昨夜の最低気温はなんと27.3℃と、熱帯夜にも程がある。今朝も7時半の段階で室温は30℃を越えており、もはや市街地脱出は一刻の猶予も許されない状況だ。
というわけで脱兎のごとく8時に出動。ラッシュ時なのでおとなしめに…と思いきや、ケイタイやら新聞・雑誌はもとよりおにぎりやルージュ片手にチンタラ走るドライバーの後を真面目に追走するのが馬鹿らしくなり、信号停止毎にすり抜け炸裂でR3を駆け抜ける。太宰府では33℃を越え、気温に反比例してテンションはダウン。
山水亭にて |
シェル天山SSで満タン(H:\142/L)にした後、最速ルートを軽く流してゴキゲン復活。10時前だというのに35℃に達しようという日田一品街は速攻で後にして、気が付いたらファームロードからやまなみハイウェイ~ミルクロードをかけずり回る。
見上げると青い空に白い雲。見とれるような夏空が拡がっていた。
12時に毎度お馴染み山水亭へ。日曜日に宿題とした新メニュー「カツカレー」\800を片付けなくては。「トンカツ定食と同じサイズのカツが載ってたらキツいなぁ」と思ってたのだが、ふた回りくらい幅狭でひと安心。しかし分厚いロース肉をサックリ揚げた歯応えの良いトンカツは◎。特に脂身が濃厚な味でウマかった。単品のカレーはもっと甘めだった気がするのだが、カツカレーのルーはほど良くスパイシーでトンカツにもマッチしてる印象。ボリューム的には「地鶏丼」並みで、「オムライス」以上「あんかけチャーハン」未満で、「トンカツ喰いたし、でも定食はキツい」という時には持ってこい。
どこでもかふぇTONCHANにて |
珠玉のメニューが鎮座するベスト4に割って入るのは難しいが、ローテーションの谷間を埋めるに恥ずかしくない期待の新メニューだ。
例によって例の如どこでもかふぇTONCHANで、『ケニア』\400をアイスで頂く。今日も珍しく風がなく高原とはいえ、陽を遮らないと暑くてたまらない。地元の常連さんと葦簀の下でまったり団らん。
14時過ぎ、どんどん暗くなっていた阿蘇山方面で雨が降り始めた事を確認しリスタート。R442を西へと急ぎ、14時42分日曜と同じく奴留湯温泉\200へ。程よくリラックスした頃に雷鳴が轟き始め、激しい雨音まで聞こえるようになった。
「してやったり」と湯船に身を委ね、夏の風物詩とばかりに雷鳴に耳を傾けていたのだが、飛び上がる程の強烈な雷鳴が1分と置かずに続くようになった。気が付くと外は夜中のように真っ暗。雨脚もどんどん激しくなって隣の人の声も聞き取れない状況が続き「これはヤバいんじゃないか?」と思い始めた頃、ようやく雨脚が弱まってきた。
奴留湯温泉にて |
1時間以上入ってた事もあり取り敢えず風呂から上がって外へ出ると、「雨脚が弱まってきた」と感じたのだがそれでも「大雨」の雰囲気で、側溝は溢れんばかりの勢いで流れていた。
こういう時こそ「止まない雨は無い」と自らに言い聞かせながら待つしかないのだ。
結局、その後30分程待ってようやく小雨程度になったので16時35分にリスタート。県道で下城に抜けた後は雨宿り場所の無いファームロードを避けてR212へ。小雨がシールドを濡らすウエットコンディションだが、涼しいくらいでちょうど良いお湿りだ。なんて余裕こいてたら杖立で再び雨脚が強まり、杖立トンネルの出口でハザード出して雨宿り。
レインウェアは持っているものの、汚すと洗濯が面倒なのでなるべく使いたくない。局所的な夕立なら雨が上がって涼しくなってから帰る方が利口だというのが持論だ。
小国町北里にて |
思惑通り20分ほど雨宿りしてたら松原ダム方面が明るくなったので17時09分リスタート。
クルマが連なるR212だが、前走車や対向車からは水飛沫が見舞われるので極力距離を置いた大人のライディング。マンホールや溝蓋は滑り易い…つか、間違いなく滑るのでその辺を計算に入れてアクセルコントロール。もう大丈夫だろうと思いきや、再び雨脚が強まり美晴で10分雨宿り。
日田市街地も夕立が降ったみたく午前中とは天地の涼しさ。というわけで気持ち良く快走していたものの、加々鶴トンネルを抜けると降った形跡が無くなり、路面がはっきりと熱を貯えているのがわかるようになる。土手ロードあたりまではまだ涼しい川風に助けられて辛抱できたが、甘木朝倉バイパスでは再び34℃の世界に。
あとは来た道を我慢の走りで駆け抜け、最後はお馴染み南バイパスSSで給油(ENEOS NEWヴィーゴ 12.1L×\143/L)した後、19時08分に帰着。今日も一足お先に夏満喫の353kmゴキゲンツーリングだった。
【参照】
●どこでもかふぇTONCHAN http://www4.ocn.ne.jp/~toncafe/