新生銀行 を偽装した偽サイトに誘導し、口座情報を盗もうとする邪悪なフィッシングメール が着弾。
まずは個人別設定で禁止してある はずのHTMLメール であると言うことと、冒頭の
Dear Shinsei Bank Online Customer,
We regret to inform you, that we had to lock your Shinsei Bank Online Access because we have some definite reasons to believe that your account may have been illegaly accessed by outside parties. In order to protect your confidential data, we temporarily suspended your account.
という英語の文章が怪しさ100% 。
新生銀行を偽装した偽サイト
いくら新生銀行 が英語も積極的にサポートしている銀行だとは言え、これまで英文メールを送りつけてきた前例は無い 。
ちなみに誘導先のURLは似ても似つかない http://wmcomanda.info/b7e/LiveConnect.htm だが、画面はうりふたつ。
ていうか、オリジナルのサイトをコピっているのでパッと見で見分けは付かないのだが、今回手元のブラウザではこんな具合に破綻した画面しか出なかったので、一瞬にして偽装疑惑が確信に変わった 。
これはFirefox のNoScript プラグインで未登録サイトではJavaScriptを禁止 している事から、ソフトウェアキーボードなど表示されない部分が多発 していて、アドレスバーのURLをチェックするまでもなく、少なくとも登録済みのサイトではないという事が一目瞭然となるわけだ。
サイト毎の登録が面倒と言えば面倒だが、最初の一回目だけクリックしてあげるだけだ。用心深い大人の貴方にはぜひ転ばぬ先のNoScript の導入をオススメしておきたい。
そういえば昨日新生銀行のWebサイト にアクセスしたときはそんな警告無かったよなぁと思い、「一番乗りかなぁ!?」という妙な期待を胸に再びWebサイト へアクセスすると、「偽のウェブサイトへ誘導するスパムメールにご注意ください」 という警告ページが出来ていた。インシデントレポートでも書こうかと思っていたので、ちょっとガッカリ。
昨年はキーロガー対策としてソフトウェアキーボードを導入し、この夏から乱数表による2次認証を始めている新生銀行 。まだまだ万全とは言えないが、順次セキュリティを強化する方向に余念がない姿勢は評価したい。
福銀インターネットバンキングのCMより インターネットバンキングの画面を横から覗き込む の図
対して、地元の雄である福岡銀行 には頭が痛い。「ネットムーブ社のセキュリティツールを導入した」りしてセキュリティを強化する方向に向いているとは思うのだが、一方ではインターネットバンキングの操作画面を横から覗き込ませる 無神経なテレビCM を流したりしている。
CM中では画面を覗き込んで残高を数える共演者に対して、城島には**「数えんなよ!!」**と言わせているのだが、ここは
他人に覗かれるようなところではインターネットバンキングしない
ように利用者を啓蒙するのが筋ではないだろうか?
ユーザーに別のセキュリティツールを導入させるのも当面のセキュリティ強化に繋がると思うが、果たしてWebサイトでダウンロードして導入させるという手段は長い目で見ると 疑問がある。犯罪者がサイトやメールで銀行に成りすまし「セキュリティ強化ツールだからインストールしなさい」と騙してフィッシングツールを導入させる手口に引っかかり易くなるのではないかと危惧する。