旅行記

2006年GW Leg 2. しまなみ海道

旅人の朝は早い。目覚まし無しでほぼ6時起床。TVの天気予報をチェックしながら、ローソンで仕入れておいたおにぎり3つで朝食を済ませ、7時にチェックアウト。

尾道水道を行き交うフェリー

尾道市浄土寺山にて

まずはアンニュイな朝の街をゆったり流して、浄土寺下へ。駅前以外は殆ど変っていないようだ。変らないのがいいのか悪いのかはさておき、『転校生』の一夫クンの家となった鵤邸も、浮き桟橋のとこの魚売りも健在でひと安心。

続いては千光寺公園をも見下ろす尾道随一のビュースポット浄土寺山へ。標高178mの浄土寺山頂展望台へは浄土寺右横の登山道を歩くのが王道だが、怠け者と自嘲してはばからないYANOさんは裏ルートを10分ほどXLR125Rで走り、7時45分に到着。尾道水道を渡って吹く風がなんとも心地好い。初めて来てもなぜか懐かしいフェリーや列車の行き交う景色を俯瞰。いつまで見ていても見飽きない景色に30分ほど見とれる。

さて、本日の…というか、今回のツーリングのメインイベントである「しまなみ海道」へ。

まずはお隣の向島(むかいしま)へ。原付では新しく開通した新尾道大橋が通れないので、昔からある尾道大橋を渡る。以前自転車で渡っているだけに新鮮味は無いものの、右側に同じ様な橋が並行している風景というのは他に思い当たるところが無いので貴重かも。渡った後で10円を払って料金所を通過。8時20分。

島に渡ってから気が付いたが、向島町も2005年3月から尾道市に編入されたそうだ。海を隔てているとは言え、元々尾道市とは切っても切れない関係だっただけに、これは自然で納得のいく合併だ。

岩子島海水浴場

岩子島にて

この連休中で一番の話題が、日立造船向島西工場跡地の大和ロケセット(500円也)。戦艦大和の全長263mの艦首から190m部分を実物大で再現した巨大なモノだが、そもそも映画『男たちの大和/YAMATO』も観てないし、現代兵器ならともかく骨董的な兵器にはさほど興味ないので素通り。

いよいよ5月7日で公開を終えるタイミングということもあって「勿体ない」と言われたが、セットの肝心な部分は浄土寺山からも見えたので、見たには違いないという事でf(^^;;。ちなみに連休後半の4日以降は入場に4時間以上かかってるらしい。合掌。

しまなみ海道ではないものの、向島大橋を渡って岩子島へ。『ふたり』のロケ地巡りして以来だが、自転車だった時には体力的に周れなかったリベンジとばかり、およそ30分程で島をぐるりと一周。

向島に戻って、津部田(つぶた)の坂道へ回り道した後、9時半に因島大橋へ。

因島大橋の人道

因島大橋にて

この因島大橋は上段が自動車専用道路、下段が歩行者・自転車道という2層構造になっているユニークな吊橋。橋長1270mは関門橋よりも長く、向島岩子島から見える優美な姿が美しい。原付の通行料は50円。尾道大橋以外では係員の常駐する料金所は無く料金箱に投入する形となる。要するに、お釣りは貰えないので予め計算した上で小銭を用意しておく事が肝要だという事だ。

9時40分に因島に上陸。因島市と生口島の瀬戸田町も2006年1月から尾道市に編入されたという事で、これで広島県尾道市愛媛県今治市との県境を接する事になったみたい。へぇ。

さて取り敢えず「何とかと煙は高い方へ上る」というセオリーに従い、白滝山へ登る。が、大した景色でもなかったので9時48分にそのままターン。ここでも自転車では周れなかったルートを旨に、鏡浦から椋浦を経て因島南岸を遠回り。

11時過ぎに生口橋へ。全長790mの斜張橋で、自動車専用道(対向2車線)の南側に歩行者・自転車道。北側に原付専用道が併設されている。原付は南側の眺望を楽しむ事ができないが、因島大橋と違ってオープンエアの開放感はなんとも気持ち良い。

生口島では南岸を走るR317ではなく、島で一番栄えているでお昼にありつこうと考えて北岸ルートの県道をチョイス。

眩しいばかりの青空の下、そろそろ暑くなってきたな~と思い始めたところでおあつらえ向きのジェラートショップ「ドルチェ」を発見。11時17分。売り出し中のデコポン甘夏をダブルで所望320円。ダレ始めた気持ちに喝を入れる甘夏独特の甘酸っぱさもウマかったが、温州みかんを甘く濃厚にした様なデコポンがメチャウマかった。

ジェラートショップ ドルチェ ダブル320円 シングル260円
10~17時 年中無休 TEL:0845-26-4046 尾道市瀬戸田町大字林20-8 (N/E:34.183547/133.065797)

タコ飯定食

漁師の店 しま一にて

11時35分、鹿田原の**「漁師の店 しま一」**でお昼。

魚貝中心にメニューはそこそこ豊富だが、やっぱり看板の「タコ飯定食」880円を所望。タコのブツ切りを炊き込んだご飯がベタっとしていたのが残念だったが、味はしっかりしててウマかった。刺し身も甘みとコリコリした歯応えでさすが地物。おぼろ昆布の吸い物もなかなか。

空いていたので漁師の大将が店内でたばこを吸いながら将棋を指してたりしてたが、その辺は良くも悪くも気兼ねの無い漁師のアバウトさ。観光地のレストランとして捉えるとクレームが出兼ねないと思うが、この店ならば「店のカラー」と言えるだろう。潮の香りに満たされたランチだった。

漁師の店 しま一 タコ飯定食 880円
11~17時 火曜休 TEL:0845-27-3166 尾道市瀬戸田町鹿田原1-35 (N/E:34.183547/133.065797)

生口島といえば耕三寺平山郁夫美術館シトラスパーク瀬戸田といった観光スポットがあるが、取り敢えず1回は行っているのし、今回は橋がメインなのでパス。

多々羅大橋にて

多々羅大橋にて

12時37分に多々羅大橋へ。この橋も生口橋と同じ斜張橋で、南北に歩行者・原付道が併設されているのも同じだ。全長1480mは斜張橋としては2006年現在世界最長。デカい。

