Tour

前座

朝6時45分に道の駅「湯ノ川」を出発。松江道路を避けて敢えて松江市街地へ。朝の街のアンニュイな風景というのもこうして観るとなかなかいい雰囲気。朝の通勤混雑という極めて日常的な世界を、非日常の視点から眺めるのも旅の醍醐味だ。

湯原温泉露天風呂

湯原温泉にて

米子からは暑さを避けて中国山地へ。R181で大山の麓を周って10時に湯原温泉に到着。温泉番付で西の横綱と称された河原の露天風呂で一息。はふぅ〜、生き返るぜ。

雨具が要るほどでは無いものの相変わらず小雨が降ったり止んだり。旅立ちのテンションをクールダウンさせるさせると思えばまんざら悪くないし、何より北海道の気候を睨んだ3シーズンジャケットと革パンツの衣装だけに暑くないのはありがたい。

正午に津山の**「トマト&オニオン」でランチ。おにぎり2個で朝を軽く済ませた腹ぺこライダーは、日替りのみぞれハンバーグ定食を240gのラージにして819円**。豚汁との強力タッグにダウン寸前、薄氷の勝利だった。

その後は山越えが続くR429を東へ。整備の行き届いた2車線路は快適なスピードで、タイトなワインディングは注意深く慎重に。和田山大江舞鶴と抜けて17時過ぎに無事舞鶴港到着。

ここまで思惑通り雨具を一度も着る事無く終わったのは大成功と言えよう。

乗船手続きを済ませた後で東舞鶴の街へ。駅前のスタンドで給油した、関西ローカルのラーメンチェーン天下一品で夕食。名物の「こってり」を食べてみたのだが、所変われば品変わると言うか、同じラーメンと言えども似て非なるものだ、と実感した。

23時半、7月から就航したばかりの最新鋭フェリー「はまなす」に乗船。真っ先に風呂に入った後、船内を一通りうろついて、出港したらすぐ就寝。今日の走行距離、376km。

舞鶴小樽 料金:2等8,000円、二輪(750cc未満)7,000円
新日本海フェリー http://www.snf.co.jp/

プロローグ

朝8時に湯爺を送り出した後、虫の死骸でえらい事になってるクルマを簡単に洗車。荷物も大筋で準備はできているものの、最終の荷作りやら部屋の片付けでてんてこ舞い。ひと通り落ち着いたところでフェリーの予約を取ってスタートが最終決定。

荷物満載

荷物満載CB400SF

15時を過ぎてやっとバイクの出動準備。リアシートにアクアザックを積載してからサイドバッグを取り付けようとしたら大間違い。まずはシートを外してサイドバッグのアタッチメントを取り付けないと…f(^^;;

恭しく筥崎宮にお参りした後にスタート…とあっさり書いてしまうが、お参りの後3回も忘れ物に気付いて取りに帰ったのは内緒だ。おかげで玄関の鍵を掛け忘れていた事に気付いたのだから、これも筥崎宮のご利益と言えよう。

そゆわけで16時にスタート。お馴染みR3を今日は東へ。エアエレメントを換えたおかげで3〜4000rpmの落ち込みも消えイイ感じ。光岡の渋滞もすり抜けでパス。逆に渋滞名所の黒崎筒井はすんなりで、実家までの65km、小一時間のプロローグランを無難にクリア。

夕食・風呂を済ませ、21時過ぎに本番スタート。思い出したようにシールドを濡らす小雨が気になるが、薄明るい夜空を見上げて「大丈夫」と自分に言い聞かせる。R199からR2に繋いで関門トンネルで九州にしばしの別れを告げる。

長府で給油ピットインのあと小郡からR9にスイッチ。忘れた頃にシールドに現れる水滴も、不用心に高まるテンションをうまい具合に下げてくれる。山口の市街地を抜けると気温は21℃前後まで急降下。袖口から差し込む風の肌寒さに走りながらベンチレーションを閉めつつ、いいペースのトラックを露払いに益田まで一気に快走。

その後もR9を淡々と東へ。3時前に斐川町で給油したあと、程なく道の駅「湯ノ川」に到着。休憩室のベンチで横になる。(-_-)zzz

今日の走行距離、382km。

歓迎湯爺

千代流れ飾り山

千代流れ飾り山

14時半に豊後中村駅で合流の予定が、障害で日豊本線が大幅に遅延。鶴崎駅まで迎えに行って17時合流。幾多の障害を知恵と勇気でクリア19時に山水亭着。

博多まで戻り、千代流の山笠を見物した後、花山でラーメン喰って〆。今日も良き哉良き哉。

阿蘇Express 19th - 王道 -

久々にやる気復活。8時15分にスタート。朝メシ抜きの腹ぺこライダーは取り敢えず**「朝霧の唐揚げ喰いたし」**とゴーストが囁くので最速ルートを東へ。

ゴキゲンな景色

やまなみハイウェイにて

いつもは退屈なR210。筑後川久大本線に挟まれたり交差したりする情景に、今日はツーリング…というよりどちらかと言えば旅気分を覚える。『列島縦断 鉄道12000kmの旅』のテーマソング『風の街』を口ずさみながら、流れに身を任せてゆったりペース。

九重からは四季彩ロード。気合を入れなおしてファイト一発で11時におなじみ朝霧へ。開店直後のランチ第1号とは無関係だろうが、いつもよりちょっとジューシーさが物足りない。そこはそれ量産型ブロイラーではない地鶏ならではの個体差だろう。また次に期待だ。

