2005/10/01 中間市、遠賀川河川敷にて |
平尾台にて |
運輸省届出の型式ではホンダJD16、通称XLR125R。販売された期間は1993年から2000年までの7年間だが、どうやら1996年製の模様。模様…と濁しているのは、区役所などへの登録となる125cc未満のモーターサイクルは初年度登録の項目が無いので正確なところが不明だから。
これは排気量125cc以下のモーターサイクルは道路運送車両法、道路法、高速自動車国道法等では原動機付自転車として定義されている事が根拠となる。つまり自動車ではないので陸運局は関知しないというスタンスだ。ちなみに50~90ccを原付二種(甲)、91~125ccを原付二種(乙)と呼ぶ。原付二種(乙)のナンバープレートは桃色である事が多いが、自治体によっては原付二種(甲)と同じ黄色の地域もあるらしい。
一方、道路交通法では自動二輪車の定義に含まれる事により二段階右折は不要、二人乗りもOKだし、法定最高速度は60km/hとなる。
【参照】
●ホンダ http://www.honda.co.jp/
┗本格的なランドスポーツバイク「ホンダXLR200R/125R」を発売 1993/05/25
●フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 http://ja.wikipedia.org/
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主要諸元
通称名 XLR125R 車名・型式 ホンダ・JD16-1001282 全長×全幅×全高(m) 2.190×0.840×1.175 軸距(m) 1.375 最低地上高(m) 0.295 シート高(m) 0.860 車両重量/乾燥重量(kg) 122/111 乗車定員(人) 2 燃料消費率(km/L)
60km/h定地走行テスト値35.5 最小回転半径(m) 2.0 エンジン型式 JD09E-1101298
(空冷・4サイクル・OHC・単気筒)総排気量(cm3) 124 内径×行程(mm) 56.5×49.5 圧縮比 9.2 最高出力(PS/rpm) 12/9,000 最大トルク(kgm/rpm) 1.0/7,000 キャブレター型式 PD52 始動方式 セルフ式 点火装置形式 CDI式バッテリー点火 潤滑方式 圧送飛沫併用式 潤滑油容量(L) 1.2 燃料タンク容量(L) 9.0 クラッチ形式 湿式多板コイル・スプリング 変速機形式 常時噛合式5段リターン 変速比 1速 2.769 2速 1.722 3速 1.263 4速 1.000 5速 0.838 減速比(1次/2次) 4.055/3.000 キャスター(度)/トレール(mm) 25°40′/95 タイヤサイズ 前 2.75-21 45P 後 4.10-18 59P ブレーキ形式 前 油圧式ディスク 後 機械式リーディング・トレーリング 懸架方式 前 テレスコピック式 後 スイングアーム式(プロリンク) フレーム形式 セミダブルクレードル
メンテナンスメモ
オイル交換
ドレンプラグを外した後 |
ドレンボルトはオイルパンの下側に在らず。なんとエンジン左横、クランクケース下にある24mmヘッドのプラグがそれだ。クランクケースはおろか、フレームよりも奥まっているので平べったいレンチは役に立たず、ソケットレンチが必要となる。
ドレン下にオイル吸収箱を用意。念の為、新聞紙を敷いておけばオイルが多少散ってもアスファルトを汚すことは無い。散ったオイルと言えどもナメてかかると自分の足元をすくわれる危険性がある。
ソケットレンチでドレンボルトを緩めるとスプリングに続いて排水口にありがちな金網が落ちてくる。このエンジンにはオイルエレメントが装備されておらず、この金網がエレメント代わりらしい。ほぉ~。
金網、スプリング、ドレンプラグの順に |
もちろんオイルはフレームを伝ってから落ちるのでフレームは少なからず汚れるが、まぁ元々が汚れてなんぼのオフ車だしそれほど気にしない、気にしない。全てが終わってからパーツクリーナーでひと吹きしとけば大丈夫だ。
20分ほど放置してオイルが切れたかな?と思われたところでエンジンをちょっとだけ回す。オイルポンプのオイルも排出させるのだ。しばらく放置。
オイルがあらかた切れたところで金網、スプリング、ドレンプラグの順に装着する。金網は口が奥に開くようにする事。
仕上げにカストロールのActiv 4T(SAE 10W-40 1L缶)999円を投入し、少しエンジンを回した後でオイルゲージをチェックして終了。
ヘッドライトバルブ交換
ヘッドライトバルブをM&H マツシマの高効率のハロゲンバルブ116B2C2,520円に交換した。交換作業自体、10mmスパナで4ヶ所のフロントカウルを外すくらいで至って簡単なのだが、その前にバルブ入手の際には要注意だ。
ネットの部品系サイトや店頭のバルブ適合表によるとPH8と書かれているが、実車を開けてびっくりPH7だった。どう見てもPH8なんて収まりそうな気はしない雰囲気だが、年式の違いなのだろうか?
