Tour

ラッピー三昧@函館

喧しいカラスの鳴声に目を覚ましたのは4時半。気温は13℃。3シーズンの寝袋にジャージとTシャツでも寒くて寝てられないような事はない。一昨年の寒さからすると夢のようで、今年は躊躇なくキャンプできそうだ。

近くにテントを張っていた岡山のRaid氏にコーヒーをご馳走になったあと、テントは張りっぱなしで7時過ぎに東大沼を出発。

朝の函館新道を快走し、8時前にアンニュイな雰囲気で包まれた函館へ。

八幡坂

函館市八幡坂にて

まずは定番の谷地頭温泉****370円でひとっ風呂だ。風呂上がりは髪が乾くまで休憩所でまったり。その間にパソコンに向かったりするわけだ。

10時を過ぎたらラッキーピエロの十字街店へ参上。まずは定番中の定番、チャイニーズチキンバーガー315円に舌鼓を打って函館に来た事を再確認する。チャイニーズチキンと言うのは唐揚げを甘辛いソースに浸したモノ。北海道ではザンギと呼ばれる濃厚な下味を付けた唐揚げのバリエーションがあるが、それともちょっと違うラッキーピエロオリジナルの味だ。

その後は市街地を軽く徘徊。JR函館駅の駅舎が新築されていたのは驚いた。昔の駅舎の方が旅情を感じられて良かったなぁと思うのは他所者の安っぽいノスタルジーか。駅前ロータリーも改良工事の真っ最中。有名な八幡坂の路面改良工事は2年を経てもまだ続いていた。ここに限らず北海道の公共工事は小規模で地味に長く続く傾向がある。やっと一番下の区画まで進捗したので今年で終わるかな。江別道路と比べたら早いかも。(笑)

正午前にラッキーピエロの函館駅前店へ行ってオムライス505円を査収。待つ事15分ほどで懐かしいホームメードスタイルのオムライスが登場。ケチャップライスを薄焼きタマゴで包んだ上からドロッとしたケチャップがかけられたその佇いは、ふわふわオムレツにさらっとしたソースを纏った上品なそれとは一線を画すものだ。チャイニーズチキンバーガーから1時間半ほどしか経っていないとは言え見た目以上のボリュームに苦戦した。お味は…バーガー、カレーに比べるとちょっと落ちるかなという気がする。

22日はシェイク半額デーという事だったが、もういっぱいいっぱいです〜という感じで断念。

気温が25℃を越えてジャケットを纏うとすぐに汗が吹き出す始末。比較的涼しげな方へと道道83号線で南茅部町に抜け、R278で恵山岬の水無海浜温泉へ。

恵山岬と言うくらいだから恵山町にあるものだとばかり思っていたのだが、実は椴法華村(とどほっけむら)という小さな村があったというのは今日ここに来るまで気付かなかったと言うのは内緒だ。f(^^;;

さて肝心の水無海浜温泉ちょうどいい湯加減で入れる状況だったのだが、周りはみんな海水浴気分で水着を着ているし、夕方のローカル番組で生中継するNHKスタッフがわらわらいて気分はすっかりクールダウン。手だけ浸けて函館へ戻る事にした。

16時にラッキーピエロの美原店でヨーグルトシェイクを半額の115円で査収し、これでラッピーハットトリックの達成。裏を返せばカレー等の食事が入る腹具合ではなかったという事だ。ハイカラな街函館のオシャレな店ラッキーピエロ侮り難し。

17時に東大沼キャンプ場に帰着。食事の準備も不要だし何もする事が無いので、熱い紅茶を片手に刻一刻と気忙しく色を変えていく西の空をぼんやりと眺める。こんな時間の過ごし方も贅沢かも…

今夜は雲ひとつない快晴で、名も知らぬ星達が煩いほどひしめき合って広い天空を埋め尽くしている。若かりし頃に飯田高原は長者原で観た感動的な星空に匹敵する素晴らしい星空だった。

