アウトランダーPHEV

新し物好きに加えて、ここ数年ガソリン価格が高値安定な事もあり、日頃から注目している電気自動車

アウトランダーPHEV

アウトランダーPHEVより

「30分で急速充電できるのならば長距離ドライブも楽勝なのでは?」と思っていたのだが、3月に週末モニター日産・リーフに乗った時に、EVが増えてくると「先客の充電完了待ち時間の方が長くなる」恐れがある事に気付いた。

電気自動車の普及には充電設備の整備は必要不可欠であり、「2015年3月までに急速充電器設置が2.6倍に増える」というのは純粋に朗報だ。ただ、

有力ハンバーガーチェーン数社の合計店舗数(約5500)を上回る規模

と言われても、「日産リーフ」だけでも昨年10月の国内累計3万台からここ1年で1.5倍の4万5300台にまで延びており、街中でもちょこちょこ見掛けるようになった事を思うと、そろそろ新しい局面を迎えているのかな…と思われる。

Reutersの記事では

日産によると、急速充電器が現状の約2300基から2015年3月末には約6000基に増える見込み。リーフの自宅充電器を合わせると約4万基となり、ガソリンスタンドの約3万4000基を超える見通しという。

と書いてあるが、1箇所のガソリンスタンドには数台~数十台の給油ポンプがある。しかも1台の給油時間はたかだか数分に過ぎないので、時間あたりに捌ける台数は充電スポットのそれとは比較にならない。待ち時間を有効活用しやすいショッピングモールなどでは、実は利用者も集中しやすいので「充電プラグ待ち行列」が起こりやすい事になる。折角充電スポットが増えても、結局充電プラグに行列する事になるようなら逆効果。

という観点からすると、2.0LのMIVECガソリンエンジンをモーター走行する為の発電機として位置付けているアウトランダーPHEVはとても現実的で合理的だ。

12kWhのバッテリーで走行するEVモードでの航続距離は60km(実測約45kmとの記事もある)と4.4kWhのプリウスPHVと比べて2倍以上で、PHVではなくPHEVと銘打つだけの事はある。さすがに容量24kWhのバッテリーを搭載するリーフと比べると半分程度だが、上手に使えば日常ユースは賄えそうだ。

ちなみにエンジンで発電しながらモーター走行する「ハイブリットモード」でも18.6km/LとSUVとしてはなかなかの低燃費。逆に満充電で一般家庭約1日分、ガソリン満タンで10日分の電力が供給できるようにもなっているので、アウトドアでの電気機器活用は勿論、不幸にも停電や災害に見舞われた時には非常に重宝する事になる。

取り敢えず、「Let’s PHEV! 1泊2日無料レンタルキャンペーン」でも試してみるかな。

そういえば、トヨタがトヨタが2014年度中に発売すると予告した燃料電池自動車FCV。ガソリン車と電気自動車のいいとこ取りで、一回の補給で700キロ走れる次世代のクルマだが、700万円程度といわれる価格以上に**「水素ステーションが全国に19カ所しかない」**というのが最大の問題。電気自動車とは違って取り敢えず家庭で補給するのも無理なので、実用化はまだまだ先だと言わざるを得ない。

参照

Car Watch http://car.watch.impress.co.jp/

レスポンス http://response.jp/

日経トレンディネット http://trendy.nikkeibp.co.jp/

日産 リーフ ブログ http://blog.nissan.co.jp/EV/

MITSUBISHI MOTORS JAPAN http://www.mitsubishi-motors.co.jp/

Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/