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北海道 2001夏

2001年8月7日(火)

いざ上陸

慌ただしく出動準備(dscn0051.jpg)
4時22分 ニューあかしあ、車輌甲板にて

30時間の快適な航海を堪能し、定刻の午前4時に一段と高まる興奮を胸に小樽港接岸。

乗用車のドライバー、旅客の順に下船開始。約15分程待たされた後、満を持してエスカレーターでいよいよ車輌甲板へ降りる。と、そこには100台以上?のバイクが壁に沿って整然と並ぶ風景が待っていた。北海道航路以外ではなかなか見られない壮観なシーンに早くもちょっと感動し、思わずデジカメのシャッターを切る。(ちびまる子のたまちゃんのお父さんみたいだ)

シートバッグをタンデムシートにしっかり固定し、エンジン始動。セル一発でHONDAの4気筒が元気に目覚めひと安心。近くで荷作りを急いでいるライダーと軽く会釈を交わした後ゆっくりクラッチを繋ぐ。ランプ出口で一旦停止。気分はピット出口でタイムアタックを待つGPライダー。(^^)

誘導員のゆっくりとした合図を受けて厳かにランプウェイを降りてゆく。夜が明け切らぬ小樽の風景にちょっと胸キュンしつつ、4年振りに北の大地に降り立った。

人影も無く静かなマイカル小樽の脇を抜け、北海道の大動脈R5へ。「4年前までは築港周辺なんて何もなかったのになぁ」と思いながら、CBを札幌方面へ向けて走らせる。

まだ薄暗い日本海を左手に片側2車線のR5を同じフェリーに乗って来たであろう京都ナンバーのDragStarと並んで淡々と走る。小樽から暫くは軽いアップダウンもある気持ち良いワインディングが続くのだが、逆にどこにでもあるような風景で北海道らしさはあまり無い。ただ、頭上で気温14℃を示している電光案内板が「ここが北の大地である」事を静かに物語っていた。

銭函R337へステアリングを切り、R5へ別れを告げる。まずは日本海側に沿ってひたすら北上あるのみ。である。

しかしこのR337。普通なら4車線分採れる道幅を贅沢に使った片側3車線で、路面状態もすこぶる良好。その上信号も少ないと来たら九州自動車道よりも走り易いのは疑う余地無し。ここで飛ばさにゃどこで飛ばす?という様なフリーウェイを疾走。しかし、寒くて寒くて80km/h前後をキープするのが精一杯。良くも悪くも北海道らしさ第一弾を味わう。

いつの間にか姫路ナンバーのHornetに追い付き、どちらからとも無くランデブー走行になる。寒さも手伝ってペースダウンするが、殆ど他にバイクを見かけない。あれだけフェリーに乗ってたからにはもっと見掛けてもいいはずだが....

北のオアシス、セイコーマート

信号スタートで置いてかれ〜信号で追い付きを繰り返してきた旭川ナンバーのCivicの右折を見送り、Hornet君と共にそのまま直進して2車線のR231へ。ほどなく石狩市を通過。(ツーリングマップル:P37)

噂のセイコーマート(dscn0052.jpg)
5時24分 厚田村望来、セイコーマートよしの

5時15分、積もり積もった寒さに堪え切れず厚田村セイコーマートに飛び込む。Hornet君もやはり続いて来たのでここでご挨拶。メットを脱いで開口一番「寒いねぇ〜」と声をかけると、「まさかこんなに寒いとは思わなかったですねぇ〜」と。確かに、吐く息も白いもん。スタートした小樽よりも確実に冷え込んでいるのは疑う余地の無いところ。

コンビニのおばちゃん曰く「今年は寒いでしょう〜、例年なら裏の浜も海水浴で賑わうんだけど今年はサッパリよ」との事。また「暖かい店の中で食べていいよ」と優しい言葉もかけてくれたが、この程度の寒さでへこたれていてはこの先が思いやられるのでありがたくお礼を言って表に出る。

北海道に800店舗を数える地場のコンビニ「セイコーマート」はオリジナル商品も豊富だし、一部商品はスーパー並みの値引きもあって非常にウレシイ。ここで今回のツーリングでは何度もお世話になる事が約束されたと言っても過言ではない。いや、それどころか今となっては九州にも進出してほしいと心底願うばかりである。

