UQ mobileの憂鬱

2014年にKDDIが設立したMVNO子会社「KDDIバリューイネイブラー」1年でUQコミュニケーションズに吸収合併され、結果的にソフトバンクに吸収される前のワイモバイルと同じ構図になったau/UQグループ。

iPhone 5s

格安スマホ・格安SIMのUQmobileより

UQ mobileでもiPhone 5sを販売開始という事で「どこまで追随するんだろ?」と思ったのだが、マイナビニュースの記事、山田祥平のニュース羅針盤 (70) を読んで別方向に驚いた。

ちなみに、UQ mobileを契約することで貸与されるVoLTE対応のSIMカードは、auのVoLTE端末に装着してもSIMロックを解除していなければ使えない。また、UQ WiMAXを契約することで貸与されるSIMカードは、LTEバンド41をサポートしているSIMフリー端末に装着しても使えない。ドコモのMVNO事業者が提供するSIMが、どのドコモ端末でも使えるのとは対照的だ。 UQコミュニケーションズの説明では、これは、KDDIがMVNO事業者であるUQ等各社にSIMを貸与する際に、そのカードがKDDIのものではないという情報を書き込んでいるからだという。つまり、MVNOであってKDDIではないのだから、そのSIMを使うには端末のSIMロックを解除するのが当たり前という考え方のようだ。バーチャルであっても別の事業者だというのは事実として正しいだけに厄介だ。 また、UQの発行するWiMAX契約のSIMを、同社から提供する端末以外で使えるようにすることも「今のところは考えていない」(野坂社長)としている。WiMAX 2+が使っているTD-LTE バンド41は、iPhone、iPadや、各種のAndroidスマートフォン、タブレットでサポートされていることが多いだけに、たとえSIMロックが解除されている端末であっても使えないというのは残念だ。総務省はSIMロック解除を推進したが、SIMが端末を選ぶ使い方までは頭がまわらなかったようで、いったい何のための有識者会議なのかと思ったりもする。

という事実は衝撃的。

auのVoLTE端末に装着してもSIMロックを解除していなければ使えないというのは"L2ロック"の事(つまりau側の足枷)を指している可能性もあるが、LTEバンド41をサポートしているSIMフリー端末に装着しても使えないというのは、LTEバンド41対応のiPhone SE(SIMフリー版)

兄弟モデルといえるiPhone 5sとの差分は、Band28と41を新たにサポートしたこと。特にソフトバンクユーザーはAXGP、auユーザーはWiMAX 2+を新たに利用可能になったことで、5sと比べて通信がさらに快適になることが期待される。なお、iPhone 6sとの差分はない。

も、au発行のSIMだと「WiMAX 2+を含めた4バンド使える」のに、UQ mobile発行のSIMだと「全く使えない」という一般的なMVNOとは逆向きな不条理を暗示している事になる。

イー・モバイル/ワイモバイルの回線体系もややこしかったものの、事実上スマホのSIMはソフトバンクに一本化されてたので、ドコモのMVNO同様にソフトバンクの端末と互換性があったのだが、KDDIわりとアコギだな。

参照

マイナビニュース http://news.mynavi.jp/

ITmedia Mobile http://www.itmedia.co.jp/mobile/

格安スマホ・格安SIMのUQmobile http://www.uqwimax.jp/

Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/