先日お伝えした『Meltdown and Spectre』。
meltdownattack.comより |
クラウド Watchの記事によると、
今回の脆弱性はCPU設計の深い部分から発したものだという。ZDNetのシニア・テクノロジー・エディタJason Perlow氏は、これを「DNA」になぞらえる。「この場合、DNAで病気を持っているのは、Intelのx86アーキテクチャだ。これは、かつてのパソコン、データセンターサーバ、組み込みシステムで支配的なシステムアーキテクチャだ」と解説する。そして、こう指摘する。「x86アーキテクチャの延命のため、われわれは何年も何十年も、あらゆる種類の治療を行ってきた」という事だ。
40年前のLegacyなx86を引きずってきたx64だが、x64自体誕生から15年が経過。モバイル端末や仮想環境が普通になったご時世、そろそろ潮時なのかもね。
【参照】
●クラウド Watch https://cloud.watch.impress.co.jp/
┗【Infostand海外ITトピックス】脆弱性騒動が問いかけるもの 今求められるCPUとは? 2017年1月9日
●インテル ニュースルーム https://newsroom.intel.co.jp/
┣インテル、セキュリティーに関する調査結果に対応 2017年1月5日
┣インテル、システムをセキュリティー上の脆弱性から保護するためのアップデートを公開 2018年1月9日
┗業界の検証により、セキュリティー・アップデートによるパフォーマンスへの影響がないことが判明 2018年1月9日
●Qiita https://qiita.com/
┣MeltdownとSpectreの違いについて分かったこと 2018年1月4日
┗LinuxコアメンバーによるMeltdownとSpectre 対応状況の説明 2018年1月6日
●Meltdown and Spectre https://meltdownattack.com/
●Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/
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