去年、どこかのホームセンターで安売りしてたのを気まぐれで買ったCampers Collectionのエアベッド。適度な柔らかさと反発力には満足して日常から使っていたのだが、当初は寝返りを打つたびにグッグッグッと音がして結構気になっていた。
ただ数ヶ月でその耳触りな音も治まったのだが、うっかりして布団とベッドの間に溜まった湿気でポツポツとカビを発生させてしまった。通気性に難があるのは空気を密封して弾力を発生させるというエアーベッドの宿命であり致し方ないところと言える。
夏場だったら敷布団の代わりに汗取りパットでも敷いておけば良くて意外に問題はないのだが、冬場の方がそういうわけにもいかず逆に厳しかったりする。で、「通気性の良いマットレスみたいなの無いかな~」とか思いつつ、ナフコに行くのもままならず思っているだけになっていた。いかんせん、朝起きたら遊びに行く事しか頭にないのが我ながらイタイ。
トゥルースリーパー |
そんな折にひょんな事からネットで目にしたのが、トゥルースリーパー。"低反発ウレタン"ならどれでも取り敢えず寝心地良さそうなのだが、身体の線にフィットするという特性からこちらも通気性に難がある。実際座ぶとんでは体験済みであり、夏はお尻に汗をかいて長いこと座っていられなかったりする。
そんな"低反発ウレタン"のカテゴリーに属するこのトゥルースリーパー。NASA開発によるハイテク素材「ヴィスコエラスティック・フォーム」というのがそこはかとなく胡散臭い気がしないでもないが、"オープンセルと呼ばれる細かい気泡の空いた構造になっており、弾力性や復元力に優れる"とある。価格的に安いものではないが、そこは安かろう悪かろうのバッタ品ではなく、正真正銘のハイテク素材を使っている裏付けとも言える。トゥルースリーパー公式サイトのQ&Aなど誠実にしっかり作ってあるし、取り扱いサイトやブログ系の評価記事も多いので、ここはひとつ信用しても良かろう、と。
たださすがにマットレスに2万は躊躇しまくりなので冷却期間も兼ねてしばらく保留していたところ、こだわり安眠館でほぼ半額のシングル11,400円で出ている事を知り、価格差を考えて無謀にもダブル15,091円(送料込)を購入。
20日深夜にオーダーを入れたところ、22日朝に発送され23日午前中に着荷。ダブルサイズといえども圧縮されて丸まっているので荷姿は抱き枕よりも小さい。外包装はトゥルースリーパー正規販売元でもあるSHOP JAPANのパッケージそのままだ。開封して丸まっているウレタンを伸ばすのに予想以上の力が必要だったが、3時間ほど放置しておけば空気を吸って49mmの厚さに復元する。つまり裏を返すと充分に通気性があるという事が使う前に証明されたわけだ。
さて1週間ほど使ってみたが、柔らか過ぎない適度な堅さで好感触。腰の部分もランバーサポートの付いたRECAROシートのようでイイ感じで、わずか49mmという薄さも感じさせず寝心地はすこぶる良好。幸か不幸か睡眠時間の短かった今週も良く眠れた感じがする。
ただ眠りが深くて朝はラジオ程度じゃ起きにくい傾向あり。阿蘇Express早朝便の出動は難しくなっちゃったかな?(笑)
本日の♪は一青窈の『&』。中でも『影踏み』がヘビーローテーション…、ていうかジングル状態で鳴りっぱなしだ。
【参照】
●Campers Collection http://web1.yamazen.co.jp/hpd/cc/
┗エアベッド
●トゥルースリーパー http://www.truesleeper.jp/
●こだわり安眠館(高橋ふとん店) http://www.rakuten.co.jp/futon/
┗トゥルースリーパー