日経IT Proの記事によると、
マイクロソフトは2005年12月15日、不特定多数のユーザーが利用するパソコン向けに、Windows XPのセキュリティ関係の設定を一括変更するツールを無償公開する。そうだ。
不特定多数が利用するパソコンのセキュリティを強化するツールで、プログラムのインストール・アンインストール・実行はおろか、アクセスできるWebサイトやファイルのダウンロード、Officeのマクロを制限したりする事ができる。
ハードディスクを常にログインする前の状態に戻す機能はサードパーティのソフトを使っても可能だが、しかもウイルス対策ソフトのパターン・ファイルの自動更新を可能にするための例外を設けているそうで、まさに至れり尽せり。
学校やネットカフェ、ホテルなどで共用パソコンを管理している人にはぜひオススメしたい逸品だ。
【参照】
●日経ITPro http://itpro.nikkeibp.co.jp/
┣ローソンチケットのWebサイトが42日ぶりに復旧、原因はNEC製品のバグ 2005年12月2日
┣「無防備なパソコンをネットにつなぐと20分でウイルス感染」,米BFG 2005年12月3日
┣IEのパッチ未公開セキュリティ・ホールを狙うWebサイトが増加中 2005年12月5日
┗マイクロソフト、学校など向けWindows XPセキュリティツールを無償公開 2005年12月5日