昨日正午の気温が6.8℃、今日に至っては4.1℃と尋常では無い冷え込みが続く毎日。しかも悪名高い強風吹きすさぶ百道浜までXLRで通うのは病み上がりには酷というより無茶だ。
福岡タワーにて |
バスを使おうと思ってもバス停まで歩いて15分、さらに5分待たされてる間にも風邪をぶり返しそうだし、車内で伝染したり貰ったりするのはもってのほかだ。
と、連日のクルマ通勤を自己弁護しておく。
さて、土曜日に流れでオーダーしてしまったCOOLPIX S4が昨夜着荷していたので、早速試し撮りをしてみた。朝は寒かったし、昼は雪まで降ってたのでいきなり夜景モードからというのがなんともはや。
クルマのルーフレールに置く形でもさすがに1.1秒では微妙にブレてシャープさに欠けてしまったが、取り敢えずノイズは目立たない程度まで押さえられており、ハイライトもシャドーも飛び過ぎず潰れ過ぎずで、雰囲気がなかなか良く出ている。オート一発でこれだけ撮れればYANOさん的には上等。
さて、このCOOLPIX S4は9月に発表されていたのだが、取り敢えずLUMIX FZ5を買ったばかりだった事だし、「初期ロットは見送れ!」のセオリー通り見送ってたところ、COOLPIX 900に始まったスイバルデザインを久しぶりに採用した事で注目を集めたのか、ずっとメーカー在庫切れが続いていた。
「よもや初期ロットが予想外に捌けなかったりして、このまま生産完了ではあるまいな?」と思っていたのだが、何気に覗いたヨドバシ・ドット・コム他数店舗で在庫ありになっているのを見つけたわけだ。プライスも3万円の前半と意外とお手頃だったので、結局LUMIX FZ5を買ったメディアラボNEXTにオーダー。33,400円也。ポイントを考えるとヨドバシ・ドット・コムの方がお得だったのだが、その辺の裏事情はそのうち(笑)。
COOLPIX S4 |
元祖COOLPIX 900のデカさが印象深かっただけに、CAMEDIA 300よりもコンパクトなシルエットにまずビックリした。フラットなので見た目以上に小さく感じて、CAMEDIAのソフトケースが流用できるのは嬉しい誤算だ。そういえばモックアップも含めて実物は見た事なかったんだったf(^^;;。
あと、小ささの裏付けでもある単3乾電池×2本のバッテリー形式もまた◎だ。非常時にはアルカリ乾電池も使えるので旅先や出先では重宝する事があるだろう。充電器を持って行ったけど壊れたとか、得てしてここ一番という時に悲劇は起るものだ。メモリ不足ならショボい画像を整理すればよいが、「旅先での電池切れ」ほど悲しい事は無い。実際に使う時の重さも電池2本と4本ではかなり違う。
記録メディアはSDカードだが、標準添付はなし。その代わりと言うわけではないだろうが、約13.5MBの内蔵メモリが用意されているのがかなり良心的だ。ちなみにLUMIX FZ5では256MBのを使っているが、標準添付の8MBのSDカードが今後日の目を見る事は無いだろう。その点、カメラ単体でコピーもできる内蔵メモリならばカードから待避させる為にも使えるし、たとえSDカードが腐ったり接点に障害が発生したとしても取り敢えず内蔵メモリに撮っておけるというのは大きい。VGA解像度で良ければ120枚以上撮れるので、ビギナーならば内蔵メモリだけでも使えなくは無い。
というわけで、ヒップバッグのレギュラーポジションの座はLUMIX FZ5からCOOLPIX S4に譲られる事に相なりましたとさ。
【参照】
●NIKON Imaging http://www.nikon-image.com/
┗ニコンデジタルカメラ「COOLPIX S4」の発売について 2005年9月1日
●NIKON Imaging http://www.nikon-image.com/
┗COOLPIX S4 http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/digital/coolpix/s4/
●メディアラボNEXT http://www.rakuten.co.jp/medialab/
┗COOLPIX S4 http://www.rakuten.co.jp/medialab/438687/440004/683362/
●ITmedia +D http://plusd.itmedia.co.jp/
┗スイバル+10倍ズームはデジカメの楽しさ――ニコン「COOLPIX S4」