さて話は戻って、サンドイッチと温かいコーヒー、水筒用のウーロン茶と非常食のカップヌードルを仕入れ、2人仲良く店の前で座り込んで朝ごはん。バイクも何台かは通り過ぎてくものの、思ったよりは全然少ない。どうやら札幌方面へ向かった人が圧倒的だったようだ。ちなみにHornet君もこのまま北上して稚内まで行くという。早くも道連れができた恰好で、思わぬ寒さといい、この先どうなるのか実に楽しみな展開である。

空はようやく明るさを取り戻して来たが、どうやら空模様はイマイチな薄曇り。とにかく、もう少し暖かくなってくれ!!

夏の陽射し

目指すは稚内(dscn0053.jpg)
7時26分 R232留萌市にて

「なにわ」ナンバーのSERROW嬢に手を振った後、ぼちぼち行きますか!と再び最北端へ向けてスタート。

数分でSERROW嬢を追い付き、大きく右から追い越して軽く左手を掲げる。ミラーの中で左手を振る彼女の姿がすぐに小さくなっていった。またどこかで逢えるだろうか?

寒空の下、交通量極少のR231Hornet君といいペースで北上。浜益村を通過し、着実に緯度を上げてゆく。しかしどういう御託を並べようが、やはり寒いものは寒い。

6時40分岩尾の「汐の岬パーキング」でトイレ休憩。岩尾温泉でも…と一瞬思ったが、こんな時間からやっているわけないか....。野郎2人でどんよりした海を眺めながらテンションを下げていると、SERROW嬢が颯爽と通過。今度はお互いに手を振る。(^^)/

うだうだしてても始まらないので、気を取り直して出発。増毛の市街地でHornet君は給油の為に離脱。彼とはまたすぐに逢えるような気がして、再会を誓う。

7時を過ぎると待望の晴れ間が見られるようになり、留萌市に入る頃には見事な青空となった。まさに待ってました、ブラボ〜な気分である。

九州と変わらない強い陽射しにも関わらず爽やかな風はやはり北海道。いや〜、はるばる九州から来て良かったなぁ〜、と涙ぐみながらR232、通称日本海オロロンラインを北へと駆け上がる。

待望の青空の下、『イージュー★ライダー』をBGMに久々の快走。いきおいペースアップして100km/hオーバー…となりそうなところだが、幸か不幸か交通量も増えて流れに身を任せる。とはいえ、風の噂に聞いたとおり北海道の流れは速い。「快適なスピードでぇ〜♪」

風力発電風車とR232(dscn0054.jpg)
8時10分 R232苫前町にて

小平町を抜け、苫前町に入るとあちこちに風力発電用の巨大な風車がそこらに見えてくる。九州でもときどき町興しのシンボル的な位置付けで見掛けるのでそう珍しいとは思わないが、これだけの数がまとまっているというのはちょっと心当りが無い。

確かに地平線と水平線に囲まれて高いものが殆ど見えないこの地、吹き抜ける風が強いであろう事は予想に難しくない。そういう地の利も活かしてなんと町自体が風力発電を事業化しているというのだから、力の入れようは大したモノである。(詳しくは苫前町のホームページを参照)

飽きるほど真っ直ぐな道路といい、やはり北海道はいちいちスケールがデカい。なるほど「でっかいどう」である。

羽幌町に入ったところで、旅仲間のRed☆Rider氏イチオシのとほ宿(『とほ』という宿と旅の情報誌に掲載されているYHのようなスタイルの宿を言う。詳しくはこちら)吉里吉里を探す。R232沿いだと聞いていたのだが結局見つけられず市街地へ入ってしまう。戻って探そうかと思いつつ、前回の給油から300kmを越えたので取り敢えずJOMOで給油。何しろ北海道はガソリンスタンドの間隔が半端じゃないので、九州や本州の感覚で考えると痛い目に遭う事間違い無し。転ばぬ先の給油が大切である。

