先日よりしつこく書いている、46年ぶりとなる皆既日食の当日。
7/22 11:00 福岡県太宰府市にて
日本国内では「46年ぶりの皆既日食」だが、皆既帯から外れている福岡では残念ながら約10%が欠け残る部分日食となる。とはいえ宗像ユリックスプラネタリウムの情報によると1958年4月19日以来「51年ぶりの大きな部分日食」になるそうなので、やはり見逃せないイベントには違いない。
朝から微妙な雲が広がっていた福岡だが、ピーク間近の10時半頃には薄雲を通して太陽が確認出来るところまで回復し、日食グラスでバッチリ確認できた。が、最大食分0.898になって涼しくなったものの思ったほど暗くならず、明るさは夕方のそれ以上だったのは意外。
そんなわけで試行錯誤しつつOptio W60で撮影したのがこの写真。時間的には最大食を少し過ぎたところだが、日食グラス越しにマニュアルフォーカスで無限遠にしてフラッシュ強制モードでシャッター速度を1/250にする事により、薄曇りでぼやけてはいるものの比較的シャープな結像が得られた。
今世紀最長の皆既時間6分25秒という事から注目を集めていたトカラ列島の悪石島だが、残念ながら激しい風雨に見舞われて観測は振るわなかったという事だ。万難を排して乗り込んだ日食ハンターの方々にはお気の毒としか言うしかない。
| 日付 |
食の始まり |
食の最大 |
最大食分 |
食の終わり |
| 2009/7/22 |
09:37:36 |
10:56:03 |
0.898 |
12:17:49 |
| 2010/1/15 |
16:45:30 |
17:29(没) |
0.542 |
17:29(没) |
| 2012/5/21 |
06:15:51 |
07:25:27 |
0.913 |
08:45:43 |
| 2020/6/21 |
15:59:39 |
17:09:32 |
0.618 |
18:11:22 |
| 2030/6/1 |
15:50:07 |
17:08:04 |
0.66 |
18:15:23 |
| 2032/11/3 |
14:07:37 |
15:28:17 |
0.501 |
16:39:15 |
| 2035/9/2 |
08:33:10 |
09:51:14 |
0.862 |
11:17:23 |
| 2041/10/25 |
07:43:17 |
09:01:44 |
0.833 |
10:30:04 |
| 2042/4/20 |
10:04:18 |
11:16:56 |
0.75 |
12:33:19 |
ちなみにSolar Eclipse Explorer調べだと、福岡で観られる次回の日食は、来年早々の2010年1月15日で16:45:30から食が始まり、55%欠けた状態で日没を迎えるそうだ。仰角が低いので市街地での観測は難しいと思うので、今のうちから夕陽のビューポイントなど押さえておきたい。そういう意味では今からどんな夕焼けが観られるのか楽しみ。
また3年後の2012年5月21日には、今回よりも大きい規模の部分日食が観られる。季節的にも梅雨入り前だし、条件的には期待できるんじゃないかと思うよ。
福岡での皆既日食となると前回が267年前の1742年6月3日で、次回は178年後の2187年7月6日という絶望的な数字が出てきたが、2035年9月2日の日食が能登半島~富山~関東の一帯で皆既日食となるそうなので、チャンスがあれば観に行きたい。
参照
ほしぞらどっとこむ・宗像ユリックスプラネタリウム http://hosizora.com/
★プラネタリウム情報 http://hosizora.com/wordpress/
国立天文台 http://www.nao.ac.jp/