗くなる。気が急く夕方のトラブルは事態をことさら深刻にするので安全策を採るのが肝要だ。というわけで、若松越で西岸へ抜け、西へ西へと急ぐ。
16時過ぎ、有福島を経て防波堤道路で繋がっている行き止まり日島に到着。若松ディアパークの近くでは野生シカが何気に佇むのどかな島だ。あまりに無警戒でこっちがびっくりした。
さぁ、いよいよ陽が傾いてきたので急いで宿へ向かわねば。なんせ行った事無いのはもちろん、コンビニやスタンドみたいな目立つ目印が無いので、陽が暮れてしまうと探すのが大変。
と言いつつ、やっぱり来た道を戻るのは癪なので、若松島に戻ったら西岸沿いのマイナールートをチョイス。9月の台風の影響か、法面はあちこちで崩れて路面もかなりダーティ。慎重にコーナーをクリアしていると、ここでも野生シカ出現。写真を撮りたいのもやまやまだが、このルートがどれくらい時間掛るかわからないので先を急ぐ。

民宿えび屋にて JavaScript有効時,画像クリックで単品表示
16時23分に堤海水浴場着。隣の奈留島に隠れて、沈む夕陽が観られない事がわかったので、早々に県道169号日ノ島猿浦線へ復帰し、薄暮の残る神部へ。16時45分集落を抜けた船着き場の前にある民宿えび屋に到着。
案内された部屋はまだ新しいツインの洋室。壁は薄そうだけど襖仕切りも珍しくない民宿を思えば充分。お風呂も10人くらいは入れそうな広さで、シャワー付きのカランが5つほど並ぶ。もうここまで来れば民宿じゃなくてプチホテルでしょう、という雰囲気でいい方に予想外。
自慢の食事が魚三昧でこれまた充実。キビナゴの刺し身を含む、5種類の刺し身、タチウオの煮付、イカフライに塩焼きは何だったかな。鍋物はなんと鯛のみそ汁。ボリュームも相当あって、もう少しで腹ぺこライダーの看板を下ろさなければならなくなるところだった。
と胸をなで下ろしていたところ、少しだけだがサービスで伊勢エビのみそ汁まで出された。こ~れがまたウマいのなんのっても~、お茶も飲めない程だったのにペロリと完食。伊勢エビ会席の団体客のおこぼれに預かったという背景があっての事だが、何とも棚ボタな展開には八百万の神様に感謝をささげたい。
民宿えび屋 1泊2食**\6,195**
TEL:0959-46-3120 新上五島町若松郷483 (MapFanWeb)
マイクロソフトからInternet Explorer 7 日本語版がリリースされた。

10月19日のIe7英語版から2週間弱。順調なリリースと言えよう。
現行のIe6から5年以上経過した久々のメジャーリリースとは言うものの、基本的にはタブブラウジングやRSSリーダーなどを実装したFirefoxやOpera等のモダンなWebブラウザに肩を並べたに過ぎない。
またInternet Explorer 7は基本的にWindows XP Service Pack 2以降のOSでしか動作しないのが一番の問題。
LinuxやMacはおろかWindows 2000にすら対応しないというのは、FirefoxやOperaに負けている感を強くする。いつまでもWindowsの殻に閉じこもっていると、Googleに追い越されてしまうぞ。
ITmedia http://www.itmedia.co.jp/
マイクロソフト http://www.microsoft.com/japan/
今朝気が付いた「Honda二輪ETC車載器キット」を発売
というニュース。そういえば今日から二輪車ETCがスタートするんだった。