ここでHornet君に先を越されてしまう。でも向こうは気が付かなかったようだが、今夜稚内泊りの彼にはまたどこかで追い付くだろう。

給油のついでにスタンドの兄ちゃんに吉里吉里の場所聞いてみると、少し手前の向かって右側だと言う事。ちっ、見逃したか....。給油(11.0L)を済ませて反転、無事に吉里吉里を発見。確かにバイクがたくさん止まっていて、それっぽい雰囲気。Cafe&Innという事なので朝食ぐらいできるかな?と思って行ったのだが、店内は宿泊者の朝食タイムが終わったばかりの寂しげな様子。メニューも見当たらないし、関係者っぽい人も見かけないので、本棚にあったRed☆Rider通信に軽く目を通して店を出た。

今回は縁が無かったかなぁ....でも明るい陽射しを見上げる気持ちは至って晴れやか。(^^)

あぁサロベツ

サロベツ原野を走る(dscn0076.jpg)
11時42分 道道106号線にて

R232を再び北へ手塩を目指す。穏やかな天候の下、朝の寒さがウソのようなゴキゲンツーリングである。街を一歩抜けると民家もほとんど無くなる。まさに隣の家まで数kmという感じ。

当然のように信号も無くなり、快適な流れに乗って北海道の風との対話を楽しむ。思ったより行き交うライダーは少ないもののピースサインの応答率も100%。まさにオロロンラインはライダー天国と言えよう。

手塩からは道道106号線へスイッチし、ひたすら日本海沿いに北上。

真っ直ぐに延びる道(dscn0069.jpg)
11時12分 道道444号線にて

日本海の海岸線に沿って走る道道106号線は電柱も無く、見渡す限り民家もほとんど無いサロベツ原野の荒涼とした風景が広がる。

前後のクルマどころか対向車すら希な道では、いつしか「快適なスピード」も「退屈なスピード」へと変ってしまう。そこでコンセントレーションを高める為に自然と速度が上がるわけだが、いくら飛ばしたところで目に映る風景は一向に変らないので、程なくまた元のスピードに落ち着いた。

気象状況によっては利尻富士も見えようという場所だが、残念ながら今日はよ〜く目を凝らすとうっすらと輪郭が見えるか見えないかという程度。6年前の礼文行きの時も天気が悪くてお目にかかっていないので、今度こそはと思ったのだが…。

道道106号線から道道444号線へと別れ、10時豊富町サロベツ原生花園到着。もちろん、花の季節はとうに過ぎているのであまり花園という雰囲気ではないが、取り敢えず木道を一周(15分程)散策して数種類の花を見る事ができ、雄大なサロベツ原野の一端に触れた気になる。

何の花?(dscn0065.jpg)
10時20分 サロベツ原生花園にて

アイヌ語で「湿地帯を流れる川」を意味するサロベツ。どことなくシベリアに似た語感を受けてしまうのはYANOだけであろうか。

10時半にリスタート。日本海に背を向け道道444号線を東へ走り、R40をしばらく北上。10分ほどで徳満宮の台展望台へ。今度は高台から広大なサロベツ原野を一望する。

これまた切り取って絵葉書にしても申し分ないような絶景であった。願わくば利尻富士がぁ....(;_;)

その後は珍しくR40道道444号線と来た道を逆に、ちょこちょこと写真を撮りながら戻って、11時25分道道106号線に復帰。

再び目指せ最北端、北上作戦の開始である。最高の空の下、遮るものない景色の中をゴキゲンなスピードで走り続ける。

しかしこの道道106号線は、九州でいうミルクロードがほぼ直線でずっと続いている雰囲気。爽快か不快か、と問われると間違いなく爽快なんだが、どこまで行っても同じシーンが続くとさすがに麻痺してくるというか、飽きてくる。そういう面ではYANOには大陸横断とか難しいかもしれないな....

野寒布岬

「ゆっくり走ろう稚内」キャンペーン(dscn0078.jpg)
12時05分 道道254号線にて

稚内の市街地を前に道道254号線に入って、12時15分野寒布岬(ノシャップ)へ到達。先着のバイクは5台ほど…少なっ。まぁ観光客自体そう多くないんでこんなもんかなぁ....