橋を渡って大三島は愛媛県。13時5分に道の駅「多々羅しまなみ公園」着。ここから見上げる多々羅大橋がまた素晴らしい。天気がいいと映えるねぇ。

さて冷たいコーヒーで一息、と思ったがビタミン補給を考えてデコポン6個200円を査収。取り敢えず一個喰ってみたけど、やっぱ濃厚でウマい。残りをデイバックへ放り込み、13時半リスタート。

大三島にも国宝8件、重文75件を有する大山祇神社があるが、ここの宝物殿もやっぱり行ってるし特別展をやってるでもなさそうだったので、パス。

伯方・大島大橋

伯方・大島大橋にて

R317を流して、13時47分に大三島橋へ。この橋はしまなみ海道唯一のアーチ橋で、続く伯方・大島大橋と共に暫定2車線で未使用の半分を歩行・原付道として供用している。もし自動車の交通量が増えて4車線供用されるようになると歩行者・自転車・原付は通れなくなりそうな気がするが、まぁ今の交通量を見ている限りは数十年は要らぬ心配だな。

伯方島は海岸線長53.5kmの小ぢんまりとした島なので、遠回りに島を一周。

14時25分に伯方・大島大橋へ。パッと見は一つの橋にしか見えないが、見近島まで325mほどの桁橋が伯方橋で、奥に見える吊橋が大島大橋らしい。ちなみに見近島は無人島だが、キャンプ場があり橋から島に下りれるそうだ。気付かなかったなぁ。f(^^;; 参考

来島海峡大橋を渡ったとこ

来島海峡大橋にて

入口を見失って無駄足を喰ったものの、15時10分に亀老山展望台へ。頂上の展望台からもちょい下の展望台からも来島海峡大橋が見下ろせる。CMやポスター見覚えのある絶景は観ておかなければならないだろう。特に夕景が美しいだろう事は想像に難くない。

しかし、こう靄ってしまっては夕方まで頑張る甲斐は無さそうなので15時40分リスタート。15時50分に来島海峡大橋に入り、15分ほどで通過して四国に上陸。

尾道からトータルの通行料金は僅か510円。自動二輪だと3,500円以上かかるところなので、いかにリーズナブルかという事だ。ちなみに自転車でも通行料金は同じ510円なので、原付のお得感は高い。

勘任せでまたしても入口を見失ったものの、16時26分に近見山着。ここからは亀老山展望台とは逆方向から見る形になるが、この時間は順光なのでこちらの方が見栄えするはず。と思ったが、靄ってるんであまり変んないかなぁ。

来島海峡大橋を望む

近見山にて

16時51分、R196に復帰。夕方のラッシュと戦いつつ、4月からめでたく無料となった東予有料道路へスイッチし、18時にイオン新居浜ショッピングセンターに到着。

併設の出光セルフで給油128/L円したあと、今治トマト&オニオンがあったので新居浜にもあるかも…と思いレストランを物色。と、予約しているホテルマックスビジョンのすぐ近くにトマト&オニオンを発見。お昼が軽めだったので、300gのとろけるオニオンBigハンバーグを所望。豚汁セットを合わせて1,270円だったが、まぁ値段なりに普通だったかな。

19時にホテルマックスビジョンにチェックイン。3,675円也。値段からかなり部屋は狭いと覚悟してたのだが、普通に広くて設備的にも必要にして充分。客室でのネット接続はできないもののパソコンを設置してあるOAルームがある。シャワーを浴びた後に部屋を出る気にならなかったので使わなかったが、自分のパソコンでネット接続する事もできるみたいだ。

本日の走行距離はちょっと軽めの205km。のんびりとしたXLR125Rの旅だったが、それにしても暑かった。f(^^;;

PHSでネット接続して天気予報をチェックしながら明日の行動を再検討。香川県方面は午前中雨の予報。傘が要らない小雨くらいならば良いが、それなりの雨が降ると止まってメットを脱ぐのも億劫になるのが一番心配なところ。午後から回復といわれても、うどん屋を攻めるのに午前中が使えないと意味が無い。

逆に前線がかからない愛媛県地方は「曇りの晴れ」程度で治まりそうなので、うどんは諦めどこぞの林道で遊んで四国カルストでのんびりする事に。

参照

尾道市 http://www.city.onomichi.hiroshima.jp/

尾道観光協会 http://www.ononavi.jp/

尾道観光ナビ どこでも博物館 http://www.dokohaku.net/

2006年GW Leg 1. 山陽原付旅

8時10分に北九州の実家をスタート。いつものようにR199を東へ流しつつ本州上陸ルートを検討。ちなみに九州~本州を結ぶ交通路は鉄道2本、航路2本、道路3本の計7本存在する。鉄道の2本と関門連絡船を除いてバイクが通れるのは残り4ルート。さらに原付扱いのXLR125Rは高速道路である関門橋もまた通行不可なので、関門国道トンネル人道を押して歩くのも現実的ではないので、選択肢は事実上関門国道トンネル関門海峡フェリーの二つとなる。

旅のオープニングとして関門海峡フェリーのアンニュイな雰囲気は捨て難いのだが、40分毎運航の時間待ちで先を急ぎたい事から久々の本州ツーリングは関門トンネルをチョイスする事に。やはりフェリーは帰途で旅の余韻を楽しみむのが良いと思う。

錦帯橋

山口県岩国市錦帯橋にて

関門国道トンネル20円を抜けて8時39分に本州上陸。R2をキビキビ走って9時50分に小郡市街地のローソンで休憩。ちなみに小郡町は2003年10月の市町村合併で山口市小郡となっており、JRの小郡駅新山口駅と改称されているのでお間違え無き様。

さて、XLR125Rは自動車専用道である小郡バイパスに入る事が許されなかった事から、ルート確認の意味からもこうして休憩する事になったのだが、これはある意味運のツキでSLやまぐち号の警笛を聴く事ができた。快速CBだったら日帰りのSL撮影ツーリングも十分可能という事がわかったのは、行きがけの駄賃だ。

10時15分に再びR2に復帰。白バイや怪しげに隠れる警察諸氏を横目に、60km/h前後をキープして快調に東へ。大型トレーラーの後塵を拝する形になり眠気を催してきた事もあり、正午に岩国は錦帯橋でお昼とする事に。当然ながら桜は見る影もないが、桜枚散る景色を想像しながらおいなりさんを頬張る。