東大沼キャンプ場 料金:無料 北海道七飯町大沼公園

曇り時々晴れ

今日から旅人再開、7時半に江別のベースキャンプを出発。

札幌の混雑を避ける為にR337で当別経由で小樽を目指す。石狩に入ったところで前方の真っ黒な雲。促されるように雨対策の第一段階、サイドバッグとタンクバックにレインカバーを装着する。

気温は実測値20℃前後で推移。小雨や霧雨に煙る空模様ではオールウェザーの3シーズンジャケットをもってしても肌寒さを感じさせる。最後の切り札でゴアのウィンドストッパーは持ってきているものの、繋ぎになる長袖シャツが必要だろうか…

余市からR229で積丹半島へ。神威岬はどんよりどんよりの雲の下で、先端まで行くのはまたしても断念。

昼過ぎに泊村へ。沿道の居食屋**「海鳴り」で、エビ、ホタテ、ムール貝をトッピングした海鳴りカレー900円**でランチ。トッピングのボリュームがそこそこだったのはちょっと残念だったが、カレーのルーもなかなかウマかった。でも隣の客が喰ってたカツカレーの方がウマそうだったなぁ。

ゴキゲン、シーサイド

R229雷電国道にて

道の駅「いわない」は無線LAN(ホットスポット)のサービス実施中だったが利用せず。

引き続きR229雷電国道を南下。奥尻島へ渡るなら瀬棚付近でキャンプしようと思っていたのだが、何となく気分が乗らなかったので北檜山から八雲へ抜けてR5に復帰。

見込み違いで時間が遅くなってしまったが、18時過ぎに東大沼キャンプ場に到着。なんとか日没前にテントの設営を終えて一段落。夕焼けが素晴らしくキレイだった。

夕食はカップラーメンで簡単に済ませ、三日月が沈み行く景色を眺めつつ21時に就寝。走り屋もちょっと煩かったが、夜遅くまでランプを点けてぺちゃくちゃしゃべっている連中も小一時間ほど説教してやりたかった。

東大沼キャンプ場 料金:無料 北海道七飯町大沼公園

休養日

ラベンダー畑

7/14 中富良野町彩香の里にて

9時過ぎまで降っていた雨に出足を挫かれて今日は一日旅人休業。

関東地方では40℃近い記録的な暑さになっているそうだが、こちらでも最高気温27℃と高値安定。TVでは口々に蒸暑いと言っているが屋内に居る分には快適だ。

パークゴルフ

パークゴルフ

夕張虹ヶ丘パークゴルフ場にて

今日は北海道では定番のレクリエーション、パークゴルフへ。パークゴルフ場はもっと近くにもあるのだが、ドライブがてらおよそ1時間を費やしてわざわざ夕張へ。

一昨年開拓した虹ヶ丘パークゴルフ場は空いている上にユーパロの湯とセットで700円というリーズナブルな設定が魅力的だったのだが、更に食事付きで1,000円という激安セットが追加されたのは驚きだ。

気温は25℃を越えてちょっと蒸暑いものの、夕張の谷あいを吹く緑の風はやはり爽快。18ホールを小一時間で周ったあと、ユーパロの湯でゆったり汗を流す。露天風呂に浸かって火照った肌を緑の山から吹き下ろす爽やかな風が撫でていくのは極楽気分。

帰りは岩見沢に抜けてもろもろの買い物をした後、これまた一昨年見つけた冬馬みそとんこつラーメン****630円キムチ飯****250円を所望。スープはなかなかのお味だが、やっぱりタマゴ麺はしっくり来ないなぁ。キムチ飯はボリュームがあるだけで大した事無かった。

エスケープ

八幡丘

富良野八幡丘にて

おっさんの相手にもいい加減飽きてきたので脇ちゃん@CBR400RRと一緒に脱出。夜半の雨も朝にはすっかり上がっていたのはラッキーだった。

美瑛駅前で脇ちゃんと別れた後、連休を利用してラベンダーを見物に集まった観光客で大渋滞する富良野へ。もちろんファーム富田などのラベンダー畑には目もくれず、八幡丘方面を徘徊したあとR38に抜ける。

