Basic認証の落とし穴

とある案件でRESTAPIによる"ユーザ認証"の振舞いを確認しようとして、予てよりApache HTTP Serverに登録してあるユーザアカウントを流用して検証していたのだが、期待とは裏腹に**“401:認証エラー"とならない**事があった。

具体的には、“PaSsWoRd"というパスワード設定に対して"PaSsWoRdXyZ"を与えたのに「認証OK」と判断されてしまったので、「何か設定しくじってるのかな~?」とググったら、【apache】ベーシック認証で8文字以上の長いパスワードを設定するときの注意というのを発見。

確かにhtpasswd - Manage user files for basic authenticationの「Security Considerations(セキュリティ考慮事項)」には

When using the crypt() algorithm, note that only the first 8 characters of the password are used to form the password. If the supplied password is longer, the extra characters will be silently discarded.

ざっくり意訳すると

crypt()アルゴリズムを使用する場合、パスワードの最初の8文字分しか使用されないことに注意してください。与えられたパスワードが長い場合、余分な文字は黙って破棄されます。

と書いてあったよ。

Windows版の場合はMD5アルゴリズムがデフォルトとなっている事から最初の8文字の呪縛は無いそうなので、Linux版もMD5をデフォルトにしなくちゃダメでしょ、と思ってUbuntu 14.04のhtpasswdを確認したところ

yano@GT110b:~$ htpasswd -nb userhoge password
userhoge:$apr1$UQ0/lsy.$gpZwn.kvveLE5pYxs5eaW.
yano@GT110b:~$ htpasswd -nb userhoge passwordXYZ
userhoge:$apr1$jpjd1bYr$Wv/R7ai0xF6j.v6HAMe4s0

…と異なる結果になったので、「おや?」と思いhelpをみたところ

yano@GT110b:~$ `htpasswd` --help
Usage:
        htpasswd [-cimBdpsDv] [-C cost] passwordfile username
        htpasswd -b[cmBdpsDv] [-C cost] passwordfile username password
        htpasswd -n[imBdps] [-C cost] username
        htpasswd -nb[mBdps] [-C cost] username password
 -c  Create a new file.
 -n  Don't update file; display results on stdout.
 -b  Use the password from the command line rather than prompting for it.
 -i  Read password from stdin without verification (for script usage).
 -m  Force MD5 encryption of the password (default).
 -B  Force bcrypt encryption of the password (very secure).
 -C  Set the computing time used for the bcrypt algorithm
     (higher is more secure but slower, default: 5, valid: 4 to 31).
 -d  Force CRYPT encryption of the password (8 chars max, insecure).
 -s  Force SHA encryption of the password (insecure).
 -p  Do not encrypt the password (plaintext, insecure).
 -D  Delete the specified user.
 -v  Verify password for the specified user.
On other systems than Windows and NetWare the '-p' flag will probably not work.
The SHA algorithm does not use a salt and is less secure than the MD5 algorithm.
yano@GT110b:~$

という結果となり、デフォルトMD5になっている事が確認できたので、今回最初の8文字分しか効かなかったのは、10年近くも昔の設定を安易に使い回してきたのが原因のようだ。

US-KBDキタ

2月に発表された新生VAIO Z

ホワイト英字配列

PC Watch記事より

「VAIO Z Canvas」の正式発表に合わせて「VAIO Z」の英語キーボードオプション追加が発表された。

先月、わざわざ**「英語キーボード載せてよ!」**と書いた甲斐があったな。

すでに購入したユーザー向けにもキーボードの交換サービスを1万円で提供する

という対応も良心的で高く評価したい。

ただ、ThinkPad T450sではプラス1,000円程の差額なのに、「VAIO Z」のプラス5,000円という価格設定はちょっと一言申し上げたくなるのだが、ワールドワイドで捌けるボリュームを考えると単価高になるのは致し方ないのかな…

参照

マイナビニュース http://news.mynavi.jp/

PC Watch http://pc.watch.impress.co.jp/

Engadget 日本版 http://japanese.engadget.com/

My Sony Club http://www.sony.jp/msc/

VAIO https://vaio.com/

Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/

mt7610uをDKMSに

先日mt7650u_staモジュールでPLANEXのGW-450DELECOMのWDC-433SU2MBKを動かす事に成功したので、mediatek_mt7610u_sta_driver_linux-64bitドライバをDKMS化しておく事に。

apt-getdkmsパッケージをinstallした後、まずはmediatek_mt7610u_sta_driver_linux-64bitフォルダを/usr/src配下にコピー。

yano@T60:~$ sudo apt-get install dkms
yano@T60:~$ cp -pr ~/mediatek_mt7610u_sta_driver_linux-64bit /usr/src/mt7610u-20150318

