レスポンス記事より |
4月からの消費税増税を踏まえて2013年度補正予算で手当が行われ地方休日5割引だけは6月まで延長となった模様。
自動車取得税の税率を3%に引き下げる代わりに軽自動車税の引き上げとか二輪車の軽自動車増税とかどう見ても辻褄合わせでやっつけな政策だし、軽自動車税の引き上げ対象が新車だけとかチグハグにも程がある。
廃止を反古にされた自動車重量税、逆に無期限となった「ガソリン税の特例税率」や「消費税との二重課税」など、「160円/Lを超えたら特例税率を一時的に戻す」というトリガー条項も震災復興のあおりで凍結されたままで、「高速道路の料金割引」以外では改善の兆しすら見えない。道路特定財源制度こそ2008年に廃止されたものの、その後は具体的に何も良くなっていない印象だ。
自動車主要団体が「時代に見合った税制整備を」と叫ぶのももっともで、特別地方消費税の復活や宝石貴金属類にこそガツンと課税すべきと思うのだが…
【参照】
●レスポンス http://response.jp/
┣時代に見合った税制整備を…自動車主要団体、自動車関係諸税の簡素化・軽減を要望 2013年11月15日
┣【新聞ウォッチ】軽自動車税の引き上げ、年1万800円と1万4400円の2案 2013年12月5日
┣二輪車の軽自動車増税「負担軽減の無視」...日本自動車工業会 2013年12月6日
┣高速道路料金 地方休日5割引を6月まで延長 国交省関係補正予算案概要 2013年12月10日
┣【新聞ウォッチ】軽自動車の増税、2015年4月以降購入の新車に限定 2013年12月11日
┗【新聞ウォッチ】「軽」の1.5倍増税きょう決定、年額1万800円へ 2013年12月12日
●Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/
┣道路特定財源制度
┣自動車重量税
┣ガソリン税
┣消費税
┗特別地方消費税