最近の学校教育では、日本人の姓名のローマ字表記を「名姓」でなく「姓名」の順にするように指導しているらしい。
8/23 15:21:50 熊本県産山村にて |
これは2000年に文部科学省の機関である国語審議会が出した国際社会に対応する日本語の在り方という答申を受けたものだそうで、かれこれ9年近くになるというのに全く知らなかったよ。
とは言うものの、外務省の英語版では「名-姓」だったりするのがなんとも。まぁ閣内不一致とまで言うのもなんですが、いかにもお役所的な足並みの揃わなさが日本的っちゃ日本的なんですかね。
どっちがいいかは賛否両論あってそう簡単に結論は出ないと思うが、取り敢えず
姓をすべて大文字とする(YAMADA Haruo)、姓と名の間にコンマを打つ(Yamada,Haruo)などの方法で,「姓-名」の構造を示すという約束だけは覚えておいた方が良さそう。
学校教育だけじゃなく、もちょっと世間一般に広くアナウンスして下さいよ。
【参照】
●文部科学省 http://www.mext.go.jp/
┗審議会情報(国語審議会) >> 国際社会に対応する日本語の在り方 2000年12月8日
●文化庁 http://www.bunka.go.jp/
┣外来語・外国語の取扱い及び姓名のローマ字表記について(依頼) 2000年12月26日
┗国際社会に対応する日本語の在り方
●外務省 (MOFA) http://www.mofa.go.jp/
┗Mofa Info