イー・モバイルは、現在下り最大3.6MbpsのHSDPA通信サービスを12月12日(水)より料金据え置きで7.2Mbpsに高速化する事を発表した。
上り側の(送信)最大通信速度は384kbpsで変わらず、また最大21Mbpsと言われるモバイルWiMAX(IEEE 802.16e)には及ばないが、7.2Mbpsという速度は公衆無線LANで一般的な802.11bの11Mbpsに近い数字だ。
なお、サービスエリアは九州では福岡都市部のみとなる模様だが、3.6Mbpsエリアは福岡県内でも6月の福岡・北九州市を皮切りに、宗像市、飯塚市、朝倉市など郊外へも予想以上に速いペースで展開が始まっている事から、それなりに使る事は間違いない。
公衆無線LANよりもセキュアで、広くて、今すぐ使える移動体通信メディアが月額4,980円で使い放題という条件は強力な武器となるだろう。ていうか、欲しいにゃぁ。
話は変わって、モバイルWiMAXの事業認可を巡って22日に開催された2.5GHz帯事業参入の公開討議はソフトバンク孫社長がウィルコムとKDDI陣営の排除を主張したそうだ。
【参照】
●Broadband Watch http://bb.watch.impress.co.jp/
┣イー・モバイル、下り7.2Mbpsに高速化した新プラン。料金体系も拡充 2007年11月26日
┗イー・モバイルの下り最大7.2Mbpsサービス、千本氏が国内初をアピール 2007年11月26日
●日経ITpro http://itpro.nikkeibp.co.jp/
┣2.5GHz帯事業参入を巡り公開討議,ソフトバンク孫社長がウィルコムとKDDI陣営の排除を主張 2007年11月23日
┗速度2倍で価格据え置き――イー・モバイルがモバイル通信サービスを高速化 2007年11月26日
★日台韓でみる モバイルWiMAX:ITpro
●イー・モバイル http://emobile.jp/
┗国内初、HSDPA通信サービスを7.2Mbpsに高速化 7.2Mbps対応端末の販売を開始 2007年11月26日