次に、dkmsの設定ファイル/usr/src/mt7610u-20150318/dkms.confを作成します。

yano@T60:/usr/src$ sudo vi `/usr/src/mt7610u-20150318/dkms.conf`
PACKAGE_NAME="mt7610u"
PACKAGE_VERSION="20150318"
CLEAN="make clean"
MAKE[0]="make KERNELVER=${kernelver}"
BUILT_MODULE_LOCATION[0]="os/linux"
BUILT_MODULE_NAME[0]="mt7650u_sta"
DEST_MODULE_LOCATION[0]="/kernel/drivers/net/wireless"
AUTOINSTALL="yes"

続いてdkms.confで対象kernel版数を指定できるようMakefileの"$(shell uname -r)“を変数”$KERNELVER"に書き換え、

yano@T60:/usr/src$ diff -u ~/mediatek_mt7610u_sta_driver_linux-64bit/Makefile ./mt7610u-20150318/
--- ~/mediatek_mt7610u_sta_driver_linux-64bit/Makefile 2015-05-18 12:35:14.000000000 +0900
+++ ./mt7610u-20150318/Makefile 2015-05-21 15:19:09.465401780 +0900
@@ -1,3 +1,5 @@
+KERNELVER=`uname -r`
+
 ifeq ($(WIFI_MODE),)
 RT28xx_MODE = STA
 else
@@ -196,12 +198,12 @@
 
 ifeq ($(PLATFORM),PC)
 # Linux 3.x
-LINUX_SRC = /usr/src/linux-headers-$(shell uname -r)
+LINUX_SRC = /usr/src/linux-headers-$(KERNELVER)
 # Linux 2.6
-# LINUX_SRC = /lib/modules/$(shell uname -r)/build
+# LINUX_SRC = /lib/modules/$(KERNELVER)/build
 # Linux 2.4 Change to your local setting
 #LINUX_SRC = /usr/src/linux-2.4
-LINUX_SRC_MODULE = /lib/modules/$(shell uname -r)/kernel/drivers/net/wireless/
+LINUX_SRC_MODULE = /lib/modules/$(KERNELVER)/kernel/drivers/net/wireless/
 CROSS_COMPILE = 
 endif
 
@@ -217,7 +219,7 @@
 
 ifeq ($(PLATFORM),INF_TWINPASS)
 # Linux 2.6
-#LINUX_SRC = /lib/modules/$(shell uname -r)/build
+#LINUX_SRC = /lib/modules/$(KERNELVER)/build
 # Linux 2.4 Change to your local setting
 LINUX_SRC = /project/stable/twinpass/release/2.0.1/source/kernel/opensource/linux-2.4.31/
 CROSS_COMPILE = mips-linux-
@@ -247,7 +249,7 @@
 
 ifeq ($(PLATFORM),INF_AMAZON_SE)
 # Linux 2.6
-#LINUX_SRC = /lib/modules/$(shell uname -r)/build
+#LINUX_SRC = /lib/modules/$(KERNELVER)/build
 # Linux 2.4 Change to your local setting
 LINUX_SRC = /backup/ifx/3.6.2.2/source/kernel/opensource/linux-2.4.31
 #CROSS_COMPILE = mips-linux-

最後にdkmsコマンドでadd/installすれば良い。

Kickstarterの功罪

わずか1000円の激安コンピューター「CHIP」

Kickstarter

Kickstarterより

2万6000人の出資者により、調達目標の5万ドルに対して27倍の135万ドルを集めたそうだ。

あくまでも出資者への提供を前提とした予定価格という事であり、実際の販売目標が1,000円ほどというわけでは無い。

無闇に出資者を集め過ぎると実際の資材調達や量産自体が困難になり、Kickstarterで5000万円以上の出資を集めるも中止・返金措置に至ったプロジェクトのようになる心配もあるので、成り行きを注目したい。