旭交差点からやまなみハイウェイに抜けて取り敢えず別府方向へ。狙っていた岡嶋牧場が定休日だったので、小田の池駐車場で折り返してくじゅうりんご村でソフト休憩。

火口、全面規制中

阿蘇山上にて

果汁を予めソフトクリームミックスに混ぜるのが一般的なフレーバーソフトだが、角切りりんごを混ぜ込んだソフトの上にシロップをかけたりんごソフト300円は、新鮮な食感がなかなかの逸品だ。

九州ツーリングの王道やまなみハイウェイを快走。ちょっと雲が多いものの、梅雨の晴れ間だけに文句を言ってはバチが当たると言うものだ。

緑濃い木々に囲まれた牧ノ戸峠を軽くパス。湿度の高さから阿蘇五岳は靄の彼方だが、そのまま瀬の本を直進して一ノ宮町まで下ってR57を右折。いこいの村を抜ければ阿蘇登山道路坊中線へのショートカットだ。

九州ツーリングの真骨頂、阿蘇山のヒルクライムを満喫して14時前に阿蘇山上へ。トイレ休憩のついでにフチワキホンダへTELしてエアーエレメントを発注。どうも4000rpm以下の反応が思わしくない。去年の夏に交換してはや15000kmを走破。そろそろ交換時期だろう。

阿蘇登山道路吉田線で白水村方面に。タイトなコーナーをリズミカルに下った後はそのままグリーンロード南阿蘇へ。

南阿蘇を見下ろす

阿蘇登山道路吉田線にて

よりどりみどりのコーナーに適度なアップダウンが織り交ぜられた序盤のテクニカルセクション、山肌の木々を切り開いた厳しいコーナーと10%を越える勾配がライダーズスピリットとエンジンを刺激する豪快な久木野村側、一転してのどかな牧草地に長いストレートと大きな高速コーナーが待ち構える西原村側。

九州にゴキゲンロードは数あれど、強いて一番を挙げるとするならば、やっぱりここグリーンロード南阿蘇と言えよう。

その後は北上して大津町からミルクロードへ。ここもやっぱりゴキゲンロードである事は疑う余地のないところだが、今日は湿度が高く風が少し重く纏わりつく感じで阿蘇五岳も靄の彼方。無理をせず無茶をせず軽く流してお約束の大観峰でトイレ休憩の後、うぶやま牧場の前をパスして久住町へ。

16時半に久住山荘前のどこでもかふぇTONCHANでコーヒーブレイク。今日はキリマンジャロをマイカップで250円也。蒸暑くまとわりつく様だった風も微妙に涼やかになって気持ちよかよか。

17時の閉店・撤収を見送ってリスタート。腹具合的にも山水亭で喰えるかどうか微妙なとこだったのだが、幸か不幸か店終いの後だったので、瀬の本からファームロードへ周って帰投。

特製博多皿うどん

五味八珍にて

爆走NSXに置いて行かれたものの順調に18時半に日田へ。いい頃合いに腹ぺこなのでどこかで喰って帰ろうかと思ったのだが、バイクのガソリンがその前にピンチだ。この辺ではスタンドの閉店時間が早そうな事もあり、R210で吉井町のシェルで給油してから土手ロードへ周り、迫りくる夜の帳との競争に勝利する。

気が付いたら宝来軒にも行き損ねてしまい、20時半に福岡へ。

ならば、と腹ぺこライダー推奨店の五味八珍薬院へ。特製博多皿うどん800円で幸せ満喫…ていうか、久々だったので最後は正直苦しかったけど意地で完食。

中華 五味八珍 特製博多皿うどん800円
営業時間 11〜21時 日祝定休
福岡市中央区薬院2-17-1 TEL:092-712-5849

今日も内容充実の483km、ブラボーツーリングだった。

I'll be fine.

すっかり怠け癖が身に染み付いて、とても宮崎まで遠征する気にはなれず朝からダルダル。晴れの予報がにわかに信じられない曇り空を見上げて更に意気消沈。「週末はまたお天気下り坂」と言う一言に急かされるように飛び出したのは9時半近くだ。

R201東バイパスを流すと、上下両方向で白バイのご厄介になっているクルマが…。後ろを全然見てないから気付かないんだよ、バカ。とあざ笑いつつ篠栗南蔵院前をパス。

ゴキゲンな青空

英彦山にて

大野越えから県道60号線に。5ヶ所程あった災害復旧工事が2ヶ所に減っていた。ほぼ1年を費やしてようやく片付きそうな気配だ。

県道90号線を経てR211にスイッチして嘉麻峠をパス。小石原からR500に乗換え、英彦山への豪快なヒルクライムを楽しんで、11時に別所駐車場に到着。平日のデイタイムにも関わらず3台のCBRがたむろしていたのはちょっと意外。

土産物屋が手打ちそば処「草庵」になっていた事はともかく、PHSのアンテナが建っていた事に驚かされた久々の英彦山だ。

冷たい缶コーヒーで一息入れた後は言わずもがなのランチですな。今日のターゲットは過去3度もフラれているいわく付きの村上食堂耶馬溪は唐揚げ定食。

唐揚げ定食

本耶馬溪町村上食堂にて

今日こそは、と祈りを込めてR500をクレバーに駆けおりる。先日の雨の影響で路面に泥が広がっている箇所があるのだ。

果たして正午前に耶馬溪村上食堂に到着。「あぁ良かった、今日は開いてるよ」と安堵の顔をしていた事だろう。

さぁ待望の唐揚げ定食。威風堂々とした存在感を示す骨つき唐揚げが2本デンと座した、木訥としたまでの飾り気のない構成は店主の自信の現れか。これだけ大きさで中心までしっかり火が通っているのに、大外の衣はあくまでもサクッと香ばしい食感を失っていない。ビールのつまみに持ってこいの逸品だ。