ゴキゲンなシーサイド

広島県呉市、R31にて

12時40分リスタート。英気を養った後はまた気を取り直して再びR2を東へ。宮島口を先頭にした数kmの渋滞はいつもの事だが、XLR125Rの機動力を活かしてスルスル前へ。廿日市バイパスは**歩道もあって原付OKだ!!**と喜び勇んでスイッチしたものの、ものの数kmで自動車専用道に変わってしまい悲しいかなまたXLR125Rははじき出される。

旧R2に入ったところで給油(125/L円@セルフ)。アップダウンの少なかった今日はなんとリザーブまで240kmも走り、ここまでの燃費計算でも42.7km/Lという好成績だ。あっぱれ>XLR125R

14時過ぎには広島市中心部の混雑もすんなり抜けたので、足を延ばしてシーサイドを行くのが良かろうと色気を出してR31で方面へ。しかし、呉ポートピアなどで断続的に混んでたのは誤算であった。

中心部に至った時には15時を過ぎていた事もあり、話題の大和ミュージアムは残りの距離を考えて予定通りパスする事に。

野呂山からの展望

広島県呉市野呂山にて

呉市街地を抜け、R185にスイッチした後は順調に流れ、時間的にも少し余裕があるかな?と思い始めた頃さざなみスカイラインの案内板に魅かれて迷わず寄り道。以前は有料だったと思われる二車線のツイスティな道路は舗装状況もしっかりしていてなかなか快適。10kmという距離から往復30分を見込んで走ってみたのだが、ファームロードといい勝負の結構な勾配は非力なXLR125Rにはかなり厳しい。

山陰に入って陽が当たらないとえらい寒いと思ったら、上の方に至ってはまだ桜の花すら沢山残っていた。なんせピークの野呂山は標高839mを誇る立派な山。さざなみスカイライン終点近くの展望台でも海抜780mと、お馴染みくじゅう高原と同じくらいだったりするのだから寒いはずだ。

R185からノンストップでも17分を費やし、15時45分展望台着。残念ながら霞んでいて下界の風景はパッとしないが、800m近い高さから眼下に海が拡がる景色ってなかなか観られない絶景だ。ところどころで写真を撮ったりしつつ下り、16時17分R185に復帰。やべ~、時間使い過ぎた。

タコ焼きラーメン

尾道市、東珍康にて

その後はR185を一気に竹原を通過。17時35分に三原でR2に復帰し、尾道までの時間的な目処が立ったところでひと安心。

大人しく流して18時に尾道着。2003年1月の18切符旅で途中下車して以来の尾道だが、がらりと変わった駅前の雰囲気に改めてビックリ。まだ違和感は拭えないなぁ。

まだ夕方の雰囲気が残っているうちに少し写真でも撮っておこうか、と福本渡船へ。夕焼けが期待できそうなら浄土寺山へ足を延ばすところだが、またまた黄砂が出ているのかパッとしない雰囲気なので、欲張らない事に。

ということで、腹が減っては何とやら。いや、もうホテルへ転がり込むだけですけど何か(笑)。特に思い入れがあるわけではないが何はともあれ尾道ラーメンかな、と新尾道駅近くの東珍康までひとっ走りして、18時15分着。3回目くらいの訪問だと思うが、この時間でもカウンターとテーブル席は7割方埋って、イイ感じに賑わっている。テレビや雑誌にも登場する有名店になっているらしい。

タコ焼きラーメン

尾道市、東珍康にて

ラーメン類だけでも20種類以上あるメニューからチョイスしたのは「タコ焼きラーメン」650円。キワモノの怪しさ漂うメニューだが、途中の三原「タコのまち三原」という看板を見かけてからタコ焼きが食べたかったいうよんどころの無い事情があっての事だ。決して「ネタになる」と踏んだからではない。

麺は中太のストレート麺。湧き水で作られたスープは醤油ベースで、魚臭くもなくコクがあってウマい。表面にはたっぷり油が浮いてて見た目コッテリしてそうだが、口に入れると驚くほどあっさり。カリッと焼かれたタコ焼きは別皿で出されるので明石焼き風に個々に浸して食べるのが本式っぽいが、写真を撮る手前もあって一気に投入。これはこれでスープをたっぷり吸ってうまかった。

尾道ラーメン 東珍康(トンチンカン) タコ焼きラーメン 650円
11~24時 木曜定休 TEL:0848-23-4537 広島県尾道市栗原町6023-5

帰り道に給油(136/L円@スタッフ)を済ませた後、18時51分にホテルアルファーワン尾道にチェックイン。シングル5,400円の価格は変らないものの、楽天トラベルで予約したので1%の楽天ポイントを獲得。

北九州から尾道まで原付で375kmの大移動は、さすがに疲れたび~。

参照

尾道市 http://www.city.onomichi.hiroshima.jp/

東珍康 http://soundvision-tokyo.com/tonchinkan/

アルファーワン http://www.alpha-1.co.jp/

楽天トラベル http://travel.rakuten.co.jp/

パティローマへの旅 - epilogue

今日の離島桟橋

13:09 沖縄県石垣市にて

7時半頃起床。窓の外は久しぶりにイイ感じの青空が広がっている。

絶好のシュノーケリング日和に「黒島行きて~!」と思ったものの、悲しいかな最終日。昼過ぎには空港へ向かわなくてはならない運命が恨めしい。

**「せめて竹富島へ!」とアグレッシブな自分が囁くものの、「時間に追われて遊んでもちっとも楽しくないさ~。南の島で時計を気にするなんて愚の骨頂さぁ。」**ともう一人の自分が諭す。かといってバイクを借りて明石とか行くのも微妙なところだし…

と思ってたら幸か不幸か、目の前には読みかけのコミックス『20世紀少年』がまだ8冊ほど残っていたので、バカンスの最終日はコンサバティブにコミック三昧と洒落る。

フェリーで那覇に向かうしょげさんの見送りも宿で済ます体たらくに徹し、何とか昼前に全巻を読み終えpukapukaをチェックアウト。

ダブルチーズバーガーコンボ

12:48 A&Wにて

最後のランチは沖縄ローカルのバーガーチェーンに敬意を表して、730交差点A&Wでダブルチーズバーガーコンボ700円をチョイス。ドリンクはもちろんルートビア~!。

名前とは裏腹にお馴染みのビールとは似ても似つかぬノンアルコールドリンクは、沖縄のA&Wでしか飲めない逸品で、思わず「まず~い、もう1杯♪」とお代りしてしまう危険性を秘めている。ま、騙されたと思って話のタネにおひとつ。(笑)

今日もやっぱり離島桟橋へ冷やかしたあと、13時20分のバスで石垣空港へ。何事もなく楽しかった想い出を胸に離陸。

ANA 560便 石垣(14:20)→福岡(16:10) 12,350円@バースデー割引

まだ飛んでないんじゃ無いか?と思うほど穏やかなフライトののち福岡に到着、夢のような6日間のバカンスはあまりにあっさりと終焉を迎えた。

さぁ、次はいつ行こかな?

