M.2とかSATA 3.2とか
HDMI 2.0の登場で思い出した。
先月は最高10Gbps(≒1.2GB/s)のUSB3.1とか、2GB/sのSATA 3.2という新規格がアナウンスされている。
個人的には「M.2フォームファクタ」にも対応するSATA 3.2に注目。6Gbps(≒0.75GB/s)のSATA 3.0から約3倍の2GB/sに増速される他、従来の SATA と同じコネクタによる「PCI Express接続」が可能。つまりSamsungがアナウンスしているPCI Express接続のM.2 SSDやPCIe Gen3+NVMeベースのSSDをデスクトップやサーバ環境で使おうとすると、SATA 3.2の実装を待たなくてはならないという事になる。
但し、ITmedia PC USERの記事などで
スピーチを行なったKeunSoo Jo氏(メモリプロダクトプラニング&アプリケーションエンジニアリングチームのシニアエンジニア)は、ストレージとしてのSSDのメリットを改めて強調。SSDの性能が進化したことから、Serial ATA 6Gbpsが速度的にボトルネックになっていると指摘し、今後はPCI Express(以下、PCIe)が使われると述べた。 同氏は、PCIeのメリットとして、広帯域、スケーラビリティ、低レイテンシ、高エネルギー効率の4点を挙げる。PCIeのデータ帯域はPCIe 3.0 x4で約4Gバイト/秒(片道)と、Serial ATA 6Gbps(600Mバイト/秒)の6倍以上にものぼる。さらに、レーンの増減で帯域を調整でき、必要ならば最大16レーン(PCIe 3.0ならば片道約16Gバイト/秒)まで拡張できるスケーラビリティを備えているため、さまざまな用途へ展開できるという。 また、これまではCPUとの通信の際にSerial ATAとPCIeのプロトコル変換がオーバーヘッドになっていたため、PCI ExpressでCPUと直結することで、レイテンシを削減できると説明した。また、高速な転送ができるぶんデータあたりの電力が低く、エネルギー効率もよいという。
と伝えられているように、特にノートPC向きに良い事だらけ。
X240sもThinkPad X240s レビュー(後編)にあるように「PCI Express M.2カード スロット」が2つ実装されて、無線LANカードとオプションの「マイクロ・ハード・ディスク」で使用される模様。
「M.2フォームファクタ」以外のPCI Exp.なSSDとしては「内部RAID 0でR/W 800MB/秒以上」を謳うASUS SSD『RAIDR』が登場している。しかし、ASUS SSD「RAIDR」はReadこそ600MB/sを超えるもののSandForce特有の圧縮次第でWriteが遅くなる傾向がある。その点、3GBのキャッシュメモリを持つSamsungの最新SSD「840 EVO」だとR/Wとも500MB/sを軽く超えるので、3万5千円以上する「RAIDR EXPRESS PX2-240GB」としては分が悪い印象。
参照
Engadget 日本版 http://japanese.engadget.com/
- インテル、双方向20Gbpsの次世代Thunderboltをデモ。Haswell世代のRedwood Ridgeコントローラも発表 2013年4月9日
- ASUSからR.O.G.ブランドのPCIe SSD『RAIDR』、内部RAID 0でR/W 800MB/秒以上 2013年7月26日
- 最大速度10Gbps のUSB3.1規格公開、従来USBと後方互換 2013年8月1日
- SATA 3.2 規格公開。転送速度 2GB/秒に高速化、SATA Express やM.2フォームファクタ対応など 2013年8月9日
- MHL 3.0発表、帯域倍増で4K映像対応。10W給電や高速データ通信、入力機器もサポート 2013年8月20日
- HDMI 2.0規格発表。4K/60p 映像対応、従来HDMI と後方互換 2013年9月4日
EE Times Japan http://eetimes.jp/