個人的に肉はもちょっとしっとりした感じが好きなので、どちらかというとジューシーな朝霧に軍配を挙げたいが、パッとした店の少ない耶馬溪では貴重な存在と言って過言ではない。婆さんと叔父さんのふたりだけでやっているそうだが、末永く続けて頂きたいものだ。

村上食堂 唐揚げ定食700円 水曜定休
大分県本耶馬溪町大字曽木2040-6 TEL:0979-52-2317

ゴキゲンな青空

玖珠町日出生台、県道679号線にて

後は消化試合。目まぐるしく広狭が切り替わるR500を安心院まで。

続く県道50号線は拡幅整備が行き届いた豪快ロード、気合いを入れてガツンと一発日出生台へ。

緑の自衛隊演習場脇を通る県道679号線もまたゴキゲンロード。何人に邪魔されることなく右へ左へとバイクをリズミカルに傾けワインディングを駆け抜け、スペシャルステージは終了。

玖珠からはR210を流して、14時過ぎに天ヶ瀬バラの湯へ。天ヶ瀬のお湯は久々だったがやっぱりいい匂いで落ち着く。小一時間の温泉休憩でリフレッシュした後は言わずもがなのルートで帰投。287kmのお手軽ツーリングだった。

阿蘇Express 18th - 阿蘇三昧 -

4日ぶりに晴れた月曜日。空模様はまだ怪しいが、すぐに青空が広がるという予報を信じて9時にスタート。

取り敢えず朝霧まで行ってから考えるか、と最速ルートをチョイス。急ぐ用でも無いので規制速度前後のゆったりモードだ。土手ロードの入口、両筑橋を渡ったとこで白バイの御用になっている若者を目撃。朝羽大橋まで中間地点付近でも土手の上から眺めている警察官あり。

やまなみハイウェイ

飯田高原にて

R210を淡々と流した後、四季彩ロードは一転気合いを入れて。うざい大型バスも下りのロングストレートで簡単に料理。何事にもメリハリが大事だ。計ったように正午前に朝霧着。

いつものように「そばと唐揚げ定食」700円で幸せなランチタイムを過ごし、13時前にリスタート。

青い空に白い雲が眩しい。毎度毎度で恐縮だが、やっぱりやまなみハイウェイにin。気分爽快な高原、タイトでリズミカルなヒルクライム、豪快なダウンヒルを思う存分に満喫。これだけ快適に走れるのは平日ならでは。

東ミルクロードを経てR57に抜け、県道41号線から久々に萩岳展望台へ。14時着。阿蘇山からくじゅう連山、祖母傾山系に至る雄大かつ穏やかな景色を独り占めする。

取り敢えずこないだ走った大規模林道 宇目・小国線を目指し、県道41号線から県道135号線〜県道695号線へ。合ヶ瀬大橋の案内板に惑わされて遠回りしたものの陽目の里で大規模林道に合流。豪快なアップダウンとタイトなコーナーで構成された大規模林道。連日の雨によるコンディション悪化を心配したが、基本的には木の葉などが流れて走り易くなっていた気がする。

豪快な林間路

大野川上流南部広域農道にて

県道8号線、県道7号線を横断し清川村で1車線酷道県道688号線に接続。一時的に本線を見失ってとまどうがなんとか復帰。木々に囲まれて陽射しは無く未だにヘビーウェット、中央部が苔むした路面を慎重にトレースする。スリップして路肩から落ちたら最後助けは来ない。

先行車も対向車も無い辛抱の5kmを走破した後は再び大規模林道 宇目・小国線。ツーリングマップルに**「山腹を走る快適ワインディング」と記された区間だが、道幅はあるものの拳大の落石がゴロゴロしていてそんな呑気なルートではない。それにも増して日之影町**側から黒っぽい雲が押し寄せてきているのが気になる。

16時にR326に無事抜けた後ルートの再検討。県道6号線で宮崎県日之影町まで40km。雨でも降られた日にゃ日没までに抜けるのも困難になるので断念。R326〜R502で清川村へ。大分側はさっきの雲行きがウソのような晴天で相変わらず暑い。道の駅「きよかわ」のももソフト300円で一息。ちょっと後を引く甘ったるさが気になるが…まぁたまにはいいか。

緒方町からは大野川上流南部広域農道にスイッチ。今通ってきた大規模林道 宇目・小国線の少し麓側を走る道で、落石も少なくカーブも緩やかで走り易い。案内板では荻町に通じるようになっているが、今はまだ竹田市内瀬ノ口あたりで県道8号線にぶつかって終わりだ。

夕焼け

俵山峠にて、雲仙を望む

県道695号線で合ヶ瀬大橋を渡った後は方向感覚だけを頼りに、どこをどう走ったか定かではないが県道217号線を挿んで大戸ノ口でR265に接続。

ん〜、やっぱり航跡記録用GPSが欲しいなぁ。

高森で給油した後R325〜県道28号線で俵山峠へ。雲仙の右に沈む夕陽に目を奪われ、しばし黄昏る。

そろそろ晩メシ喰って寝床の準備をしないとなぁ、という時間なので俵山トンネルを久木野村へ戻って沿道にあるマグマ食堂へ。少し前に出来た新しいお店で気になっていたのだが、残念ながら定休日という事でまたの機会だ。