参照

AOXOMOXOA http://rinn.e-site.jp/rnote/

小筆栄二さんのホームページ http://www.asahi-net.or.jp/~ds2e-kfd/

Mapion http://www.mapion.co.jp/

石垣島-ゲストハウスpukapuka http://pukapuka.nobody.jp/

安栄観光 http://aneikankou.co.jp/

パティローマへの旅 - Leg 5

雨上がりの朝

8:26 けだもと荘にて

今日こそは波照間最終日。昨日と同じように7時に起きた。起される前に自分で起きた。降ったり止んだししていた空も随分明るくなって期待できそうな感じ。

朝食を済ませた後、荷物を纏めてテラスへ。

9時15分、再びお世話になったけだもと荘のおばちゃんに別れを告げてクルマへ。港までの15分程で波照間の集落を見納め。またすぐ戻ってきちゃうなんて、無いよね。とはみんな口が裂けても言えない雰囲気だ。

浮き桟橋には早くも人だかりが出来ていた。昨日足止めを喰らった人と、元々今日帰る予定の人が重なってるんで当然だ。さっさと行列に並ぶ。三角波で上下に激しく揺られるので船室前方は避けたいところだが、位置的には結構厳しい感じ。

一番心配だった風は「もしかして昨日より強くない?」と思うほど強かったが、期待に応えて「あんえい3号」は無事入港。防波堤の間から船影が見た時には自然と拍手が湧き上がった。あっぱれ、安栄観光。

前方よりは例え屋外でも後方の方がマシなので、船室には入らず後方の席を確保してひと安心。「あんえい3号」は超満員の乗客と荷物を積み込み、定刻より遅い10時頃出航。

航路の前半、黒島付近までが波の荒い外洋セクション。港を出て席から浮き上がるような揺れに襲われたかと思ったら、ジェットコースター並の揺れが切れ目無く40分ほど続き、カメラを構えるような余裕は全く無し。

グロッキー気味ながらも、何とか見苦しい醜態を晒す事も無く11時過ぎに石垣港に到着。ふ~。

取り敢えず桟橋のベンチに座り込んで10分ほど休憩。竹富島でも行こうかと思っていたのだが、時折パラパラっとくる不安定な空模様にすっかりやる気右肩下がり。

食欲も無いので、とっととゲストハウスpukapukaへチェックイン。ベッドで30分程横になり、体調も復活したところで散策。

また何となく離島桟橋へ足が向かってしまったのだが、さっき別れたしょげさんとバッタリ再会。明朝のフェリーまでどう過すかで悩んでいたので、どうせスッキリしない天気で強行して島へ行くより石垣でゆっくりした方がいいんじゃない?と惑わせて(笑)、ゲストハウスpukapukaへ勧誘。

夕方までマンガを読んで過ごした後、晩メシは一緒にあさひ食堂へ。欲を言えばちゃんぽん系が欲しかったところだが、焼きソバ500円をチョイス。味自体はソースで味付けした普通の焼きそばだが、平打ちの八重山そばを使ってるのでちょっと意外な食感に、異国情緒と言うか八重山の雰囲気を感じる。チャンプルー系に飽きたらぜひ食べてみて欲しいところだ。それにしてもこのボリュームに中身汁まで付いてワンコインというのは、あっぱれと言う他ない。

帰りにあやぱにモールの公設市場に寄道し、デザートがてらジーマミー豆腐200円を2つ査収。早速宿に帰って口にしたところ、しょげさんが「ん?これってモチモチしてない…」と呟いた。

ひと口貰うと確かにパサパサしたカルカンのような?食感で、味も落花生の香ばしさが無い。はっきり言ってマズイ味だ。賞味期限のシールが張られていないビニール袋はくたびれている雰囲気で、どうやらちょっと古い感じ。今さら公設市場のおばぁに文句言いに行ってもしょうがないので、仲良くアタリとハズレを一つずつ分け合って痛み分けとする事に。

参照

美ら島物語 http://www.churashima.net/

石垣島-ゲストハウスpukapuka http://pukapuka.nobody.jp/

安栄観光 http://aneikankou.co.jp/

パティローマへの旅 - Leg 4

雨の朝

8:05 けだもと荘にて

今日は波照間最終日。昨日と同じように7時に起きた。いや、やっぱり起された。雨のおかげで比較的涼しかったおかげで、爆睡してたようだ。

あれ程強かった風も治まった模様。よしよし。

朝食を済ませた後、荷物を纏めて宿の外へ。雨は上がっているものの、見上げる空はあくまでもどんよりどんより。魅惑の輝きを失っているであろうニシ浜は観に行かない方が良さそうなので、テラスでまったり。

9時15分、お世話になったけだもと荘のおばちゃんに別れを告げて港へ。

港へ着くと早速船客ターミナルへ走る。何はともあれ波照間に来たからには『波照間黒糖』を買って帰らねばならない使命があるのだ。ちなみに1個300円、5個なら1,000円。5個では微妙に足りないが、8個買うなら10個も大差無いやん!、と勢いで10個を査収。

後は時間まで待合室のベンチに腰かけて、同じ便で島抜けする女性と**「天気悪くなっちゃったけど、後ろ髪惹かれる思いをしなくていいかもね♪」とか呑気に話していたところ、浮き桟橋に並んでいる人影**に気が付いた。

「あ、早いとこ並んで揺れない後方座席を確保した方がいいよ」と言いつつターミナルを飛び出すと、人影の様子がおかしい。わらわらと岸壁に戻り始めた彼らから、何やら耳を疑う言葉が聞こえてきた。

