小笠原から戻った翌2日からあと梅雨のはしりのような鬱陶しい天気が続く九州地方。やっと出た「お天気は回復傾向で昼前から晴れ」という予報を信じて8時半にスタート。ちょこちょことは乗っていたので勘を取り戻さないと…なんて事は無いのだが、1ヶ月ぶりの長距離ツーリングにはちょっぴり緊張が漂う。
時折シールドを濡らす霧雨にやきもきしながら、いつものルートを日田まで快走。一品街でトイレ&コーヒーブレイクしながらどっちに向かうか検討するが、取り敢えず広域農道から瀬の本に向かうこれまたいつものルートをチョイス。しかし先に進むにつれてどうも山間部は雲がかかって降っていそうな気配なので、県道12号線にぶつかったところで天ヶ瀬にエスケープ。R210に戻って四季彩ロードでのアプローチに切替える。
大分県久住町にて |
結局四季彩ロードも1/3を過ぎたら霧の中。少し肌寒かったがそれほど濡れる事なく朝霧へ。ここで唐揚定食を…と思ったら、あろうことか定休日。わぉ〜ポパイ、なんてこったい。
意気消沈して筌の口温泉山里の湯300円で冷えた身体を温める。元気も復活したところで朝日茶屋へと行くが、ここも定休日。ついてない時はこんなもんか。
ホワイトアウトした幻想的なやまなみハイウェイをクルマに付いてちんたらちんたらと走る。いつも以上に静かな飯田高原はGWの喧騒の疲れを癒しているようなまったりした雰囲気。クルマならともかくこういう状況のやまなみをバイクで走るのもまた趣深い。が、いかんせん空腹感は如何ともし難い。初めから喰わないと思っていれば喰わなくても良いのだが、喰おうと思って喰えなかった時は空腹感倍増(当社比)。
最終的には「長者の茶屋場」に飛び込んでとり丼1,100円を食すが、600円なら許せるかな?というところ。やはり霧が深かろうと根性据えてあざみ台のとり天定食にすべきだったか....
長者原の料金所跡を過ぎると霧も晴れ、やまなみハイウェイの山岳セクションでアタックモード。エンジンはゴキゲンに廻るようになったが、悲しいかな乗り手が全然乗れてない。峠の手前でクルマに詰ってアタック…というよりプラクティス終了。こりゃ予選落ちだな。
瀬の本の交差点を左に折れてR442へ。GWに合わせて地ビール村入口付近の拡幅も完了したようだ。ここから次第にゴキゲン度も上昇。新緑が眩しいワインディングを右へ左へとひらひらと舞うように走る。久々にCBとダンスをしているような感じ。遅ればせながら…と言いたげに青空も顔を出してきたので、ガンジーファームでソフトクリーム300円を所望する。このミルキーな味も久々だ。
しかし喜んだのも束の間やまなみハイウェイに戻るとやはりどんより。肩を落しつつ大観峰でコーヒーブレイクを挿んで、R211を小国へ。最後は木魂館-北里バラン温泉300円で〆たあと、ファームロードわいた〜広域農道で日田に抜け、曇り空の福岡に18時帰着。
335kmの最後は左手首に疲れを感じた、ちょうど1ヶ月ぶりの久々ツーリングだった。ちょびっとでも晴れてよかった。(^^)
参照
●九重町
●大分交通
-九重ハイランドホテル
-長者の茶屋場
●ガンジーファーム