2.5GHz帯はKDDI陣営とウィルコムに決定

10月に申請を締め切った2.5GHz帯の次世代無線通信話はKDDI陣営とウィルコムに決定した模様。

対してイー・アクセスソフトバンクを中心とした「オープンワイヤレスネットワーク」、NTTドコモアッカ・ネットワークスを中心とした「アッカ・ワイヤレス」の2チームが落選という形になったわけだが、18日には一部新聞が「KDDI陣営のワイヤレスブロードバンド企画とウィルコムに内定」と報じた事もあって、「まったく受け入れられない」というコメントを出すなど、いくばくかの遺恨を残す結果に。

気になるのは今後の事業展開スケジュールだが、ウィルコムの発表では「2009年4月に試験サービス,2009年10月に商用サービス開始」。ワイヤレスブロードバンド企画の発表はさらに早くて、「2009年2月の試験サービス開始、2009年夏には商用サービス」だそうだ。

春にサービス開始して急ピッチでエリア拡大拡大中のイー・モバイルも再来年以降はこの2社と真正面からぶつかる事になる。7.2Mbpsの増速等である程度先行できそうだが、加入10万人を超えた事で首都圏では混雑時に実効速度が上がらない状況が出始めているという話もあり、「HSDPA」と「モバイルWiMAX」と「次世代PHS」の技術競争も興味深い。

20Mbpsと言われるが実効スループットがどれほどのものになるかは蓋を開けてみるまではわからないが、価格的な面ではウィルコム側が想定APRUは4,000円以下、ワイヤレスブロードバンド側が平均月額3,200円、最大月額5,000円程度というイー・モバイルと同程度の数字を弾き出しており、なかなか使い勝手の良いところに落ち着きそうなので期待。

よもや頓挫したアイピーモバイル,破綻までの道のりのような事はないだろうが、今後の展開にも注目したい。

参照

日経ITPro http://itpro.nikkeibp.co.jp/ ★特番 2.5GHz帯無線ブロードバンド http://itpro.nikkeibp.co.jp/99/bwa/

ITmedia http://www.itmedia.co.jp/

WILLCOM http://www.willcom-inc.com/