今日は身体を休めつつ年賀状の用意を…と思っていたのだが、8時半に起きちゃった&快晴だったので、300曲近くのBGMを詰め込んだ新兵器サムスン YP-U1をお供にCB400SFで走り納めを決定。
さすがに一発始動とはいかなかったが、かかってしまえば強化ロックを外している僅かな間でアイドリングも安定。5分くらいは暖気しないと安定しないXLRにも見習って欲しいところだ。すこぶる快調なエンジンに気分良く9時過ぎにスタート。
年末&帰省の混雑が始まっているかと思いきや、流れは至ってスムーズ。多少詰まってもBGMで気を紛らわせて快調にR3を南下した後、筑紫野市針摺から県道112号線へスイッチ。
門松が飾られた山水亭 |
まずはシェル天山SSで給油。ハイオクで128/L円は下がったのか?上がったのか?久しぶりなのでわからん。ちょっと間が空いてたので空気圧も補充。リアは充分だったが、フロントが2.0kgfを割っていたが、これで万全だ。箱崎では9℃ほどだった気温も、この辺りでは6℃。さすがにグラブを外した手はひんやりするが、用心の為にウィンドストッパーを着込んで来たのが功を奏して寒いと感じる程ではない。
その後は再び県道112号線を東へ。県道77号線への接続を地味に改良して最速ルート2006年版を確定。R386甘木朝倉バイパスもクルマは少ない。麗らかな陽射しの下を快適なスピードで気持ち良く流し、今年最後の土手ロードは元気良く全開で。
日田に入ると急激に風は冷たくなり、歩道や路側帯も霜で白く見るからに寒そうだ。そのまま改良なったR210日田バイパスへ進行。新しい寺内トンネルを手始めに、緩やかに続く上り坂は回転を上げて気持ち良くクリア。鏡坂の豪快なヒルクライムも捨て難いので、渋滞が緩和されるであろう護願寺トンネルを抜けて鏡坂交差点を右折するルートと使い分けたい。
大宮交差点はサクッと右折してR212し、久しぶりにクラシックな大観峰最速ルートへ進行。松原ダムを左折した直後、前方にミキサー車を確認するも間もなく県道12号方面に消えてくれたので気分をスポイルされる事無く快走。杖立トンネルを抜け、どんどん標高が上がるにつれて法面や路肩には避けられた残雪が見られるようになる。ピーク時はこの辺りでも結構積もっていたみたいだ。さらに標高を上げて南小国町へ。中心部を過ぎると日当たりの悪い区間では轍のような氷が残っていた。クルマの下から突然現れるとしこたま驚くので要注意。
2度ほどお尻を振る余興を披露した以外は、凛とした空気と戯れるウィンターシーズンならではの快適な走りを堪能。11時45分に久々の大観峰へ。下道ノンストップ2時間半はコースレコードに匹敵するペースだ。さすがにこの時期ではもうライダー来てないかな?」と思いきや、福岡ナンバーのGSX-R1100が先着していたのはちょっとビックリ。
瀬の本高原にて |
トイレ&コーヒーブレイクの後、山水亭へ向けてリスタート。ミルクロードを快調に飛ばしていたら少し前を走っていた車がスローダウン。追い越そうにも対向車があったので大人しくスローダウンして後ろに付いたところ、クルマの下からガチガチに凍ったアイスバーンが現れて激しく動揺。いきなりの出現に停止する事もできずギヤを3rdに落して徐行速度で突入。タイヤで荒らされている轍は辛うじて走れるものの、あのままのスピードで突っ込んでいたら間違いなくコースアウトして絶体絶命の大ピンチだったところだ。
結局、大観峰~やまなみハイウェイの間で3ヶ所も凍結区間が残っていたが、慎重なライディングでなんとかクリア。日当たりの良いやまなみハイウェイは特に残雪区間は無かったものの、分岐した県道の日陰区間では轍部分を注意深く走行。無事山水亭へ。こないだまで30cmの積雪があったらしいが、何とか年内に食べ納めができてよかった。今年の最後を飾るのは言うまでもなく不動の定番『あんかけチャーハン』840円。来年こそは『究極の親子丼』をラインアップして欲しいと思っているのだが、願いは叶えられるだろうか?
余韻を堪能する間も惜しんで慌ただしくリスタート。農免農道から県道131号線に抜けられるかと思ったのだが、あっけなく1つ目のピークで轍にアスファルトが全く露出していなかったので断念。やむなくやまなみハイウェイからR442に繋ぐ無難なルートで久住高原へ。路面こそ全面ほぼドライだが、あざみ台付近の法面は結構な残雪。何台ものクルマが落ちたと評判の魔の側溝にもたっぷりと雪が残っていた。あの深さだとハイラックスとかでも自力では抜けられないかも。
普段は帰りに逆側しか走らないので気付かなかったが、確かに必要以上に山側に寄りたくなる降雪時の心理状態を考えるとあの側溝は危険極まりない厳重注意ポイントだ。他にも普段の状況では気付かない危険箇所ってあるんだろうな~。間違いなくこれもリスク管理の一つであり、やっぱり想像力って大事だと思う。
さてお馴染みどこでもかふぇTONCHANは冬限定ブレンド「彩雲の願い」350円をオーダー。今日は風も弱くてポカポカした雰囲気。20分ほどまったりしながら雑談を交わしたところでリスタート。最後は耕きちの湯でひとっ風呂といきたかったところだが、勾配のキツい脇道は無理っぽいので、無難に陽が高いうちに帰投。
帰りもサムスン YP-U1で景気を付け最速ルートをノンストップで快走。南バイパスSSで給油(ENEOS NEWヴィーゴ 9.62L×129/L円)した後、16時15分に帰着。
距離は280kmと短かったものの、しっかり走り納められた充実ツーリングだった。
【参照】
●国土交通省 http://www.qsr.mlit.go.jp/oita/
┗大分河川国道事務所 >> 一般国道210号日田バイパス全線開通後の整備効果(速報版)について 2005/12/27