人気があるからと言って、手放しで喜んでばかりもいられない。

参照

INTERNET Watch http://internet.watch.impress.co.jp/

ITmedia http://www.itmedia.co.jp/

クラウド Watch http://cloud.watch.impress.co.jp/

GIGAZINE http://gigazine.net/

Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/

11acなLinux Wifi

LinuxなWifi環境に、802.11acなPLANEXのGW-450DELECOMのWDC-433SU2MBKを動かす為のメモを追加。

製品名 VID:PID コントローラ ドライバ 使用可否
GW-US54GXS
GW-USMicroN
GW-USWExtreme
GW-US300MiniS
WLI-UC-GN
WLI-UC-GNM
WLI-UC-GNM2
WDC-433SU2M
GW-450D

PLANEXの無線LANアダプターにLinux用のドライバーがリリースされた!という記事を見つけたので、調べてみたところRaspberry Piで11ac無線LAN子機『GW-450D』を使うための設定方法を発見。無線LAN USBアダプタ(開発者向け情報)によるとGW-450DELECOMのWDC-433SU2MBKは同じMediaTekMT7610U USBという事なので、802.11acなところにもチャレンジする事に。

「だいち」の成果

2006年1月に打ち上げられ、2011年4月に運用停止した陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)

「だいち」画像を活用した世界最高水準の全世界標高データを無償公開!

陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)より

その5年分の観測画像を元に、全世界の陸地の起伏を整備した世界最高水準の標高データセット(30mメッシュ版)が無償公開された。

昨年、5m解像度の全球3D地図がリリースされているが、無償と言えども30m精度というのはスゴいね。

パッと有意義な使い方は浮かばないが、いつか誰かの為にメモしておきたい。

取り敢えず、3Dプリンタで地球儀を作ったりするのも楽しいかな。

3Dプリンタと言えばフルカラー水圧転写印刷、曲面にも歪まずテクスチャ適用がなかなか素晴らしい。理屈がよくわからないものの、爆速で3Dプリントを可能にする「連続液界面3Dプリント」も面白そうだ。

参照

INTERNET Watch http://internet.watch.impress.co.jp/

GIGAZINE https://www.jaxa.jp/

Engadget Japanese https://www.jaxa.jp/

JAXA https://www.jaxa.jp/

だいち防災WEB https://bousai.jaxa.jp/

全世界デジタル3D地形データ http://alos-world3d.jp/

Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/

うみなか

今日は朝から海の中道海浜公園へ。

左側の補助輪無しで頑張りました

海の中道海浜公園にて

昨年6月に「補助輪無し」に挑戦して1年弱。7月に買った自分の自転車にも随分と慣れて来たので、いよいよ「補助輪無し」に本格挑戦。

とはいえ、長いサイクリングロードなので、いつでも戻せるように…と万全を期して補助輪を持ってきていたのだが、よく考えたらクルマのラゲッジに置いてきたのであった。

というわけで、多少の泣き言は帰りの「アイス」で誤魔化す作戦を実施したところ、最初に一度転んで少し擦り剥いた以外大した転倒もせず、まんまと6km以上走りきった。

なかなかやるな~、4歳児。

参照

国営公園 海の中道海浜公園 http://www.uminaka.go.jp/

Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/

EZWebのspam対策

4月25日、auにMNPした主回線。

あたらしい自由。au

auロゴ

主回線だけに簡単に本人が推測できるお馴染みのアカウント名でメールアドレスを取得し、迷惑メール対策の「迷惑メールフィルター(オススメ設定)」を有効にしたところ、早速日々30~60件のスパムがフィルターに引っかかってきて、連休明けから多い日には20件以上も漏れて着弾するケースも多々あった。

パケット代自体は無料なのだが、仕事中に着信するのもうっとおしいし、無駄にバッテリーを浪費するのも釈然としないので、更なる対策を検討。まずは迷惑Eメール申告として au-meiwaku@kddi.com 宛てに受信したEメールを転送するという対策も考えたが、結局『拒否リスト設定』共々「イタチごっこ」にしかならないように思われる。

そもそもメールはキャリアに依存しないbravotouringかgmailが主体で、ezweb.ne.jpな新しいメアドは特に身近な数人にしか教えるつもりが無いので、迷惑メールフィルターで『アドレス帳受信設定**(アドレス帳のみ受信)』として既知の友人・知人からしか受信できないようにしておけば良い…と思ったのだが、「ゆうちょダイレクト」など携帯メールで認証を行うサービスまでアドレス帳に個別でフルパスで登録するのはちょっと現実的でないので、『アドレス帳受信設定(受信許可)**』を設定して【受信リスト設定】で各ドメインを登録しておく事に。