R452にスイッチして桂沢湖三笠鉄道村に寄り道。屋外に展示してあるSLなどは観たものの、520円の入館料は敷居が高く撤退を余儀なくされた。

15時に岩見沢へ。コーヒー飲み放題のミスドに腰を落ち着けて美瑛では殆どできなかったホームページの更新作業に勤しんだあと、江別のベースキャンプへ。

友人と合流した後は、豚丼と並ぶ道産子のソウルフードジンギスカンを喰いに長沼成吉へ。喰い放題1,950円。喰い放題はロース肉高騰の為にラム肉になっているそうで確かにちょっと固い部分もあったのだが、「北海道に来たべ〜」という実感を得るに欠かせない逸品だ。

四日目

昨夜から着手したキャブのオーバーホールだが、TWはすんなり終ったものの、W650とエリミネーターが調整に難航。

OutRiderの丘

7/16 美瑛にて

結局W650は脱着時に部品がひとつ破損した事がわかりレッドバロンのロードサービスに、エリミネーターは原因不明のまま美瑛オートに対応を依頼。

オーナーも元自動車整備士とは言え結局のところバイクは専門外。商売抜きの好意からやっている行為を責めるも酷かと思う(個人的にも一度痛い目に遭っているので友達に整備を手伝って貰っている程度の意識)のだが、オーナーの勧誘からW650のメンテをする事になった経緯を考えると氏のショックは大きく何ともやりきれない結果になってしまったのは心苦しいばかりだ。

後味の悪い形でライダーが抜け、残ったのは脇ちゃん@CBR400RRだけとなったが、今夜は宿の方に苫小牧からのご家族と札幌からのビジネス客の二組のお客があり、またしてもテラスでバーベキュー。ライダー以外の人達とこうして会食するのもまた愉しいモノだが、毎日3,500円はなかなか堪える。

三日目

OutRiderの丘

美瑛にて

午前中で脇ちゃん@CBR400RRのキャブ調整を仕上げて、昼から半日ツアーに出動。朝遅めにパンをたらふく喰ったのでいつものバカランチは抜きだ。案内するエロオーナーの品の無さからはイメージできないとっておきの風景には脇ちゃん感激しまくり。

北西の丘でCB1300氏とW650氏を勧誘したあと、脇ちゃんのCBR400RRを美瑛オートに預けて帰投。

69歳にしてソロツーリングをこなすおっちゃんと、リピーターの若者ふたりを含め、今夜は7人で大いに盛上がる。これくらい人数が揃えば3,500円分の価値はあるかなと思うのだが….。今日はそれにツアー代2,000円が追い打ち。

二日目

美瑛オートで今田クン@FTRと別れた後、ケツを手術したオーナーの付き添いで美瑛町立病院へ。病院の前は何度も通っているが中に入ったのは初めてだ….

ラベンダー

7/14 美瑛北西の丘にて

まぁあまり縁起のいいところではないので、縁が無いに越した事はないのだが、ちょっと嬉しいかも。

昼はオーナーとふたりでインスタントラーメンで簡単に済ませ、午後のひとときは優雅にまたーり。

ウトウトしてたら常連の尾座間さん@SERROWがひょっこり登場。「バイクの調子が悪いと言ってたライダーがいたんで紹介しといたからボチボチ来るかも…」と話をしてたら、タイミング良く当の脇ちゃん@CBR400RRが着宿。やっぱり呼ばれてたんだヨ。

さっそくバラされてキャブの清掃、フルードとクーラントの交換などなど。あぁまたオレは手伝うだけでCBは後回しかい…

晩メシは簡単にレトルトカレーでもしようかな?と思っていたのだが、「ハンバーグ焼くから喰え〜」と強引なおっさんに押し切られまたしても1泊夕食付きで3,500円。普通の宿より安いとは言え、これが続くとちょっと懐が辛くなるなぁ。

フラネタ初日

朝7時半に江別をスタートしR12を北上。「ゴチャゴチャ言わんと、ええから来いや」とガキ大将のように駄々をこねるおっさんへの義理を果たすべく美瑛へ向かうわけだ。

パッチワークの丘

美瑛にて

岩見沢から桂沢湖を抜ける見通しの悪いワインディングでたらたらと走るトラックに行く手を阻まれて時間を浪費。富良野からは勝手知ったる裏道爆走で何とか10時にフラネタルーム美瑛に到着。