しょうがないので白水温泉瑠璃近くのお食事処ひげ勝ちゃんへ。観光地にありがちなレストランなんだけど他に開いてないし…取り敢えず先入観は良くないと思い直してカルビ丼定食****900円をオーダー。結局は予想通りの代物だったが、まぁ観光地だしこんなもんでしょう。

白水温泉瑠璃で汗を流した後、高森は根子岳の麓の月廻り公園へ。すでに21時を過ぎて真っ暗だが自販機の明かりを頼りにテントを組み立て、立ち上がってから離れたところへ設営。雲が時折広がる事はあったものの、月明かりが幻想的ないい星空だった。

夜明の草原

幻想的な朝のミルクロード

朝5時前に目覚めると、根子岳はおろか自販機もろくに見えない濃霧。もしかして雲海になっているんじゃ?と思い撤収開始。完璧にぐっしょり濡れたテントもなんのその。強引に収納して6時前にリスタート。

朝から気合を入れてR265を激走。箱石峠で霧越しに朝日の洗礼を受け、一ノ宮町へ抜けた頃にはすっかり晴れてしまった。

ちょっと遅かったか、と一の宮町農産物直売施設**「四季彩いちのみや」**でトイレ休憩&洗面&朝食。

見上げる阿蘇山は雲の中で登ったところで何も見えないし…と取り敢えずミルクロードへ。ベールのような朝の空気に包まれて幻想的なイイ雰囲気だが写真に切り取るとこんなもんか。またつまらない写真を撮ってしまった….。

雲海?

大観峰にて

そのあと大観峰まで行くと阿蘇涅槃像がベールを纏ったような、ちょっと雲海っぽい景色。あ〜、まっすぐ来ておけば雲海観られたかも…と後悔後を断たず。

腰を下ろして1時間半ほどぼんやりしてたら霧もあらかた晴れてきたので、温泉入ってヒゲでも剃ってサッパリしますか、と阿蘇登山道赤水線を登って湯ノ谷温泉へ。

朝から入れる阿蘇観光ホテルの露天風呂「星の湯」200円を狙っていったのだが、あらら取り壊し中。九産交のリストラで清算されたとは知らなかった….。

というわけで長陽村へ周って村営温泉センター**「ウィナス」へ。計ったように10時の営業開始とはラッキー。内湯も露天も結構な広さで南外輪山の展望が良い。ちょっとヌルヌル感のある弱アルカリ性のお湯も好感触。ちょっと立寄るには不便な場所だがこれで400円**なら押さえておいて損は無い穴場だ。

のんびりしてたらあっという間に11時。グリーンロード南阿蘇を周ってランチと洒落るか、と久木野村へ下っていくと「そういえば昨日フラれたマグマ食堂も近くやん」と思い出してチャレンジ。

11時20分頃到着。予想外のラーメン臭に意表を突かれている事を悟られないように、とこじゃれた店内へ。メニューを開くと各種バリエーションがあれど基本的にはラーメンのみ。マグマ食堂という店名から焼肉がメインかな?という安易な思い込みをひっくり返すラーメン専門店であった。

草千里

草千里にて

最初なので無難にとんこつラーメン525円をチョイス。**「徹底的に油を取り除いて作り上げた」と書いてあるとおり実にあっさりしているのだが、食べ応えが無くてちょっとこれじゃなぁ…**という感じだ。

取り敢えず片付けてリスタート。阿蘇登山道吉田線を豪快に駆け登ってそのまま赤水線に抜け、二重の峠から言わずもがなのミルクロードを流してうぶやま牧場へ。阿蘇のハイライトを堪能する。

去年出来たヒゴタイ大橋を渡った後はやっぱり山水亭へ。伝家の宝刀あんかけチャーハンでマグマ食堂の敵を討つ。あっぱれ。

最後は東黒川温泉帆山亭で小一時間の温泉タイムを楽しんで最速ルートで帰投。平日の夕方でさすがにちょっと混んでたものの、給油ピットイン以外はノンストップで18時半に帰着。736kmのブラボーツーリングだった。

阿蘇Express 17th - 台風一過 -

と期待したほどスカッとは晴れず、イマイチな心持ちながらもひとまず8時にスタート。そろそろ三ツ葉グリルの日替りランチを食べてみようか!とR210を別府へ向かう。

台風一過と言うには微妙に蒸暑いが、それでも真夏のそれに比べると快適ライディング。水分峠狭霧台を越えて11時半に別府北浜へ到着。

元祖とり天セット!

12:09 キッチン丸山にて

ところがどっこい、お目当ての三ツ葉グリルが定休日という不運。(;_;) まぁ調べとかなかった自己責任なのだが。取り急ぎ幸崎の豚まんで腹の虫を誤魔化してR10を南下。

日中は慢性的な混雑の覚悟が必須だった別大国道も、うみたまごという愛称で呼ばれるマリンパレスから先が6車線化されてゴキゲンな快走ルートに生まれ変わっていたのは嬉しい誤算だ。

15分ほどでキッチン丸山へ。元祖とり天セット650円は唐揚げっぽい雰囲気なのだが、これはこれで○。チキン南蛮はまたしても次回の宿題だ。

またやまなみハイウェイに戻るのも芸が無いので、何となくR210へ。今日は地図を持ってないのだが特に用や目的地があるわけでなし野生の勘で何とかなるだろう。大分きっての郊外型ショッピングモールわさだタウンを通過しR442へスイッチ。

