我が家で唯一のSuper Audio CD(SACD)プレーヤーとして活躍中のPlayStation 3だが、いかんせんファンが回り出すとうるさいったらありゃしない。なんぼCellエンジンの処理能力で音質が改善されたところで、ホームオーディオとしては看過できないレベルにある。
Pioneer DV-800AV |
2008年のモデルチェンジ以降SACD対応のPS3も絶滅した事を踏まえて予てからSACDプレーヤーを物色したところ、手頃なマルチチャンネル対応の中級機がSONY SCD-XA1200ESくらいしか無くずっと様子見を決めていたのだが、取り敢えずSACDマルチチャンネル対応のDVDプレーヤーPioneer DV-800AVで検討。
期待のDV-800AVは「HDMI端子からSACDのDirect Stream Digital(DSD)ダイレクト出力が可能」とは言うものの、TA-DA3200ESは残念ながらDSD未対応。「光デジタル音声出力はSACD非対応」という事なので、HDMIがダメならばマルチチャンネル再生はアナログケーブルで繋ぐしかない事になる。PlayStation 3のようにDSDをPCMに変換してHDMI出力してくれるとラッキーなのだが…というところで躊躇。
あとamazon.co.jpでは22,500円と安かったのもかなり不安だったのだが、発売当時の店頭予想価格は7万円前後と立派な中級機だという事がわかったので、amazon.co.jpでポチッた。
実際TA-DA3200ESに繋いでみたところ、HDMI出力でもDSD非対応機に対してはマルチチャンネル対応のPCM変換出力を実装してたので、ケーブル1本でマルチチャンネル再生ができたので期待通り。\(^_^)/
「HDMI連携機能」にも対応してたので、DV-800AVの電源スイッチとREGZAの電源スイッチが同期して、どちらかの電源操作で両方が反応する。一見便利かと思ったのだが、CDを聴こうとしてDV-800AVの電源を入れたらテレビが点いてしまい、テレビの電源を切ったらDV-800AVまで切れてしまうというトホホな状態に暫く悩まされた。
しかも、仲を取り持つTA-DA3200ESは「HDMI連携機能」に対応してないので、結局アンプの操作をしなくてはならず、あまり意味がない。取り敢えず、REGZAの設定で「HDMIによる電源連携機能」を切ったので、心中したりするのを避けて「DVD再生時のテレビ側の入力切替」で恩恵を受けられるようにしておこう。
【参照】
●AV Watch http://av.watch.impress.co.jp/
┣ソニー、7.1ch AVアンプに1080p対応の普及モデル 2006年8月9日
┗パイオニア、DSD出力も可能なユニバーサルプレーヤー 2007年9月26日
●Pioneer http://pioneer.jp/
┣さらなる高画質・高音質を実現したDVDプレーヤー「DV-800AV」を新発売 2007年9月26日
┗DVDプレーヤー:DV-800AV
●amazon.co.jp http://www.amazon.co.jp/
┗Pioneer DVDプレーヤーDVDオーディオ/ビデオ・SACD HDMI対応 DV-800AV