8日に発表 された『iPhone 7』と『iPhone 7 Plus』。
Apple Pay より
巷で話題のApple PayのFeliCa対応 についておさらい。対応サービスとしてはSuicaとiDとQUICPay。
Apple PayではiPhoneのホームボタンに指を置いて指紋認証を行いながらタッチすること
という不文律がある事が知られていて、iDとQUICPayも当然その作法に従う前提だが、プリペイドなSuicaだけは例外的に「ホームボタンに指を置く必要はない」そうだ。
また、ITmediaの記事 によると、JR東日本のスタンスとしては「モバイルSuicaでできることは、Apple Payでもできる」そうだが、今のところモバイルSuica のアプリが開発中である為、「モバイルSuica特急券」や「エクスプレス予約(EX-ICサービス)」などの目玉サービスの提供が担保されておらず、10月末スタートのサービスとして公表されているのは「プラスチックカードの置き換え」という立ち位置に留まるようだ。
そして、個人的に一番気になっているのが「iPhone 7でSUGOCAやnimocaも使えるのか?」という点だ。
先のITmediaの記事 では
もう1つ気になるのが、「PASMO」や「ICOCA」など、他の交通系ICカードの相互利用が、モバイルSuicaと同様に 可能なのかという点。これについては「PASMOの情報を管理することはできない が、相互利用は可能」(JR東日本)との回答だった。Apple Pay Suicaが、文字通りSuicaの改札でしか使えないとなると、魅力も半減といったところだが、相互利用できるのなら安心だ。
…という節の**“PASMOの情報を管理することはできない”という件。 「Suica以外は登録できない」**と言っているようにも聞こえるのだが、Apple Pay - 始め方 にある
Apple PayでSuicaを使い始めるには、まずiPhone 7をあなたのSuicaカードかSuica定期券の上に置いてください。あなたのSuicaの残額やSuica定期券の情報がすばやく転送されます。これであなたのSuicaがiPhoneに入ったので、もうプラスチックのカードを持ち歩く必要はありません。
…という導入手順を鵜呑みにすると、プラスチックカードの代わりに改札を通過する分には「Suicaでなくても大丈夫そう」な印象を受ける。
元々、モバイルSuicaとは FeliCa対応携帯端末のアプリケーションを活用して電子マネー以外にも「特急券」や「予約」などを提供する「JR東日本の会員制サービス」であり、全国で相互利用が可能 な交通系ICカード であるSuica とは別枠の代物であり、Apple Pay - 始め方 には"モバイルSuica"という文言は一言も出てこない。
またPASMOやICOCA等には同様のモバイルサービスは存在しない 為、そもそもガラケーやAndroidのモバイルSuica でも他社ユーザの相互利用はできない。Suicaが他社に乗り入れ可能なだけでは相互利用とは言わない 気がするので、「プラスチックカードの置き換え」という立ち位置で相互利用は可能という言葉を信じたい。
ちなみに、万が一相互利用できなくても、Apple Pay - 始め方 に
まだSuicaカードを持っていない場合は、JR東日本のSuicaアプリケーションの中で、Apple Payと一緒に使えるSuicaを作ることができます。
…と書いてあるように、九州に居ながら『iPhone 7』と『iPhone 7 Plus』がJR/西鉄/福岡市営地下鉄で利用できるように考慮されているそうだ。
なお、FeliCa対応となるのは国内販売される『iPhone 7』と『iPhone 7 Plus』(モデルナンバーA1779/A1785)だけで、並行輸入した端末や海外の旅行者が持ち込むそれ以外のモデルについては通信はできるもののFeliCa機能は非対応との事。逆に国内版のNFC仕様はFeliCa互換のType-Fとなっている為、海外に持って行ってもApple Payが使えない…という事らしい。過渡期ということでやむを得ないところだが、なかなか頭が痛い…。
参照
Engadget Japanese http://japanese.engadget.com/
GIGAZINE http://gigazine.net/