豪快なロングストレート

12:50 大分中部広域農道にて

程なく大分中部広域農道の案内板が現れたので調査開始。南に抜けられると平成パークラインに繋がるはずだが…と思っていたのだが、上りに入ったところで残念ながら行き止まり。

こんな辺鄙なところに必要なのか?と思うほど、おあつらえ向きの快走2車線。展望も期待できる山越えルートだけに完成が待たれる。

今度は一転北上。北側は珍しくもない田園地帯。そのまま庄内町へ抜けるとR210に繋がるのはわかっているので、ちょっと狭めの脇道へ入り警察学校を抜けて県道690号線から県道412号線へ繋いで久住高原へ向かう。

と、「そういえば緒方町にまだ未確認の広域農道があったなぁ…」と思い出して取り敢えず次のターゲットが決定。

大規模林道の入口

13:50 大規模林道 宇目・小国線にて

R442に繋いで朝地町からR57にスイッチ。県道46号線を流してR502を突っ切ると大野川中流広域農道に抜ける。こっちもおあつらえ向きの快走2車線だが、木々に囲まれて展望はいまいちだ。

竹田方面へ少し走って県道7号線に交わったところで敢えて左折。1.5車線の狭路を少し挿んで今度は大規模林道 宇目・小国線を竹田方向へ。

ファームロードわいた並の豪快なアップダウンの2車線は、ブラインドコーナーが多く落ち葉などで路面は意外とスリッピー。また中低速のコーナーが連続していてなかなか思い通りに走らせてくれないテクニカルなコースだ。

荻町に抜けた後は県道695号線を挿んで大野川上流広域農道でガンジーファームへ。言うまでもなくソフトクリームで一息だ。

R442に戻ってどこでもかふぇTONCHANで更にもう一息。今日は靄ってて阿蘇五岳の気配すら感じられない。

微妙に幻想的な久住高原

15:32 久住町沢水にて

ヒゴタイ公園の駐車場でビバーク可能な事をチェックし、池山水源近くの花の温泉館へ行ってみると残念ながら全館改装の為6月いっぱい休館との事。山水亭営業中の札が掛っている事を確認してやまなみハイウェイへ。城山展望台まで来てようやく阿蘇五岳がうっすらと稜線が顕に…靄っているにも程がある。

一気に外輪山を下って一ノ宮のスタンドで給油。靄っているせいで思ったより早く暗くなる気配なので、温泉は見送ってまっすぐ山水亭へ。と、本日は都合により早仕舞いとの貼り紙。さすがの間の悪さに我ながらガックリ。

空もどんどんガスって来ており、いつの間にかくじゅう連山すら見えなくなってしまった。降ったところで大した雨にはならないだろうとは思うが、設営中に降られるのは敵わないし、何より星空を期待してきたのにこの空模様では意味ないじゃん…。温泉入れないわ、山水亭はお預けだわ、今日の阿蘇はツイていないにも程がある。

というわけで、17時40分に勇気ある撤退を決断。言わずもがなだがファームロードを駆け下り、19時過ぎに焼肉のかわはら吉井店のボリューム定食810円山水亭の敵を取った後、刻々と宵闇が迫る土手ロードを疾走。20時50分に帰着。

今日も楽しいツーリングだったが、さすがに503kmは疲れたなり。

阿蘇Express 16th - be free -

今朝も6時過ぎに目覚める。入院生活で身体が早起きモードになったのは旅人としても良い傾向だ。天気予報も3〜4日は大丈夫そうと伝えるので**「たまには満天の星空なんぞ眺めるのもまた風流」**と泊りがけ出動。

ホントは昨日も帰るのを止めて阿蘇のライダーハウスに泊まろうかと思ったのだが、薬を昼の1回分しか持ってきてなかったので帰らざるを得なかったわけだ。着替えなんかは現地でも買えるが、処方された薬だけはそうはいかないのがつらいところだ。

テントと寝袋を入れっぱなしのアクアザックに、着替えと血圧計を放り込んだら準備OK。が、シートに固定するショックコードを探すのに手間取り、結局いつもと同じ9時過ぎにスタート。

尾平越トンネル入口

14:25 尾平越トンネル、緒方町側

最速ルートからファームロードへ入り、今日もゴキゲン。リアで光る銀マットがピースサインの応答率を高め、ツーリング気分を更に盛り上げる。正午過ぎに山水亭着。

食事を待ちながら「夜までどうしようか?」と思ったのだが、薄曇りでスッキリした青空にはほど遠くお目当ての星空は微妙に厳しそう。という事からメインイベントを明朝の日南フェニックスロードに変更。

定番中の定番「あんかけチャーハン」をペロリと平らげた後、13時前にリスタート。緑の波に揺れるうぶやま牧場の脇を抜けてR57を豪快に東へクルーズ。竹田市街地原尻の滝のショートカットも兼ねて竹田湧水群へ。

13時半泉水湧水で喉を潤したあとは県道7号線へ。1.5車線のタイトな探訪路で棚田とちょっとレトロな家並みが寄せ合った静かな山里をのんびり縫って高千穂町を目指す。緒方町が走らせている小さなコミュニティバスが可愛い。

尾平の集落を抜けて厳しい上りをクリアすると標高1100m、ツーリングマップルで**「向こうは見えない、頼りはバイクの明かりのみ」**と書かれた尾平越トンネルだ。確かに照明は無く内部は真っ暗だが出口の明かりはしっかり見える。2車線あって路面や壁面のコンディションも良好で心細い感じはない。

しかし、この祖母傾山系は九州では既に絶滅したと言われているツキノワグマの目撃情報が今もなお報告される豊かな自然が残る地域で、確かに出そうな雰囲気はある。雨の日や夜間には通りたくないところだ。【参照:クマ探し日記