最北端のノシャップ寒流水族館には目もくれず、取り敢えず昼メシ…と目の前の樺太食堂に目をやると「無敵の生うに丼」というコピーが光る。が、どうも気に入らなかったのでパス。他の店も対抗からかウニ丼、ウニ丼。YANOはウニよりイクラよりやっぱりカニな人なんで、結局ノシャップはパスして稚内市街地へ移動する。

稚内港北防波堤ドームなどにも足を延ばした後、12時40分に最北端の駅、稚内駅到着。すると見慣れた姫路ナンバーのHornet君発見。やっぱり会ったね....。「どの辺を周ってきた〜」とか少し話を交わした後、またお別れ。名前もどこで何をしている人かも知らないが、またどこか旅の空の下で会いましょう。

さて昼メシ....。駅の案内板で目星を付けた店を探しながらゆっくり走っていると、いつの間にか市街地を抜けてしまった。戻ろうかとも思ったが、期待できそうな雰囲気でもなかったのでそのまま宗谷岬へ向かう。

最北端到達

最北端の碑を望む(dscn0084.jpg)
13時30分 稚内市、宗谷岬にて

すきっ腹を抱えてR238を道なりに東へと向かう。しかし宗谷湾の湾曲に沿って進行方向が東から北へと変わるに連れて気温もドンドン下がってくる感じがした。

最初は「確実に最北端に向かっているんだなぁ」という実感とばかりに喜んでいたが、空はいつのまにか雲に覆われてしまい単に天気が急激に悪くなっているだけだと気付く。最終的には海から吹きつける風も次第に強くなり、ゴキゲンな走りから辛抱の走りへと変貌を余儀なくされる。

稚内駅から30分ほど、13時半に日本最北端の宗谷岬に到達。それにしても思ったよりバイク少ないね。野寒布岬よりは多いものの、入れ替わり立ち替わり20台前後で推移している。ふと土産屋を見ると、気温表示がなんと20℃。朝より高いとはいえ、30分前までは暑いくらいだったもんだから、どうりで寒さもひとしお。(;_;)

すっかりテンションも落ちてしまい、写真撮影もそこそこにすごすごと最北端食堂へと飛び込む。取り敢えず「最北端ラーメン」(\1,300)かな?と思ったものの、企画モノラーメンでうまかった例しが無いので「宗谷チャーハン」(\800?)なるものをセレクト。いちおホタテとカニのフレークが入っていたので○としよう。

食後は寒空の下しばしバイクの傍らに座り込み、最北端到達の感慨に更ける....。

猿払方面からやってきたライダーと挨拶がてら少し話をしたが、どうやらクッチャロ湖以北の天気はここ同様に期待できそうも無い。

最北端の売店は気温20℃(dscn0087.jpg)
13時53分 稚内市、宗谷岬にて

ただ雨は降ってないというのをせめてもの慰めに、重くなった腰を上げる決意をする。すぐ側のガソリンスタンド安田石油店で給油(7.7L)を済ませ、「日本最北端給油証明書」を手に14時10分スタート。

天気は悪いが道は良い。初めてのオホーツク海を左手に眺めながら、R238を快走する。このあたり、少しだけアップダウンもあって久々な人馬一体感を楽しむ。

しばらく走ると前方に黙々と独り歩くバックパッカーを発見。路線バスなんて無さそうな(事実宗谷岬から猿払村浜鬼志別まで30kmは路線バスが無い区間である)こんなところで歩行者を見かけるとは思わなかったので超ビックリ。背筋を凛と延ばして淡々と歩く孤高のバックパッカーに敬意を表し、速度を落として左手を高く掲げて追い越すと、元気に手を振ってくれた。

彼は徒歩でなければ感じられない北海道を知っているんだろうなぁ、と羨ましく思った。バイクはバイクの良さがあるとはいえ、自転車でなければ感じられないモノ、立ち止まらなければ感じられないモノの方がより濃いのは事実。YANOもそういう時間と勇気を持てるだろうか?

