Dirty COW

Linuxカーネルに管理者権限を取得される恐れがある脆弱性「Dirty COW」発覚

CVE-2016-5195

Dirty COWより

なんと「11年前に修正を試みたがうまくいかなかった」という長い歴史があるセキュリティホールらしく、影響を受けるKernelのバージョンが2.6.22以降とこちらも幅広いのがなんとも深刻だ。

ソフトバンク・テクノロジーの調査でも実際に「Debian 7.8 + Kernel 3.2.0-4-amd64」の環境で権限昇格に成功している。手元のUbuntu 14.04 LTS (Trusty Tahr)もリスクがあったが、CVE-2016-5195 in Ubuntuにあるとおり、3.13.0-100.147で改修されたのが確認できた。

なお、2週間前に書いたボットネット「Mirai」だが、感染したIoT機器が急増し、DNSへの大規模DDoS攻撃が発生し、TwitterやSpotifyがダウンした。

今週になり防犯カメラが踏み台とわかり中国メーカーがリコール表明関与のIPアドレスは数千万規模というので、モノのインターネットを取り巻く環境は思った以上の速さで急激に悪化しているようだ。

参照

ITmedia エンタープライズ http://www.itmedia.co.jp/enterprise/

ソフトバンク・テクノロジー https://www.softbanktech.jp/

JVNVU https://jvn.jp/

CERT Vulnerability Notes https://www.kb.cert.org/vuls/

linux CVEs in Ubuntu https://people.canonical.com/~ubuntu-security/cve/main.html

Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/