入口で一息入れた後14時半に通過。更にタイトになった高千穂側を辛抱の走りで下りきり天岩戸を通過、15時過ぎにR218にスイッチ。いつものように川水流から門川へバイパスしてR10に合流したのは16時頃。クルマは多いものの延岡さえバイパスすれば佐土原までの流れは悪くない。

おぐらランチ

18:20 おぐらランチ

眠気防止のガムを噛みながら日向都農川南高鍋佐土原と静々と南下。宮崎市街地の混雑もバイクの機動性にかかっては敵ではない。門川から2時間、18時過ぎにおぐら****瀬頭店に到着。

「今夜はチキン南蛮かなぁ…」と思ってたのだが、どこからとも無く「またか…」という声が聞こえてきたので、今夜はチキン南蛮半分にエビフライ1本、ミニハンバーグがセットになったおぐらランチ1280円を所望。お馴染みタルタルソースの絶妙な甘酸っぱさは言うまでもないが、ハンバーグのデミグラスソースがこれまたコクがあってウマ〜い。うん、おぐらの秘密はソースにありと断言できよう。(←あたりまえ)

がらっぱの湯****南バイパス店(500円)で汗を流した後、青島村古墳を摸した青島歴史文化広場でビバーク。夜空には星がチラホラ…あれまっ。

翌16日朝は5時半のお目覚め。気温18.7℃はTシャツ短パンではちょっと肌寒い感じだが、薄雲の向こうからではあるものの柔らかい朝日にモティベーションは上昇傾向。フライシートに付いた夜露をあらかた乾かして6時に始動。

R220フェニックスロード

6:45 宮崎市堀切、R220

1kmほど行ったセブンイレブンで腹ごしらえを済ませた後、R220通称日南フェニックスロードへ。5月以降3回目のトライにしてようやく恵まれた青空の元、どこまでも青く広がる太平洋の水平線を左に観ながら快走。潮風になびくフェニックスの街路樹がまたトロピカルな雰囲気をゴキゲンに盛り上げる。

鵜戸まで南下したところでUターン。いつもなら「同じ道を通るなんて言語道断」なのだが、今日ばかりは「何往復でも走れるだけ走っとけ」な感じ。中央分離帯を背の高いパームヤシが堂々と飾るR220宮崎南バイパスもフロリダのハイウェイを髣髴とさせる雰囲気で、ここもまた泣かせる道だ。

朝から筆舌に尽くしがたい感動ロードを楽しんでしまったので後はもう消化試合のようなものだが、取り敢えずあまり通ってないところへとR219へ。

9時に西都市でこの先のルートを検討。お昼ごろには日之影町へ抜けたいのだが、R10では芸がないし椎葉村経由は時間的に厳しいと考えて、県道39号線で南郷村、それから西郷村北郷村と繋いで中小屋を越えて日之影町に抜けるハードな山岳ルートを選択。

ひむかの山並み

9:49 ふるさと林道渡川・尾八重線にて

R219を西米良村に向けて暫く快走したあと、**「ひむか神話街道→南郷村、百済の里」**の案内板に従って右折。

**「そうそう、ひむか神話街道ね。行っとかないとと思ってたんだよね」**とばかりに意気揚々。「南郷村30km」の標識を頼りにタイトな1〜1.5車線路をこつこつとただひたすら登る。

概ね舗装は新しいものの、切り通しからの落石などが多く路肩はダーティ。しかもブラインドコーナーが多いためにスピードは落さざるを得ず、行けども行けども道標の残距離はなかなか減らない。所々で広がる展望がせめてもの慰めだが奈落はすぐそこ。脇見は自殺行為だ。

山道を30分以上走ってさすがに中間点は過ぎたよなぁ…といったところでようやく休憩所(と言ってもトイレすら無いが)に出てひと休み。この道路はワゴンとかでもかなり大変だなぁ。

空野トンネル(476m)を抜けて10分ほど下ったところで赤い鉄橋を渡り県道39号線に合流。…えっ、向こうが39号線ですかっ!てっきり県道39号線を走っていたとばかり思っていたのだが、実は2003年5月29日に開通したばかりのふるさと林道渡川・尾八重線だったというオチだ。

ちなみにこのふるさと林道渡川・尾八重線は総延長300kmの広域観光ルート「ひむか神話街道」として売り出し中だが、西都市〜椎葉村の間は大型バスはおろか普通車の離合も難儀するような狭路が続くハードなものだ。

渡川大橋

10:06 南郷村渡川、渡川大橋にて

椎葉村へと向かう「ひむか神話街道」には「今度は高千穂の方からじっくり走ってやるからな」と別れを告げ、交通量僅少のR388を淡々と西郷村北郷村へ。

宇納間の交差点を直進し県道210号線にスイッチ。あとは30分程走れば楽勝で日之影町だ。と思いきや、中小屋で日之影方面崖崩れにより全面通行止の看板に足留めを喰らう。(>_<)

全面通行止と言えどもバイクなら抜けられるかも…とも思ったがホントに抜き差しならない状態だとここまで戻るのも大変なので、速やかに六峰街道から日諸峠を経て県道209号線で下る代替ルートを洗い出して11時20分リスタート。

中小屋の六峰街道は2車線化の改良を行っていて工事中ダートのオンパレードには(><)顔で通過。それっぽい**「日之影→」**の案内板に従って下山開始するものの、旧国見峠並の酷道にまた(><)。行くも地獄戻るも地獄なら行くしかない、と覚悟を決め集落まで20分の死闘を繰り広げ、県道210号線に合流…