先客は愛媛からのカップルライダーが一組だけ。あれ…他に客は?ツアーは行かないの?「ツアーに出るから10時までに来い」と言われたから大急ぎで来たのに、これだよ… 結局カップルライダーは勝手に遊びに行ったので昼頃からオーナーと遊びに。風は爽やかだが陽射しが強烈で体感的にはかなり暑い。

取り敢えずお約束の富川食堂、今年1食目はカツカレー大盛り800円。200gのカツは定食とカツ丼と同じ柔らかなロース肉にサクサク衣を纏った上品な味わい。カレーそのものも家庭的なおいしさ。えげつないまでのボリュームだが一気に喰えちゃう絶品だ。

さて富川食堂でカツ定食を食べていた千歳在住関西人の今田クン@FTR、幸か不幸かオーナーの眼鏡に適ってしまいあわれ餌食に。バイクを診てみるとリアウィンカーも片側点かないし、チェーンもサビサビで即入院決定。ご愁傷さま(笑)

早速宿に戻ってキャブなどの整備。なぜか手伝わされてる上にこっちの整備は後回しかい…。まぁ明日やってもらえばいいんだけど。ひと通り終わったところでチェーン交換の為にFTRを美瑛オートに入院。

晩メシは宿のテラスでバーベキュー。オーナーを合せても3人というのはちょっと淋しいが、知らぬ者同士が火を囲んでワイワイやるのは愉しい。宿代込みで3,500円

深夜、恒例の吹上温泉ツアーにクルマで出掛けたところ、白金温泉近くで全ての電装系が飛んでエンジンストップ。幸いにも下りに入ったところだったのでそのまま惰性と重力で山を下り、最終的に美沢付近で後続車にピックアップして貰いピンチを脱した。

毎度毎度、フラネタ初日は何かが起こるなぁ。

30ノットの船旅

1m程度の波では最新鋭の大型フェリーは面白くないほど揺れず、充実した設備とも相まって船旅は快適そのものだ。

船長懇談会

はまなす船内カフェにて

ただ流れゆく水面の動きは明らかに速く、10時過ぎに僚船の「あかしあ」と対向した時なんかあっと言う間に見えなくなり、対水約60km/hの速度をまざまざと見せつける。ちなみに高速フェリーは航海中サイドデッキには出られないのだが、このフェリーは後部にオープンテラスがあって外気を受ける事ができる。このあたりは先に導入した敦賀航路の要望を受けて改善しているのだろう。

朝食はレストランでバイキング1,100円。味はそこそこだが、バイキングでなくても800円〜1000円くらい取られてた記憶があるので悪くないと思う。でも何人分取ってんの?と思うようなおっさんおばはん連中でなかなか列が進まなくて難儀したなぁ。そういう自分も欲張り過ぎから喰い過ぎて、結局ランチの参戦は見送ったし。

13時半からカフェで船長、機関長による懇談会が開催。どちらも40代になるかならないかという若い世代だったのは驚いたが、それ以上に機関長がサックス演奏までして見せる、というのは他でもちょっと聞いた事が無い。混雑するハイシーズンは難しいだろうが、こういう時間を設定するのは双方にとって良い事だと思う。

基本的にはフォワードサロンに入り浸ってまったり。参院選の結果を伝える新聞を読んだり、地図を広げたり。もちろんパソコンしてたのも言うまでも無いが。

定刻の20時半に小樽入港。さっそく気温16℃のR5にコースイン。だが2年ぶりの北の大地に人馬共になんか地に足がついてない感じ。タイヤのグリップが微妙に心細いな〜等と思ってたらなんと100km/h。あわわ、流れが速過ぎ!

腹ぺこライダーは30分ちょいでいっぴん****手稲店へ。1年半ぶりの豚丼セット924円に舌鼓を打ったあと、22時半にお馴染み江別の友人宅へ。今日の走行距離、62km。