私的録画補償金管理協会(SARVH)が提訴していた録画補償金訴訟。
Tech-On!のSARVHと東芝の裁判に潜むリスクで書かれていた争点について注目していたが、判決では「デジタル放送専用録画機は補償金制度の対象」だが「法的拘束力は無く支払い命令は出せない」という判断が下った。
つまり、例えアナログチューナー搭載機であっても私的録画補償金を支払う義務は無い事になるので、東芝とパナソニックが支払いを見合わせている現状を踏まえると、今後各社が足並みを揃えて払わなくなる可能性がある。
裁判はまだまだ続くだろうが、今後の展開には目が離せないね。
【参照】
●ITpro http://itpro.nikkeibp.co.jp/
┗「東芝の協力義務に法的拘束力なし」、東京地裁が補償金を巡る裁判の判決 2010年12月27日
●Tech-On! http://techon.nikkeibp.co.jp/
┗SARVHと東芝の裁判に潜むリスク 2010年1月18日
●ITmedia News http://www.itmedia.co.jp/news/
┗録画補償金訴訟で東芝勝訴 SARVHの請求棄却 2010年12月27日