あちゃ〜また間違えて、1本手前の内の口林道を下ってしまいました。

唐揚げ定食

12:25 青雲茶屋にて

まぁミスコースも目的地に出たのだから結果オーライ。予定通り正午過ぎにR218青雲橋そばの青雲茶屋へ。

唐揚げ定食700円は唐揚げよりもとり天に近い揚げ具合。肉も柔らかくてこれもなかなかウマい。道の駅のシケたメシよりは断然オススメだ。

13時前にリスタート。R218を西へ。高森峠を越えようかとも思ったのだが、せっかくなので阿蘇外輪山の南側、吉無田高原からアプローチ。空には雲が薄く広がっているものの独り占めの快適ロードを気ままに流す。

リアシートのテントとシュラフが走りの妨げになってない事を確認したらグリーンロード南阿蘇へ進入し、いつもの如く豪快なアップダウンを堪能。15時に下りきる手前の休憩所で一息入れた後は広域農道でR265大戸の口の手前までショートカット。大戸の口のトリッキーなセクションもリズミカルに乗り熟して箱石峠まで一気に。ここをシフトミス無しで走り切ったのは初めてかもしれない。(^^)

宮地からやまなみハイウェイ〜ミルクロードを流して鞍岳林道へ。遠く熊本市街を垣間見ながらタイトな淋しい狭路を下って四季の里旭志を左にターン。大規模林道菊池人吉線を南へ。数年前に来た時は工事中で走れなかったのだが、熊本市方面の展望がゴキゲンの快適2車線だ。

さて今夜のビバークをどこにしようかなぁと考えていたのだが、今の雲行きからすると今夜も星空は期待薄。ミルクロードに抜けて大観峰へ戻るつもりだったが、山鹿のヌルッとしたお湯に浸かりたくなったのもあって、眺山庭山鹿大砲ラーメン久留米経由の定番ルートで帰投。

今日もよく走った走った、909km行き当たりばったりツーリングだった。

参照

WEBパームス http://www.palm-s.co.jp/

宮崎だあ http://miyazaki.daa.jp/

宮崎県 http://www.pref.miyazaki.jp/

みやざき旬ナビ http://www.kanko-miyazaki.jp/

MUZINA Pressの自然派宣言! http://homepage3.nifty.com/muzina-press/

阿蘇Express 15th - Best Season -

今日も予報どおりの絶好のツーリング日和。朝イチで千早病院へ出向いて保険請求に必要な入院証明書の発行を依頼。「2〜3日後に取りに来て下さい」という事で、ひと仕事片付けた後ちょい遅めの9時過ぎにスタート。

青空

梅雨の中休み

いつもとは違うスタート地点だが何も悩む事はない。JR千早駅の脇を抜けて博多バイパスに入ればこっちのもの、榎田を左折すればいつのもルートだ。

いちお病み上がりなので今日は休憩を多めに心がけ。日田で一息入れてからR210をさらに東へ。真夏は灼熱地獄となるR210もこの時期なら気分爽快。

断っておくが今日は遊びにあらず。退院療養計画書に明記された「仕事のストレスを解消する事」という指摘に沿った療養の一環なのだ。

九重からはエキサイティングなアップダウンと挑戦的なコーナーが続くテクニカルな四季彩ロードへ。右コーナーの荒れたバンプが、エキパイの傷と引き換えに病院のベッドで眠っていた魂を叩き起こす。

正午、計ったように朝霧へ。メニューを開く事なく「そばと唐揚げ定食」700円をオーダー。

絶景露天風呂

久住高原コテージ、満天望温泉にて

ジューシーな肉汁としっかりした歯応えの唐揚げは相変わらずのウマさ。退院して良かった、と思った一瞬だ。栄養士の教えに従いそばのつゆを残した事を除けば、いつもと同じように名探偵コナンを1巻読み干した後リスタート。

からやまなみハイウェイにスイッチ。何人にも邪魔される事なく牧ノ戸峠を越え、ゴキゲンに瀬の本を直進。

病み上がりなので短めに…と思っていたのだが、体調面では全く問題無いのでちょっと足を延ばして産山牧場経由久住高原コテージ満天望温泉へ。

露天風呂にゆっくり浸かった後ウッドデッキで阿蘇五岳を眺めつつまったりお昼寝。これも療養なので、水滴が乾いたらまたお湯へ、と繰り返すよく言われる温泉入浴法を実践。

緑萌ゆ、くじゅう

大分県久住町にて

広い露天風呂と素晴らしい風景を貸切にしてしまう贅沢を1時間半ほど満喫。木々の若葉や高原の牧草が一層深みを増して、文字通り緑萌ゆ景色が目に眩しい。暑くもなく寒くもなく、今が阿蘇くじゅうのベストシーズンだ。

湯上がりはイズミヤの「黒胡麻ソフト」でビタミンEを補充した後、R442を瀬の本へ。先ほど通ったやまなみハイウェイを横切って黒川を通過。

田の原でステップを擦りながら右ターンしたらファームロードへ。国内トップクラスの高速ワインディングを快走。日田で一息入れた後、18時過ぎ福岡に帰着。

心配だった視覚障害の再発もなく、やっぱり青空の下を走らにゃでしょう、てな337kmのゴキゲンツーリングだった。

阿蘇Express 14th - 11時のダンス -

6時という微妙な時間に目覚めてしまった今朝。もう一度寝るか、それとも出るべきか、出るならどこへ行くか、貴重な朝の1時間を無駄にして7時半スタート。

緑萌ゆ日出生台演習場

日出生台演習場にて

ターゲットを別府三ツ葉グリルの「とり天」に設定。例の如く最速ルートで日田を目指すが、早起きが祟ったか腹ぺこライダー早くも空腹に堪え切れず甘木でコンビニおにぎりを口に。