「欠航だってさ….」 (@_@)

係員に確認したところ、波照間港入口の防波堤のところまで高速艇が来たものの三角波に阻まれて入港できず、石垣港に引き返したそうだ。

南共同売店

11:15 波照間島南集落にて

ここまで来て欠航と言われても困るのだが、どうあがいたところで船が来ない事にはどうしようもない。

必然的に1便で来るはずだったお客さんも来れないので、ひとまずけだもと荘に戻る事に。でも一番ツイてなかったのはわざわざ歩いて見送りに来てくれたしょげさんだったかも。いや、最悪だったのは1便で往復2時間も荒波にシェイクされただけに終わった船客だったろう。合掌。m(__)m

お昼の便も無理して出さないようなので、望みは夕方の便しかない。その便も14時くらいにならないと出るかどうかわからないという事なので、良くも悪くもそれまではフリータイムだ。

と言っても、いつ降り出しても不思議では無い…というか、思い出したようにパラパラっと降ってくる怪しげな空模様。この状況で最南端高那崎ニシ浜でもないしな~と思い、退屈しのぎに近所を散策する程度に留めて、テラスに陣取り「明日はどこに行こうかと」作戦タイム。

ニシ浜

12:56 ニシ浜を望む

お昼になったところでTVで天気予報をチェック。前線が通過したので基本的には回復方向だが、波は今日いっぱい高そうだ。でも朝は港まで来れたという事は夕方少しでも収まれば大丈夫じゃないか?

…という淡い期待は見事に打ち砕かれた。

おばちゃんが安栄観光に電話してみたところ「夕方便も欠航」で決ったそうだ….。がび~ん。

という事で島は缶詰状態。満室と言われていた宿にもお客さんが来れないわけだからして、必然的にそのままのメンバーで延泊決定。嬉し悲しい気分で元の部屋に荷物を入れ、外へ。

自転車を借りて島を周っていた女性たちとすれ違う度に「悲しいお知らせ」をしつつ、何となくニシ浜へ。しかし、この空模様でも思いの外エメラルドグリーンを保っていたのには驚かざるを得なかった。これはこれで晴れの日とは違う感動的な風景である。取り敢えず海岸まで降りてみたものの、冬の日本海のような淋しい雰囲気が席巻。しかも砂まみれの風が強く吹き付けていてあいたたた状態。人っ子独り居ないのも無理はない。

早々に退却して程なく宿に戻り、またまたテラスに根っこを生やして旅談議。

最南端の宴

22:45 けだもと荘にて

一見、貴重な時間を無駄に過ごしているような気もするが、こうして普段とは違った時間・空間に身を置く事もまた意義深い事であり、相対性理論でいうところの**“双子のパラドックス”、おとぎ話でいうところの“龍宮城”**にも繋がる非日常性を感じる事ができる。

何よりそうした新しい刺激や感覚を受け入れる事で、また新しい何かを自分の中に芽生えさせ、幅を拡げられるのではないかという気がする。

ま、他人に言わせれば「気のせい」か「単なる思い込み」かもしれないが、それはそれで自分が納得すれば良いのだ。

食事の後、おばちゃんが旧知の三線奏者である後富底周二さんを呼んでくれて宴会開催。もはや誕生日なんて嬉しくもなかったのだが、縁あって旅先で出逢った皆さんに祝って貰えた事は素直に嬉しく、また何ものにも代え難い想い出となった。こういうアクシデントも含めて何か因果なものがあったのかな~と思う。

そういう意味から個人的には欠航、良かったかも。(笑)

参照

美ら島物語 http://www.churashima.net/

Mapion http://www.mapion.co.jp/

パティローマへの旅 - Leg 3

静けさ漂う朝のニシ浜

8:39 ニシ浜にて

7時に起きた。正確に言うと、起された。炎天下で丸一日遊び、陽にも焼けたおかげで爆睡してたようだ。

朝食を済ませた後、また自転車を借りて外出。集落をブラブラしながら何となくニシ浜へ。朝の静かなニシ浜を独り占め…と思いきや、一人佇む先客が。

見覚えのある雰囲気に、ん?と思ったら**「けだもと荘」に泊ってる彼女じゃん。今朝の飛行機で島抜けなので、わざわざ1時間だけ自転車を借りて見納めに来たそうだ。やっぱり魅惑のニシ浜**に魅せられてしまったらしい。

ニシ浜をバックに写真を撮ってあげた後、後ろ髪を引かれる思いで彼女を見送る。それにしても初めて来て2日間とも最高のお天気に恵まれるとは運のいい女性だ。

刻一刻と陽が高くなると共に気温は30℃を軽く越える勢い。浜辺の風は心地好いものの、いざ日向へ出ると10月末とはとても思えないほど暑い、暑い。

9時20分頃にはへ移動。売店で「さんぴん茶」の500ml PETボトルを買って喉を潤す。1/4ほど飲んだあといつものヒップバッグへ。この暑さでは30分もしたらすっかり人肌になってしまうが止むを得ない。前回はステンボトルに移していたのだが、今回は忘れてしまったよ….。反省。

上昇するBN2アイランダー

10:23 波照間空港にて

9時40分の高速艇で島抜けする埼玉の御夫妻を見送った後、波照間空港へ向かう。港からから空港までは4.4kmの距離、島をおよそ1/3周する勢いだ。

お世辞にも軽快とは言い難いけだもと5号に鞭を入れ、早くも炎天下の様相を観せる一周道路をアームストロングよろしく疾走…というスピードにはほど遠い速度で頑張る。だって、あち~だよ。無茶したら脱水症状で死んじまうだよ。

空港まであと1kmほど…というところで機影が観え始めた。「やべぇ、間に合わないか!?」と思いつつペダルを加速するが、努力をあざ笑うかのようにアイランダーはそのまま北からアプローチに入って程なくランディング。またしても着陸シーンを撮り逃してしまう結果に終わったが凹んでいる暇は無い。「今日の大義はお見送りだ」と、気を取り直して急ぐ。

10時に空港着。なぜか今日は空港売店が閉まっていてフレッシュジュースを飲み損なったのは残念だが、搭乗検査の前に着けたのはラッキーだった。待合室で佇む彼女と無事惜別の言葉を交わした後、炎天下の滑走路端へ移動。

10時20分過ぎ、蒼い空に吸い込まれるように飛び立ったBN2アイランダーに手を振る。果たして彼女の目には届いただろうか?