今にも泣き出しそうだった空も、広大な猿払村営牧場を過ぎたあたりからは空も少し明るさを取り戻し、クッチャロ湖を過ぎて枝幸町に入ると再びゴキゲンな青さが復活した。やった〜

ライダー共和国

15時40分セイコーマート枝幸店で小休止。缶コーヒーを片手に暖を取る。陽射しは午前中同様の暖かさを取り戻しているものの、風はやはり日本海側よりも明らかに冷たい。

絶景かな絶景かな(dscn0089.jpg)
16時04分 枝幸町、三笠山展望台にて

反対方面から走って来た2人のライダーはカッパを着込んでいた。「雨降ってますか?」と聞いたら、「いや寒くてね…」との事。取り敢えず天気は良さそうなのでひと安心だが、そろそろ寝床を考えておかないといけない時間になってきた。

シートバックから「ツーリングGO!GO!」を取り出してチェック開始。ディーゼルカーを利用した無料のライダーハウスがあるという興部(おこっぺ)の道の駅を第一候補に、さらに20kmほど離れた紋別のライダーハウス「ライダー&チャリダー共和国」を押えに決定した。

決まったらあとは早い。R238を南下。し始めるが、すぐに三笠山展望台という案内板が気になり寄り道。標高172mとそれほど高くはないが、山頂から見下ろすオホーツク海の風景は格別。久々のヒルクライムも楽しかったし、気分転換にもってこいのポイントである。

再びR238に復帰した後は60kmを一気に走り切って、17時15分興部町道の駅「おこっぺ」に到着。

さっそく期待のルゴーサエクスプレスをチェックする。と、一升瓶が並んでいたりして住み着いている主がいるような雰囲気。下手に絡まれでもしたら落ち着いて寝られやしないので宿泊を断念。

PHSは当然のように圏外なので久々に公衆電話の出番である。空いてなかったらどうしょう…?という不安を胸に「ライダー&チャリダー共和国」へ電話するが、難なく宿を確保してひと安心。

ライダーチャリダー共和国(dscn0093.jpg)
17時49分 紋別市渚滑町
ライダーチャリダー共和国にて

すぐにR238へ復帰&南下し、30分で紋別に到着。宿も旧国道沿いですぐにわかり、なんとか日没前に着いてホッとする。小樽からここまで600km走破。さすがに疲れた〜。

バイクをガレージに収めた後、中央に立派なダルマストーブが鎮座した部屋へ。さすがに火は入ってないが....。先客2名の旅の話に割って入ると、一人は昨日ノシャップに行って樺太食堂の「生うに丼」を食べたらしく、「あれで\3,000は高い!ぼられた!」と憤慨していた。(笑)あとで知った事だが、ここのばあちゃんの強引な性格も手伝って賛否両論で物議を醸しているらしい。

この時期でライダーハウス3人なんてやっぱりツーリングライダー少なくなったね。等と話をしていたら、6台のグループが飛び込みで到着。MTBの中学生グループや、外国人の女性サイクリストまでやってきて、最終的にはそれなりの人数になった。昼間は一人で走ってると、宿はこれくらい賑やかな方が良いよね。

夕食は併設(ていうかこっちが本業)「お食事処はたの」にてライダー定食\700を喰う。味・ボリューム共に充分。特に北海道らしさや豪華さは無い普通の定食だが、その普通さに飾り気の無い優しさを感じる。

夕食後にオヤジさんがストーブに火を入れた。まさか8月にストーブの世話になるとは…さすが北海道と思ったが、よく考えたら去年の夏の大台ヶ原でもストーブ入ってたな....。f(^^;;

ライダー定食(dscn0094.jpg)
19時30分 紋別市渚滑町
「お食事処はたの」にて

オヤジさんのありがたい話に加えて焼酎が振舞われ始めたところで、YANOは疲労の為リタイヤ。時間は定かでないが、かなり早めに夢の中へ....。

ライダー&チャリダー共和国(お食事処はたの)
1泊(風呂,布団付き)\1,000
北海道紋別市渚滑町
TEL.090-3119-6759
ツーリングマップル北海道 P.59-G4

本日の走行距離 605km

撮影:NIKON COOLPIX 800

明日への扉


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