IT

2.5GHz帯のエントラント確定

ちょくちょく書いていた2.5GHz帯の次世代無線通信話。いち早く9月28日に免許を申請したウィルコムに遅れる事2週間、10月12日の〆切を前に3陣営が免許申請を済ませた。

今回申請したのは、イー・アクセスとソフトバンクを中心とした「オープンワイヤレスネットワーク」、NTTドコモとアッカ・ネットワークスを中心とした「アッカ・ワイヤレス」、KDDIやインテルを中心とした「ワイヤレスブロードバンド企画」の3チーム。

たった2つの枠を4チームで争う席取り合戦が始まったわけだが、これから総務省や電波監理審議会が各チームの申請内容を比較審査し、年末をめどに周波数を割り当てる事業者を決めることになるそうだが、グローバルスタンダードのWiMAXに対して日本独自のPHS技術をどう位置付けていくのか、大変興味深い審議になりそうだ。

何となく、プロ野球の楽天新規参入騒動を思い出したりするのだが、どうかな?

参照

日経ITPro http://itpro.nikkeibp.co.jp/

ITmedia http://www.itmedia.co.jp/

WILLCOM http://www.willcom-inc.com/

イー・アクセス http://www.eaccess.net/

ソフトバンク株式会社 http://www.softbank.co.jp/

アッカ・ネットワークス http://www.acca.ne.jp/

NTTドコモ http://www.nttdocomo.co.jp/

KDDI http://www.kddi.com/

インテル http://www.intel.co.jp/

日の丸スパコンは本四架橋の夢を見るか?

9月14日に独立行政法人 理化学研究所が10ペタFLOPSを目指す次世代スーパーコンピュータのシステム構成を決定したのを受けて、ガートナー ジャパンが**「日本政府および国産ベンダーは、次世代スーパーコンピュータ・プロジェクトの在り方を今一度点検することを推奨する」**という辛辣なレポートを発表している。

来島海峡大橋

2006/5/1 今治市吉海町、亀老山展望台にて 本文と画像はたぶん関係ありません

総額400億円の巨費を投じて35.8テラFLOPSの性能を実現し、鳴り物入りで登場した地球シミュレータからはや5年。「4~5年先を見越してもこの地球シミュレータが実効性能では世界最高速のレベルを保てるだろう」と言っていたのもつかの間、2004年秋には70テラFLOPSの性能を実現したIBMのBlueGene/Lに抜かれてしまった。

2007年6月現在も地球シミュレータは両手両足で何とか指折り数えられる20位に留まっているが、トップのBlueGene/Lが280テラFLOPSまで進化しているのを見せつけられると、「世界最高速のレベル」と言うのは少し難しい。

また500傑リストをベンダー別に見るとHPが202、IBMが192システムが導入されているのだが、NECはたった4システムしか入っておらず、世界最高水準の性能を誇る地球シミュレータの成果が全く活かされていない。

IBMのBlueGene/Lだけに限っても34システムが入っているのに対して、技術立国を謳いながら国産ベンダーHitachi/Fujitsuを合わせてもわずか15システムに過ぎない現状はもはや事業として成り立っていない情けない状態であり、国家戦略として3社連携プロジェクトを立ち上げるというのはわからんでもない。

しかし、昨年理研は10億円でBlueGene/Lの3倍のMDGRAPE-3を開発しており、さらに5年間で約1000億円を投じると言われているプロジェクトにどれほどの意味があるのだろうか。

公費を使った膨大な開発投資を行ったにも関わらず、それに見合う成果を広く商用サーバーにまで展開できないようならば税金ドロボーと言わざるを得ないのだが。

何の為の、誰の為のプロジェクトなのか。それが問題だ。

参照

日経ITPro http://itpro.nikkeibp.co.jp/

ガートナー ジャパン http://www.gartner.co.jp/

TOP500 Supercomputing Sites http://www.top500.org/

独立行政法人 理化学研究所 http://www.riken.jp/

パケット受信タイムスタンプ

Linuxでパケット受信契機のタイムスタンプ採取方法。

ユーザーアプリからはsetsockoptでSO_TIMESTAMPを設定しておき、recvmsgで受信する都度せっせと**CMSG_DATA(cmsg)**経由で取得する形での仕組みが用意されている。具体的なコーディングサンプルだと