ニシ浜

11:16 ニシ浜にて

別れの寂しさと出逢いの喜びは表裏一体。今日もまたどこからか旅人がやってくる。

天気予報ではお天気は下り坂の気配で午後から曇りの予報。島中心部の集落を抜けて、何はさて置き11時に再びニシ浜へ。

高速艇でやって来た人達で、また賑わいを取り戻していた。賑わっているといっても、ファインダーをどこへ向けても誰かが入るという程度。福岡都市圏のそれと比較してもガラガラどころでは無い空き具合。それゆえ、ここで海の家をやったところで商売は成り立たない。

ぼけら~、っと時間を浪費していたらいつの間にやらお昼。もうシマ時間に馴れてしまったか!?ヤバイ。

お昼は昨夜のジューシーの残りでおにぎりを作ってもらっていたのだが、気が付いたらお茶を飲み干していたので再び港へ移動し、船客待合室でニュースを観ながらランチを済ませる。

防波堤から観る海

12:33 波照間港にて

さぁて、午後はどうしようか?と思案するものの、取り敢えずまだ曇る気配は無さそう。陽が高い昼前後がもっとも海の色がキレイに観える時間なだけに、やはり海へ行っとかないととニシ浜寄りの防波堤へ。

下地島空港端の海の色にも良く似たこれこそエメラルドグリーンという深みのある色は、観る者を吸い込んでしまうような一種の魔力にも似たものを感じる。

何も考えずにうすらボケ~っと観ていたい気持ちはあったものの、強烈な陽射しに刺されるような痛みを訴え始めた腕と足がそれを許さず、20分ほどで撤収。

そしてまたまたニシ浜へ戻って東屋で物憂げに佇み、土曜の昼下りをのんびり過すのであった。

その後も雲は現れるものの特に天気を崩すようなものでは無く、まだまだ空は夏の気配全開。

そろそろ自転車で走り回るのにも疲れてきた、と言うより何となく暑さに負けて夏バテの気配すらある。11月になろうかというのに夏バテの身体で帰ろうものなら非難轟々。御近所様から3代は恨まれようというものだ。というわけで、ニシ浜に別れを告げる。

灯台とサトウキビ畑

15:56 波照間島にて

島で唯一のお土産屋さん**「モンパの木」の隣にできたガーデンパーラー「みんぴか」**へ。壁の最上段に燦然と輝くカキ氷メニューが季節のなんたるかを物語るようだ。中でも「黒みつスペシャル」がオススメだという事はネットでリサーチ済みだったのだが、いかんせんカキ氷は後を引きそうな気がして激しく躊躇。

結局シークワーサージュース400円をチョイス。柑橘系のサッパリとした味が、どことなく気だるい身体にしみわたる。ある意味癒し効果があるようだ。

みんぴか シークワーサージュース400円

気温は相変わらず30℃を越えて容赦無いが、心無しか風が涼しくなってきた気がするのは、やはり天気が下り坂なのか。

宿へ戻って汗を流した後、観光から戻ってきた人と挨拶を交わしつつ、夕食の時間までテラス?でゆんたく。それなりに宿泊者はいたのだが、意外に印象が薄かったのはちょっと残念。

星空観測センターへ行ったメンバーが戻るのを待っていたかのように雨が降り出した。結構雨脚も強いが、それ以上に風がスゴい。明日の朝には前線が抜けて収まるハズなので、日本最南端の雨もまた乙なものだ。そう思う事にしておこう。

参照

美ら島物語 http://www.churashima.net/

Mapion http://www.mapion.co.jp/

パティローマへの旅 - Leg 2

快速モードで竹富島付近航行中

8:46 竹富島付近かな?

今朝は7時起き。窓の外に拡がるビックリするような青空に否応なく興奮が高まるものの、あくまでもクールに平静を装って身仕度を整えてチェックアウト。

730交差点のコンビニ**「シーサー」で朝食を仕入れて離島桟橋**へ。安栄観光の窓口で波照間行きの乗船券をGet。

出航までまだ20分以上ある事を確認し、買ってきたパンと八重山ローカルの乳酸菌飲料ゲンキクールを桟橋のベンチで片付ける。そもそもは船で食べようと思っていたのだが、ゴミをわざわざ島へ持ち込むのが愚かな行いである事に気付いたわけだ。500mlを一気に飲み干すのはちょっとしんどかったが。

出航15分前。涼しかった気温もどんどん上がり始めてきたのでそそくさと冷房の効いた船内へ入り、前から3列目右側のシートに身を埋め、海の青さと空の青さを見比べる。

朝の便は日帰り観光客も多くて比較的混むのだが、波照間海運の「ニューはてるま」がエンジントラブルにより欠航している事も手伝って、通常より大型の「第3あんえい丸」も満席で出航した。

今日は風も無く海況は退屈な程穏やか。黒島付近までの記憶はあるものの、気が付いたら波照間港内。あまりに凪で揺れなかったのでいつしか夢の中へ沈没、爆睡したままだったという事だ。

安栄観光 石垣(8:30)→波照間(9:30) 往復5,700円@復路10%OFF

定刻通りの9時半に入港。古くはパティローマと呼ばれた最南端の島、波照間島へ上陸は2年半ぶりだ。高速艇用の浮き桟橋が出来たという違いはすぐにわかったが、それ以外に違いは見当たらない。真夏かと思われる陽射しは石垣のそれよりもワンランク強烈で、一晩とは言え石垣で体を慣らした形になったのは良かったかもしれない。帽子も必携。

港の外気温は34℃。起伏は少ないとは言え、港から島の集落まで緩やかな上り坂を20分歩くのはちょっと大変だが案ずる事は無い。宿を予約していればクルマで迎えに来てくれている。

小ぢんまりとした待合室

9:56 波照間空港にて

早く港の隣に拡がるニシ浜へ行きたかったのだが、その後歩いて宿まで辿り着ける自信は無いので、**「けだもと荘」**のクルマに乗って取り敢えず宿へ。

宿帳を書いた後、空路で到着するお客さんを空港まで迎えに行くと言うのでドライブがてら付いて行く事に。波照間空港も言うまでもなく日本最南端の空港だ。

ま、日本最南端がどうのこうのと言うより、朝10時前後に一度離発着があるだけで、実は渡り鳥用ではないかと揶揄されるちっぽけな空港もまた見どころ。申し訳程度の売店も含めて待合室はバス乗場のような雰囲気だが、これでも1日1時間だけのピークだったりする。

