NHK福岡放送局が、平成14年度から毎年1本だけ制作している「福岡発地域ドラマ」。
NHK、イッセー尾形のたった二人の人生ドラマより |
13日にオンエアされてたのをようやく観た。つか、正月の『古畑任三郎3本立て』もまだ録りっぱなしなんですが。(笑)
今年は博多・中州の屋台を舞台にイッセー尾形が三つの役を演じ分け、大泉洋、小松政夫、石田ゆり子のそれぞれと「二人だけ」の空間を演じた『イッセー尾形のたった二人の人生ドラマ』。
大まかな役柄と人間関係だけを決めセリフは全て役者がアドリブで付けていく即興ドラマはCBC制作の『スジナシ』など先例があるが、NHKの地方局が制作するというのは思い切ったチャレンジだと思う。
エピソード1「妻よ」は今や飛ぶ鳥を落とす勢いの大泉洋。あまりの噛み合わなさから苦し紛れに一息入れたかったのだろうと思うが、席を立っちゃったのはイッセー尾形に負けた印象。あと中州の屋台に道産子キャラを起用したのは無謀だったような。
エピソード2「転勤ですか?」の相手、地元博多出身の小松政夫はさすがベテラン。イッセー尾形をうまく誘導したと思う。二人の座り位置と、冒頭いきなり沈黙した緊張感にお互いの駆け引きをみたね。
一番光ってたのは「再会」の石田ゆり子ですかね。無難な展開と言えばそれまでだが、イッセー尾形に負けてなかったし、博多弁じゃないのに違和感無く屋台の雰囲気に溶け込んでいたのはお見事だと思う。それにしても、ちょっと見ないうちにあんなに可愛くなってたとは!?(*^^*)
【参照】
●NHK福岡放送局 http://www.nhk.or.jp/fukuoka/
┗福岡発地域ドラマ >> 「イッセー尾形のたった二人の人生ドラマ」
●イッセー尾形 blog http://issey-ogata.jugem.jp/
┗たった二人の人生ドラマ 2006年7月4日