ちなみに今回発表されたのは現行車向けの後付けキットで、フォルツァ、ゴールドウイング、CB1300スーパーボルドール、CB400スーパーボルドールに対応し、それぞれ専用キットとして11月6日以降順次発売される。価格は3万8430~4万2000円。クルマと比べて多少なりとも高くなるのは致し方なく、許容範囲に収まったのではないかと思う。
ところで上記以外の現行車種や旧車はダメって事すか?と思ったが、さすがにそんな事は無い。元々上記キットのベースはJRC日本無線のJRM-11として定価3万円で広く市販されるものだ。ちなみにこの車載器はヘビーデューティな二輪車用らしく、水深1mで30分水没させても浸水しない防水性(JIS D0203-S2)と20Gの耐振性を担保しているので、ネイキッドなど雨降りには濡れざるを得ないようなバイクでも結構大丈夫そうだ。
さて「どこに行けば二輪ETCを取り付けられるのか?」と言うと、ORSEシステム高度化推進機構の二輪車ETC車載器セットアップ取扱店を見れば良い。まだ九州では「ホンダドリーム」の一部と全国ネットの「レッドバロン」しかない。ま、そのうちファミリーユサでもできるようになるだろう。
ちなみに関東ではナップスが819台限定ながら19,800~円という激割プランを実施中。羨ますぃ~。
と指を銜える地方ユーザーへの朗報。HIDO道路新産業開発機構では主要6都市で二輪車ETC利用者説明会を開催するらしい。抽選で二輪車ETC車載器がプレゼントされるそうなので、車載器狙いで出席するのも悪くないだろう。
なお同じくHIDO道路新産業開発機構から試行運用のモニター結果が出ているのだが、「ETCの利用にともない危険を感じる場面がありましたか?」の問に「ほぼ毎回」と答えている人が1.2%いるのだが、それって料金所に構造的な問題があるような気がするのだけれど…ダイジョウブかなぁ
それにしてもORSEシステム高度化推進機構とかHIDO道路新産業開発機構とか外郭団体多くないすか?
Response. http://response.jp/ (要登録:無料)
国土交通省 http://www.mlit.go.jp/
ORSEシステム高度化推進機構 http://www.orse.or.jp/
HIDO道路新産業開発機構 http://www.hido.or.jp/
JRC日本無線 http://www.jrc.co.jp/
忘れた事にやってくる保険金不払い問題。日経報道によると、医療などの第3分野保険商品に関する不払いは6社合計で4365件(約12億円)に達していた模様。
保険金不払い騒動って去年の明治安田生命の未払い1053件52億円、三井住友海上の未払い2万7000件19億円に続いて、自動車保険でも26万件162億円にものぼる支払漏れが明らかになったばかり。
しっかり仕事してくださいよぉ。
日本経済新聞 http://www.nikkei.co.jp/
日経プレスリリース http://release.nikkei.co.jp/
三井住友海上 http://www.ms-ins.com/
東京海上日動火災保険 http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/
損害保険ジャパン http://www.sompo-japan.co.jp/
あいおい損害保険 http://www.ioi-sonpo.co.jp/
日本興亜損保 http://www.nipponkoa.co.jp/
ニッセイ同和損保 http://www.nissaydowa.co.jp/
10月24日から始まったモバイルナンバーポータビリティ。

予想外割より
前日の23日に発表した新しい料金プラン、予想外割で台風の目となったソフトバンク。
初めての週末に受付業務システムが破綻したのは、7つめの予想外戦略となるのかもしれない。
もちろん意図的にシステム障害を起したわけでは無いだろうが、週末のTVニュースでは各局のヘッドラインで「ソフトバンク携帯の受付がパンク!」と連呼されたアナウンス効果はCMに換算すると相当なものだろう。
ショップを含めた準備不足が生じたのは否めないものの、直前になって新プランを発表したり、公取委的にも挑戦的な¥0プロモーションなど、世界のvodafoneブランドをしても思った成果を上げられなかった業界シェアを伸ばす為には、多少のリスクを伴っても「予想外」の大胆な戦略は頷けるものだ。
さっそくNTTドコモがソフトバンクの予想外割を批判しているが、多くのトラブルを起したり各方面から批判を浴びつつも矢継ぎ早に手を打って巨人NTTからシェアを奪っていったYahoo! BBの影に怯えての事だろう。
「話題性重視で肝心のところが準備不足」などと、なんとかの一つ覚えのようにマスコミは「経営責任」の声を上げているが、所詮は受付業務システム。肝心の電話そのものがマヒしたワケではない。それならばトラブルが続いたひかり電話の方がよほど深刻な問題だと思うのだが。
1週間でauが8万純増、ドコモは6万、ソフトバンクは2万純減だそうだ。これだけを見ると今のところauが一歩リードというところだが、戦いはまだ始まったばかり。ソフトバンクは転入受付開始が2日遅れた事もあってまだ「au独り勝ち」と言うには時期尚早。これからが見どころだ。
ソフトバンク http://www.softbank.jp/
日経ITPro http://itpro.nikkeibp.co.jp/