char    inbuf[BUFSIZ];
    char    cmsgbuf[CMSG_SPACE(sizeof(struct timeval))];
    struct  cmsghdr *cmsg;
    struct  msghdr  msghdr;
    struct  iovec   msg_iov;
    struct timeval  *pTime, tv;
    const int on = 1;
    **setsockopt**(sock, SOL_SOCKET, **SO_TIMESTAMP**, &on, sizeof(on));
    msg_iov.iov_base = inbuf;
    msg_iov.iov_len = sizeof(inbuf);
    msghdr.msg_name = NULL;
    msghdr.msg_namelen = 0;
    msghdr.msg_iov = &msg_iov;
    msghdr.msg_iovlen = 1;
    msghdr.msg_control = cmsgbuf;
    msghdr.msg_controllen = sizeof(cmsgbuf);
    while ( **recvmsg**(sock, &msghdr, ZERO) ){
        /* Receive auxiliary data in msgh */
        for (cmsg = CMSG_FIRSTHDR(&msghdr);
            cmsg != NULL;
                cmsg = CMSG_NXTHDR(&msghdr,cmsg)) {
            if (cmsg->cmsg_level == SOL_SOCKET
                && cmsg->cmsg_type == **SO_TIMESTAMP**) {
                pTime = (struct timeval *) **CMSG_DATA(cmsg);**
                printf("cmsg time=%ld,%ld\n", pTime->tv_sec, pTime->tv_usec);
                break;
            }
        }
    }

な感じだ。

日本語.jp始めました

ムームードメインで日本語.jpを651/年円で大安売りしてたので、本名フルネーム(漢字とひらがなの2種類)で獲ってみた。

日本語.jpというのはIDN(Internationalized Domain Name)と呼ばれる「国際化ドメイン名」の新しい仕組みだが、IPv6のように大がかりな話ではなく既存のDNS(Domain Name System)の枠組みに一工夫するものだ。

ただ、Webブラウザなどのユーザーアプリケーションが個々に対応しなければならないのがネックとなってあまり普及していなかったのだが、Internet Explorerが 7 になってようやく対応し、Windows Vistaに標準搭載された事から、ようやく環境が整ってきたというわけ。

技術観点でIDNとはPunycodeに変換してからDNSを引くだけなので、例えば 日本語.jp の場合は xn–wgv71a119e.jp となる。すなわち、http://www.日本語.jp/ ならWebブラウザが裏で http://www.xn--wgv71a119e.jp/ に変換したあと、何事もなかったかのようにしれっとアクセスしているわけだ。

なお単体でのPunycode変換はJPNICが公開しているidnkitを使えばよい。bashの場合、/etc/profile.d/idn.shに

export IDN_LOCAL_CODESET=UTF-8
function idn() { eval `echo "$@" | idnconv`; };

な感じで書いておけば、コマンドラインにidn を前置する事で以降の文字列をPunycodeへ変換して実行できる。

$ **idn** `nslookup` 日本語.jp
Server:         210.252.128.8
Address:        210.252.128.8#53
Non-authoritative answer:
Name:   xn--wgv71a119e.jp
Address: 202.11.16.167

てな具合だ。

DNSサーバーには従来のDNSと同じ情報をPunycodeで記述しておけば良いので、djbdnsでは

# 日本語.jp SOA
.**xn--wgv71a119e.jp**:202.11.16.167:ns1.bravotouring.com:86400
# 日本語.jp MX
@**xn--wgv71a119e.jp**:202.11.16.167:mail.bravotouring.com:20:86400
# 日本語.jp A
+www.**xn--wgv71a119e.jp**:202.11.16.167:86400

な感じで書けば良い事になる。

最初、とっくに対応済みのfirefoxでうまくいかずに焦ったが、2005年9月の脆弱性対処としてIDNを無効にしていたのを思い出し、network.enableIDNを true に戻して無事OK。

またapacheへのアクセスで名前ベースのVirtualHostを使っている場合には、httpd.confにもPunycodeでVirtualHostを追加する必要があるかもしれない。ただ同一コンテンツを別のドメインで表現するとGoogle MapsのAPIキーなどの認証に不整合が発生する可能性がある。

まぁ、これは名前ベースのVirtualHostに起因するものであり、IDNでなくてもサブドメインなどを使っても起こる問題だ。やっぱりドメイン名の一意性や信頼性の担保を考えると、本流のURIにリダイレクトするのが正解かなぁ。

参照

asahi.com http://www.asahi.com/

@IT http://www.atmarkit.co.jp/

Windows XPの問題?