波照間石垣のメインアプローチはやはり高速艇だが、空路の利用価値は意外と高い。

就航しているのが9人乗りのBN2アイランダーだけに気象条件によっては欠航する可能性も高いのだが、条件さえ良ければ飛行高度が低いぶん眼下にエメラルドグリーンの海が拡がる素晴らしい景色を手に取るように観られるメリットは大きい。

天気さえ良ければ飛行機をオススメしたい。そういう本人がまだ乗った事無いんだけど。f(^^;;

日本最南端の海

11:17 高那崎にて

ご夫婦とひとり旅の女性1人をお迎えして、今夜の宿泊予定者4名が勢揃い。

再び宿に戻った後、着替えてママチャリをレンタル。女性が波照間デビューという事なので取り敢えず最南端の高那崎まで案内する事に。ホントは今回最南端行かなくてもいいかなぁ…と思っていたのだが、エスコートという大義名分があれば行かないわけにはいかんしね(笑)

というわけで、ペダルをキコキコ鳴らせながらのんびりポタリング。おしゃべりしながらなのでそれほど気にはならなかったが、自前の軽量MTBを持ってきた前回と打って変わって上りは結構しんどかった。やっぱギヤは欲しいかな。

10時45分、高那崎着。記念碑のまわりにツアー客がたむろしていたので、突端まで岩場を歩いて断崖へ。陽射しは肌を刺すように強烈だが、それでも10月末なので内地の夏を思わせる程度に弱まっている。

断崖絶壁の下に拡がる海は吸い込まれそうな程透明で蒼く美しい。今日は東シナ海から吹く風も優しく、絶妙に気持ちいい。まったりした雰囲気を醸し出す先客の女性を交えて3人で、とりとめのない話を繰り広げる。

やはりこの島に来ると時間の感覚が違ってくる。気が付けばもう11時半を過ぎ、かれこれ1時間になろうとしていた。陽射しがいよいよキツくなった事もあり、ようやく重い腰を上げた。

青空食堂

青空食堂にて

さぁニシ浜へ行くべ!と思ったが、腹が減っては何とやら!で青空食堂へ行く事に。ここは前回来た時には無かった新しいお店なのでエスコートと言う割に不案内だったが、一周道路をニシ浜方面へ周っていると畑の中になんとなく普通っぽくない民家が現れる。

裏庭がガーデンテラスっぽく整備されて席を設けてある食堂はパッと観の外観は民家。壁に書いてある「青空食堂」の文字以外に目印になるようなものは何も無いが、狭い島社会なのでそこらへんにいるおじぃおばぁに訊けば大丈夫だ。なんくるないさぁ。

彼女が**「タコライス」を、YANOは「しょうが焼き定食」をオーダー。どちらも600円**だが、離島の観光客をターゲットにした食堂にしてあのボリュームはなかなか良心的。

元々は惣菜屋さんなので弁当を買ってニシ浜で食べるのもありだ。

青空食堂 しょうが焼き定食600円
TEL:0980-85-8133 竹富町波照間1142 土曜定休

ツノダシ@ニシ浜

13:30 ニシ浜にて

で、お待ちかねニシ浜へ。

どんなに高価な絵の具でも表現できないような色で観る者を魅了する海が待っていた。2年半前と同じ、いやそれ以上かも。いい意味で変ってない事に安心した。

気温は34℃と相変わらず容赦無いが、海へ入るには持ってこいのシチュエーション。水中ハウジングキットを装着したC-300をわざわざ持ってきた甲斐があるというものだ。木陰で着替えた後、シュノーケリングセットを身に付けて海へ。泳いだ…というより、水遊びしたと言うのが適当。

C-300で久々の水中撮影にトライ。水中は意外と明るい反面コントラストが低く、ハウジングと水中眼鏡を通すと液晶モニターではなかなか見え辛かった。ウェイトを身に付けてない事もありカメラを構える体そのものが波に揺らされて安定しなかったが、取り敢えず50カットを撮影。

この後、黒島竹富島でも潜る事を想定してスマートメディアの半分を残しておいたのだが、結局行かなかったのでその機会は無かった。ま、少し使ったらバッテリー警告が出た状況だったので、行ったところで殆ど撮れなかっただろうが。

1時間程で上がってシャワーを浴びた後、東屋に佇んで昼下りのアンニュイな雰囲気でまったり。多くの人が汗水流して働いているこの瞬間に、ひたすら「ぼけら~っ」と海を眺める贅沢を堪能する。

夕陽

18:00 波照間島にて

南西に新しくできた展望台へ移動して東シナ海に沈む夕陽を鑑賞。残念ながら最後は水平線上の雲に隠れてしまったが、結構イイ感じのサンセットだった。

さぁ行きは良い良い、帰りは暗い。狭い道路の一寸先はさとうきび畑。集落以外は街灯なんて皆無なので、基本的にレンタサイクルの夜間走行はご法度。刻一刻と迫りくる宵闇と競争するように走り18時20分に宿へ帰着。

夕食は広間で。地のモノを中心とした素朴な料理だが、評判通り味はなかなかのものだ。某宿のように殺人的な量では無いものの、ボリュームも結構多くて女性にとってはなかなか手強いと思われる。

当然ながらシチュエーションの妙も相まって、やはり福岡の沖縄料理屋で食べるよりウマいと断言できよう。おばちゃんのトークも軽快で、いい調味料だ。

昼間はそこそこあった雲も、夜になってスッキリ晴れてきた。いつしか天の川まで観えるほどだ。というわけで星空観測センターへ。初めてだったが望遠鏡より屋上に寝転がって観てるのが気持ち良かったな~。