端末の電話帳を変更する都度auアドレス帳でネットワーク側に保存しておく必要があるが、そもそもイザという時の電話帳バックアップとしても有効。月額使用料は無料だし、保存時にパケット代が発生するもののたかが知れているので、無料通話分で収まるんじゃ無いかな。

【6/3追記】なりすまし規制「高」だと「ゆうちょダイレクト」や「yano4413.com」などが破棄されるようになったので、【受信リスト設定】に加えて【なりすまし規制回避リスト】にも登録しておく必要があるらしい。

参照

au http://www.au.kddi.com/

au one アドレス帳 https://address.auone.jp/

Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/

ドコモもガラホ

1月19日au春モデル発表会で注目を集めたAQUOS K SHF31

2015夏モデルのフィーチャーフォン2機種

ドコモ2015夏モデル発表より

従来の折りたたみ型のボディながら、Android 4.4を採用し、LTEに対応した新しい世代のフィーチャー・フォンのあり方を『ガラホ』という愛称で世に問うたわけだが、4ヶ月遅れでドコモからも『ガラホ』対抗2機種が発表された。

両機種共にAQUOS K SHF31と同じくAndroidアプリLINEの対応(標準搭載)が明らかになっているものの、auのそれとは違ってLTEやWi-Fi、テザリングなどの高速データ通信には非対応で、ユーザーによるアプリのインストールもできないという事からも**「使い勝手は今までのフィーチャーフォンと変わらない」**らしく、伝統的な折りたたみ式のFOMA携帯端末のプラットフォームがSymbian OSからAndroidに変わっただけという印象を受ける。

但し、データ通信サービスはiモードではなくspモードになっているので、メールもiモードメールではなくドコモメールとなるそうだ。この事から一世を風靡したiモードもそろそろ終息へ導かれるのかな…とも思ったが、Engadget Japaneseのドコモ 2015夏モデル発表会記事によると、「Androidを搭載しないフィーチャーフォンも続ける」「iモードを利用するユーザーは大勢いるので、引き続き提供する」との事。

auはLTEに対応していたAQUOS K SHF31をアップデートしVoLTE対応の新モデルAQUOS K SHF32を発表。こちらは音声通話を含めて全面的にLTEへスイッチし、CDMA 1Xサービスを終息へと導く方向が明確に。

同じAndroidなガラケーでも、両社の方向性が全然違って面白いな。

参照

Engadget Japanese http://japanese.engadget.com/

ITmedia Mobile http://www.itmedia.co.jp/mobile/

ITpro http://itpro.nikkeibp.co.jp/

BRXL-PC6VU2/N

4K対応の次世代BD「Ultra HD Blu-ray」が規格化完了。

ポータブルブルーレイドライブBRXL-PC6VU2/N

ポータブルブルーレイドライブBRXL-PC6VU2/N

片面2層で約66GB、片面3層で最大約100GBという容量は、昨年調達のデスクトップ用BDドライブでは見送った「BDXL」と同じスペックという事になるので、「BDXL」の普及に弾みが付く事が期待できそうだ。

デスクトップはさておき、ThinkPad X201sにはCD-ROMドライブすら付いていないし、恐らく今後調達するモバイルPCは可搬性からすべからくドライブレスとなるであろう事から、使い回せるBlu-ray Discな外付光学ドライブの調達を検討していたのだが、BDXL対応のポータブルブルーレイドライブBRXL-PC6VU2/N4,980円だったので買っておく事に。

ちなみにアイ・オー・データにもほぼ同等スペックのBD-U6XLがあるのだが、BUFFALOの方はUSBダブル給電対応なので、AC給電無しで安定した書き込み品質が期待できるのがポイントだ。

なお、Amazon.co.jp扱いのBRXL-PC6VU2/Nは基本的にBDXL対応 USB2.0用 BRXL-PC6VU2シリーズと同じドライブだが、BD再生ソフトのバンドルを省いてお手頃価格とした「フラストレーション・フリー」タイプ。Blu-ray Discな映画でも観ようと思うのならば+1000円で再生ソフトがバンドルされる「通常版」を選んだ方が良いだろう。

内蔵のドライブはロットによって異なるという報告も散見したが、手元のモデルはMATSUSHITA BD-MLT UJ260AFだった。

参照

AV Watch http://av.watch.impress.co.jp/

BUFFALO http://ja.wikipedia.org/wiki/

Amazon.co.jp https://www.amazon.co.jp/

Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/