あっ!と思ったのが、MSの「こっそりアップデート」でXP修復に問題発生という記事。まさにPartition Manager 8を使ってWindows XPを整理したあと、修復インストールからやりなおそうとした時に出ていたエラーと一緒だ。

何はともあれエラー画面のスクリーンをキャプチャしとこうかと思って久々に起動してみたところ、放置していたプロダクト アクティベーションに躓いた。稼働環境からWindowsライセンス認証データベースファイル(Wpa.dbl および Wpa.bak)をコピーしようとシャットダウンしたところ、先日エラーになって放置していた81件の修正プログラムがすんなり適用されてしまった。

ファイヤーウォールの問題でインターネットには繋がらなかったはずなので今日の作業で何かがアップデートされたという事も考えにくく、記事の件とは関係無かったようだが、一体何が原因だったんだろうか?

というわけで、ライセンス認証データベースファイルをC:\Windows\system32に戻した後プロダクト アクティベーションを再実行。すんなり認証もパスしたので、修復インストール作業は3ヶ月を経てようやく完了の運びに。

あと、Windows XPの販売延長という話は、2008年1月30日で終了予定だったのを5ヶ月延長して6月30日までになるという事で大勢に影響はないだろう。

参照

ITmedia http://www.itmedia.co.jp/

アイピーモバイル崖っぷち

アイピーモバイルのWebサイト

アイピーモバイル株式会社

2005年11月9日にソフトバンク、イー・アクセスとともに携帯電話事業免許を取得していたアイピーモバイル。

今年4月に事業資金不足から窮地に追い込まれている事が明らかになっていたが、ネクストウェーブ・ワイヤレスによる買収が破談となり、今日になって竹内社長以下現取締役4人が解任される事が明らかになった。

いよいよサービス開始期限のタイムリミット(11月)を控えて崖っぷちに追い込まれた状態だが、森トラストの支援があるとは言え、この期に及んで経営陣を刷新しているようでは事実上「終った」と言って良いだろう。

ボーダフォンを買収する形になったソフトバンクも2GHz帯の免許を返上しているので、結局2GHz帯新規参入3社で予定通りスタートを切ったのはイー・アクセスの子会社イー・モバイルだけに終りそうな気配だ。

ウィルコムが次世代PHSで2.5GHz帯免許を申請した事だし、2GHzの空いた帯域も含めて2.5G帯の割り当てに活用できればそれはそれで良いと思うが、くれぐれも同じ事の繰り返しにならないようにお願いしますよ。

参照

日経ITpro http://itpro.nikkeibp.co.jp/

ITmedia http://www.itmedia.co.jp/

Broadband Watch http://bb.watch.impress.co.jp/

@IT http://www.atmarkit.co.jp/

アイピーモバイル株式会社 http://www.ipmobile.jp/

イー・モバイル http://emobile.jp/

WILLCOM http://www.willcom-inc.com/

Rescue and RecoveryとeSATA

一週間前に導入した玄人志向の外付eSATAインターフェースExpressCard、SATA2E2-EC34。

SATA2E2-EC34とESAT-10A

玄人志向 SATA2E2-EC34とAinex ESAT-10A

ThinkPad T60のThinkVantage Rescue and Recoveryでバックアップが取れたので、今度はRecoveryを試してみた。

ThinkVantage Rescue and Recoveryは一旦再起動した後、隠しパーティションに導入されているWindows PE(Preinstallation Environment)環境で活動する。その為、玄人志向 SATA2E2-EC34はWindows PE環境でも改めてベンダードライバが必要となるわけだ。

Windows PE環境のboot時に表示される**「Press F6 If you need to install third party SCSI or RAID driver..」に従ってドライバCDから導入しようと試みたのだが、なんと読み込めるデバイスはフロッピーディスクのみ**。