別府に早く着き過ぎてもしょうがないので今日はのんびりペース。土手ロードからR210を東へクルーズモード、普段より30分ほど遅い10時過ぎに玖珠に到着し、一息いれる。

列車を組んで淡々と走っていると眠くなったのでここから裏道探索モードに切替えだ。地図は無いけど!?何とかなるだろう。

急ピッチで整備が進む県道679号線をアグレッシブに駆け登り、日出生台演習場の脇を通過、深見ダムで県道50号線にスイッチ。こないだ湯布院方面のルート探索は失敗に終わったので、今回は安心院方面へ周る。結果的に県道617号線で塚原へ抜ける事が出来たのだが、距離的にはえらい遠回りになるので迂回路としては微妙だ。

とり天

三ツ葉グリルにて

というわけで塚原を通過した時点で既に11時半を過ぎ、開店と同時に三ツ葉グリルに飛び込むという計画は崩壊していた。取り敢えず「急がば回れ」を肝に抜け道の誘惑を振り切って、何とか正午前に到着。

心配するほど混んでなかったのは肩すかしだったが、難無く「とり天定食」950円に舌鼓。うんうん、柔らかくてウマい。親指大にカットされた小さめの鶏肉を天ぷらにした一見シンプルな料理だが、甘辛い秘伝のタレも相性抜群で、元祖の名に恥じない逸品だ。ペロリと平らげたら次第に多くなる客足を察して早々に退散。

「とり天」を喰ったからには、もうこの後は消化試合と言っても過言ではないのだが、たまにはやまなみハイウェイをアプローチからフルコースで味わってみようかと、別府国際観光港から九州横断道路へ。

本気モードの前にデザート第一弾。鉄輪豚まん本舗で「地獄蒸し豚まん」160円をGet。実は豚まん本舗自体は休みだったのだが、隣のスーパーことぶき屋で販売してくれるのだ。蒸し上がりを待ってた15分間でじわじわと**「とり天定食」**の満腹感が迫ってきてたのだが、豆板醤のピリ辛が効いててあっさり平らげてしまった。

由布岳を望む

狭霧台付近にて

この蒸暑い気象条件の中、わざわざ豚まんを喰うなんて我ながらどうかと思うが、走り出せば汗ばんだ肌を風が撫でて心地好い。

スピードメーターの針に11時のダンスを踊らせつつ、ゴキゲン度も右肩上がりで鶴見岳山麓を駆け登る。ピークを越えたら由布岳山麓の感動的なダウンヒルが待っている。

やまなみハイウェイに向けて気分を盛り上げる前座役として申し分ないのは勿論、道東随一の感動的なスケールを誇る北海道の美幌峠にも決して引けを取らない、エキサイティングなコースだ。

湯布院の混雑を辛抱した後、水分峠をパスしてやまなみハイウェイのメインイベントへ。平日で交通量は少ないとは言え、ペースをあげるとすぐクルマに詰まる。我慢の林間ワインディングを辛抱の走りで通過すると、絶好のパッシングポイントである大石原のスーパーストレートが待っている。だがちょっと待て、見通しの良いストレートエンドで待ち伏せは取締まりのセオリー。ここもグッと堪えて列車の最後尾に甘んじる。

朝日台を下って岡嶋牧場でアイス休憩。意外や意外、平日なのにシニア世代が大勢たむろ。団体かと思いきやさにあらず。彼らはどこからこの手の情報を入手しているのだろうか?侮り難い。時期的にフレーバーが少ない端境期だったので、抹茶ミルクのコンビで300円。しっかりしたコクがあるのにあっさり、ウマ〜。(^^)

一息入れた後、飯田高原長者原牧ノ戸峠とやまなみハイウェイのクライマックスを堪能。空にはちょっと雲がかかってきて、阿蘇涅槃像も辛うじて輪郭が確認できる程度なり。

露天風呂

帆山亭にて

瀬の本でR442へターン。今日の湯は奥黒川温泉。定番の耕きちの湯をさらに奥に入った、隠れ宿帆山亭へ。

温泉街中心部から離れている事もあってとても静かな宿で、全室が露天風呂が付いた離れという贅沢な造りがウリだが、日帰り入浴可能な男女別露天風呂も充実しているのだ。

人気の温泉も平日の昼間だけにさすがに貸切状態。故に入口にぶら下がっている混浴の札に存在意義は無い。川のせせらぎに耳を傾けながら露天風呂でまったり、八重山のエメラルドブルーの海とはまた違う癒しの空間に身を委ねる。

最初チクチクとした胸の痛みを感じて「ハートブレイクか?」と心当りの無い痛みに焦ったのだが、一昨日の満天望温泉での日焼け跡が湯に沁みたというオチだ。しっかり温もったところで14℃の湧水風呂に入るのもまた良し。1度目は身を切られる思いだが、2度目は快感(^,^)だ。

16時に帰投。ファームロードで11時のダンスを躍らせた以外はおとなしめに走って、計ったように2時間半で帰着。384kmの充実ツーリングだった。

参照

http://www1.ocn.ne.jp/~mituba/

http://www.irfnso.ne.jp/butaman/

http://www16.ocn.ne.jp/~hozantei/