宿に帰ってシャワーを浴びた後は、埼玉からのご夫婦とテラスでゆんたく。これもまた愉しからずや。

けだもと荘 1泊2食5,000円,自転車1,000/日円
TEL:09808-5-8249 竹富町波照間3114

参照

美ら島物語 http://www.churashima.net/

Mapion http://www.mapion.co.jp/

安栄観光 http://aneikankou.co.jp/

波照間海運web http://hateruma-kaiun.web.infoseek.co.jp/

パティローマへの旅 - Leg 1

B737-500@石垣空港

13:44 沖縄県石垣市にて

そもそもはバースデー割引でラリージャパン観戦に行こうかと思いきや、利用可能な期間は誕生日前後の15日間という事から断念。ん~、JASのバースデー割引では前後1ヶ月ずつだった記憶があるのだが、致し方なし。

というわけで、素直にお得度数から考えると札幌石垣になるわけだが、紅葉も終わり平地でも雪が降り始めた北の大地よりも、夏の余韻を残しつつ台風シーズンも終りを告げようとしている八重山諸島に軍配。

取り敢えず予約はしたものの出遅れた事もあって帰りの便は6日後しか獲れない状況。予約期限間近の9月末は仕事が切れ目だった事もあって躊躇していたのだが、クライアントに提示した10月以降のスケジュールが了承されたので、めでたく5泊6日のバースデー休暇が決定。

仕事も予定通りこなして無事に出発日を迎え、エアーネクストが運航するANA559便で石垣へ。

ANA 559便 福岡(11:40)→石垣(13:40) 12,350円@バースデー割引

そういえばJASではフライトアテンダントがやってきて「お誕生日おめでとうございます」という言葉と共に手書きのメッセージ入り絵葉書をプレゼントしてくれたのだが、ANAではそういうサービスは無かったなぁ。

そういうのも含めて機内サービスではJASが一番良くしてもらった印象があるが、JALとなった今はどうだろうか?

空港の外気温は32℃。真夏のそれほどではないものの、少し湿気を含んだ風と照りつける陽射しでクラクラくる感じ。福岡では9月中旬くらいの雰囲気だろうか。いきなり長袖シャツが邪魔者になる。

三枚肉そば

14:06 丸八そばにて

市街地まで200円のバスで行こうかと思っていたのだが、写真撮ったりメールしてたりしたら寸前で乗り遅れてしまったので、タクシーで丸八そばへ。630円也。20分待ってまた歩いて戻るくらいなら、タクシー代の差額も決して高くない。

14時着。いつも石垣に降りて最初に口にするのがここ丸八そばの三枚肉そば600円

コシの強い自家製麺と鰹ダシの澄んだスープが良くマッチしている。軽く噛んだだけでホロリと崩れるほど柔らかく煮込まれた三枚肉もまた相変わらずウマい。

石垣に来たら、何を置いても食べなくては!と言える逸品だ。

丸八そば 三枚肉そば600円
TEL:09808-2-2337 石垣市登野城402-2 第1/3/5日曜定休

お腹いっぱいになったところで市街地散策。陽射しを避けるようにアーケードの付いたあやぱにモールへ。1年半以上のブランクを感じさせないほど変わらない街並みはいいのか悪いのか?ちょっと微妙だ。

今日の離島桟橋

17:02 沖縄県石垣市にて

取り敢えずブルーシールの紅イモソフト300円を買って離島桟橋へ向かうものの、あまりの暑さにあやぱにモールを抜ける頃には早くも溶け始めてポタポタと…。

結局離島桟橋に到着する前に紅イモソフトは胃の中へ消えてしまったので、代わりにさんぴん茶を片手にせわしく行き交う高速船と旅人を眺めてまったりする。

本来ならばこのまま島に渡っておきたかったところだが、宿が取れなかった為に明朝一番の船で波照間島へ向かう事にしている。またここ1~2年でドミトリー形式の安宿が急増しているので、取り敢えず一度泊っておきたいというのもある。

つうわけで今夜は730交差点近くの石垣島ゲストハウスpukapukaへ。素泊り1泊1,800円1,500円2,000円という相場からすると平均的なところだ。シャワーやキッチン関係、TVなど基本的な共有設備は完備。エアコンも全体で効くので今日のような暑さでも室内は快適。ベッドも新しくて清潔なのが嬉しい。共有スペースにはコミックスもあるし、インターネット接続したパソコンを自由に使わせてくれるのはかなりポイント高い。

ネガティブな要素はキャパが少ないのがちょっと不安かなぁ。あと男女の仕切りが薄手のカーテン1枚なので神経質な女性にはちょっと向かないかもしれない。しかし離島桟橋から徒歩1分という場所も含めて使い勝手はかなり高く、オススメしたい宿の一つだ。

石垣島ゲストハウスpukapuka 素泊1,800円
TEL:090-8355-2916 石垣市大川250-3-2F
海岸通りに面したヨギビルの2F。1Fの泡盛屋が目印。

竹富島に沈む夕陽

18:00 石垣港にて

身軽になって再び港方面を散策。730交差点に並ぶ土産物屋の2Fにもドミトリー**「ターミナル」**ができていたし、この2年近くで10軒以上のドミトリーが乱立している印象だ。すげー多いけど、大丈夫ですか?

バスターミナルの裏には24時間営業のまんが@カフェ「ゲラゲラ」石垣店も出来ていた。400/H円でフリードリンクと言うのは雨の日の暇つぶしには持ってこいだ。

また空きホテルを利用したすどまり館という安宿もできていた。数人で一部屋を占有する形だが、他人に邪魔されずに寝たい時にはシングル3,300円もありだろう。

旅人同士の触れ合いとか情報交換には向いていないので、そういう人はドミトリーやユースの方がオススメだ。

石垣港フェリーターミナルまで行くものの風景的にはいまいちパッとせず、日が傾くまでまったり。18時を過ぎて夕焼けの写真を撮った後、帰投。

夕食はなかよし食堂でゴーヤチャンプルー定食600円を賞味。すでに旬は終りだが、いきなりの暑さに早くもバテ気味な身体に苦味が効く…ような気がする。

なかよし食堂 ゴーヤチャンプルー定食600円
TEL:09808-2-3887 石垣市新栄町26-21 水曜定休

参照

美ら島物語 http://www.churashima.net/

Mapion http://www.mapion.co.jp/

石垣島-ゲストハウスpukapuka http://pukapuka.nobody.jp/

すどまり館 http://www.welcome-de.com/

安栄観光 http://aneikankou.co.jp/

波照間海運web http://hateruma-kaiun.web.infoseek.co.jp/