レガシーフリーなこのご時世にCD-ROMやUSBメモリに対応してないってどうよ? orz

やむなくドライバをフロッピーにコピーしてトライしようかな…とも思ったのだが、そもそもUSBフロッピードライブなんて持ってない。今更USB-FDDを買う気もしないので、FDDエミュレーション機能を持ったUSBメモリがあれば買っても良いかな~と思ったのだが、既に大容量USBストレージの起動がBIOSでサポートされている時代ので、もはやそれも売ってない…

視点を変えて、隠しパーティションからの起動を諦めてWindows XP上のThinkVantage Rescue and RecoveryからレスキューCDを作ってトライしてみたが、やっぱりダメ。導入済みのベンダードライバが適用される事を期待したのだが、こちらでも残念ながらベンダードライバは適用されないようだ。

というわけで、ThinkVantage Rescue and Recoveryは今のところ標準ドライバで認識されるUSB接続のハードディスクじゃないとダメ、という結論に。

せめてCD-ROMやUSBメモリからのドライバ読み込みに対応してよ。>Windows PE

参照

玄人志向 http://www.kuroutoshikou.com/

Microsoft TechNet http://www.microsoft.com/japan/technet/

Google Earthの障害解消

Google Universeと目されていたGoogle Earthの宇宙版。

Skyと名を変えてGoogle Earthに「宇宙を眺める」機能が実装されたというのでアップデートしてみた。

が、星座早見盤の域を出ず、意外とつまらなかった。もうちょっと3D的なものを期待してたのだけどなぁ…

話は変わって以前書いたVistaでGoogle Earthのホイール動作がひたすらズームインしてしまうというトホホな障害。

Windows VistaとGoogle Earthのどっちを入れ替えても直らなかったのだが、今回入れたGoogle Earthの最新版 4.2.0181.2634 でようやく直った。

忘れかけてたよ。

参照

Google Earth http://earth.google.co.jp/

ITmedia http://www.itmedia.co.jp/

iPod touchが日本語版Windowsでは動かない?

土曜日あたりから出荷が始まったと言われるiPod touch。

GIGAZINEによるとiPod touchが日本語版Windowsでは動かないトラブルが大発生中とか。

iPod touchを買った人はちょっと待った方がいいかもよん。

参照

GIGAZINE http://gigazine.net/

Apple Support Discussions http://discussions.info.apple.co.jp/

Project GT5 始動

20日から始まった「東京ゲームショウ」で、「グランツーリスモ 5 プロローグ」が12月13日(木)に発売される事が発表された。

GT-R

http://www.gran-turismo.com/より

最大27GBのBlu-ray Discを使い切っているかどうかは定かではないが、4,980円というプライスタグはステキとしか言いようがない。ちなみに2004年にリリースされたGT4ではDVD(DL)9GBで7,665円だった。

最初、値段が安くなった事と、2008年度発売予定の「グランツーリスモ5」に繋がるプロローグという事で「β版かなぁ」と見下していたのだが、随所で1080pのリアルタイムフルレンダリングを取り入れてあるらしく、しかもレース中でも1080p、60fpsで動作するというのだから、ホントかよ?と疑いたくなるのだが、今更大風呂敷広げてもしょうがないからホントなんだろうなぁ。

10月20日よりPLAYSTATION®Storeにて「グランツーリスモ 5 プロローグ体験版」が無料ダウンロード配信されるそうだ。

鈴鹿サーキットのフルコースによるタイムアタックモードを搭載している体験版だが、肝心のクルマは新型GT-Rを含む7種類の新車モデルを実装してあり10月24日より始まる第40回東京モーターショー 2007でのメーカー発表を受けて、新車が本体験版でもプレイ可能となるという破格の扱いがスゴい。

言うまでもなくやってみたいのは山々だが、さすがに容量700MB以上ってとんでもない代物なので、まともにダウンロードできるのかはなはだ不安だなぁ…

なおグランツーリスモHDコンセプトの無料ダウンロードは9月30日で終了となるので、まだダウンロードしてない人は急ぐべし。

参照

ITmedia +D http://plusd.itmedia.co.jp/

プレイステーション® オフィシャルサイト http://www.jp.playstation.com/

グランツーリスモ・ドットコム http://www.gran-turismo.com/