しかも25/25wとはどうりで暗いはずだ。PH7には35/35wもあるが、まだバッテリー性能も心許ないのでコンサバティブに25/25wのまま現状維持。
Riding diary
2010年 | |
11月25日 | 23220kmで譲渡。 |
5月8日 | 昨年12月にカストロールのActive X-tra(JASO MA/SAE 10W-40 1L缶)、1,480円を買ったはいいものの、諸般の事情で先延ばしにしていたオイル交換を23110kmで実施。 |
2009年 | |
12月30日 | 23031kmで走り納め。 |
2008年 | |
12月30日 | 21896kmで終了。 |
5月1日 | キャブ清掃、エアエレメントとプラグ交換などで復活。9,500円也。 |
4月29日 | ついにエンジン始動もままならなくなったので21400kmでバッテリー交換。銘柄はオリエンタルバッテリーのOTX7A-BS。5,170円@ファミリーユサ楽天市場店。しかし、不調は改善せずそのままフチワキホンダへ。 |
2007年 | |
12月24日 | 20989kmでブレーキフルードとタイヤ交換。銘柄は同じDUNLOPのD605、チューブと工賃合わせて20,000円@ランドナー。 あれ?今年は3000km程しか走ってなかったか… |
9月27日 | 自賠責保険を更新、10月1日から36ヶ月12,650円@太平洋保険センター。 |
6月9日 | 20010kmでオイル交換。MOTULの5100 4T 10W40(JASO MA/SL 10W-40 1L缶)、1,890円@ファミリーユサ福岡東店。 |
2006年 | |
12月30日 | 17928kmで走り納め。 |
8月21日 | 15406kmでオイル交換。カストロールのGPS(JASO MA/SAE 15W-50 1L缶)、買い置きなのでいくらか忘れた。 |
8月 6日 | 15006kmでリアタイヤパンク。チューブ交換。 |
2005年 | |
12月18日 | 9878kmでヘッドライトバルブをM&H マツシマの116B2C2,520円に交換。 |
11月20日 | 9654kmでブレーキフルード交換。 |
11月 3日 | 9625kmで初回のオイル交換。カストロールのActiv 4T(SAE 10W-40 1L缶)999円也。ドレンから落ちてきたオイルは600km走行とは思えないほど黒かったので、おや?と思ってブレーキフルードをチェックしたら美味しそうな飴色だった。おぃ、納車整備ってどうなっとんねん?>モトショップSUN |
10月 1日 | 積算計8980km、モトショップSUN@岡垣町で購入。前後タイヤ、リアスポーク、チェーンを新品交換してもらって188,000円也。 |
Tire's
日付 | 積算距離 | 寿命 | メーカー/ブランド | サイズ | 価格 |
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出荷時 | 8980km | 11309km 11309km | DUNLOP D605 | F 2.75-21(45P) R 4.10-18(59P) | - |
2007.12.24 | 20989km | ? | DUNLOP D605 | F 2.75-21(45P) R 4.10-18(59P) | 20,000円 |